— Column —
広告運用

GA4のキーイベント設定|問い合わせを正しく数えるための手順

GA4のキーイベント設定|問い合わせを正しく数えるための手順

GA4のキーイベントは、サイトで「成果」と数えたい行動を、GA4とGoogle広告に教えるための設定です。問い合わせを正しく数えるには、何を問い合わせとみなすかを先に決め、その行動をイベントとして記録し、キーイベントに設定します。この順番を守れば、設定そのものは難しくありません。

この記事では、キーイベントとコンバージョンの違い、問い合わせを記録する3つの方法、キーイベントの設定手順、Google広告への取り込み、二重に数えないための注意、DebugViewでの確認までをまとめます。Nexlyは広告運用と計測設計を一緒に見ており、「広告の画面とGA4とフォームの件数が合わない」という相談の原因が、数える基準が決まっていないことや、同じ問い合わせを2か所で数えていたことにあることがあります。そこで、設定の前にやる整理から書いていきます。

この記事でわかること

  • キーイベントとコンバージョンの違い(名前の変更の意味)
  • 問い合わせを記録する3つの方法と、選び方
  • キーイベントに設定する手順と、数え方の設定
  • Google広告に取り込むときの注意と、二重に数えない方法
  • DebugViewなどで、正しく数えられているかを確かめる手順

キーイベントとは|以前の「コンバージョン」から名前が変わったもの

GA4のヘルプによると、キーイベントは「ビジネスの成功にとって特に重要な行動を測る」イベントです。集めているイベントなら、どれでもキーイベントにできます。以前はGA4の中で「コンバージョン」と呼ばれていたものが、「キーイベント」という名前になりました。

名前が変わった理由も、ヘルプに書かれています。GA4で「コンバージョン」としていたものは、Google広告のコンバージョンとは測り方が違い、2つのツールの数字にずれが出ていました。そこで、広告の成果の最適化に使うものを「コンバージョン」、サイト上の重要な行動を「キーイベント」と呼び分けて、定義をそろえた、という説明です。

キーイベントとコンバージョンの違いを比べた図。キーイベントはGA4で重要な行動を測るもの、コンバージョンはGoogle広告で成果の最適化に使うもの。キーイベントからGoogle広告のコンバージョンを作れる
キーイベントとコンバージョンの関係

ヘルプの説明をもとに、違いを表にします(2026年10月時点)。

項目キーイベント(GA4)コンバージョン(Google広告)
役割サイトの重要な行動を測る広告の成果を測り、入札の最適化に使う
作り方イベントをキーイベントに設定するキーイベントから作る、またはGoogle広告で直接作る
帰属の考え方最後のダイレクト以外のクリックを基準に、セッション開始に成果を割り当てるイベント単位で、データドリブン アトリビューションも使える
見える場所GA4のレポート、探索GA4の「広告」のセクション、Google広告

つまり、GA4のレポートで見る数字と、Google広告の管理画面で見る数字は、同じ名前の成果でも、数え方が違うことがあります。件数を比べるときは、この前提を置いておくと、原因の切り分けが早くなります。

先に決める|何を「問い合わせ」として数えるか

設定の画面を開く前に、数える対象を決めます。ここが決まっていないと、あとで数字が合いません。決めておきたいのは、次の3点です。

おすすめは、「実際に受け取った問い合わせ」を正とすることです。フォームのメールやCRMに入った件数が、いちばん事実に近いからです。GA4や広告の数字は、その件数にどこまで近づけるか、という見方をします。

数える単位も、先に決めておくとよいです。たとえば、資料請求とお問い合わせの2種類のフォームがあるなら、イベント名を分けて、あとから別々に見られるようにします。ひとつにまとめて数えるか、分けて数えるかは、広告の目的で決めます。入札の最適化に使う成果は、広告の目的に近いものに絞ると、数字が読みやすくなります。

問い合わせの種類が複数あるときは、まず1つに絞って始めてください。たとえば、まずは「フォーム送信」だけをキーイベントにして、動作が確認できてから、電話のタップなどを足します。最初に何個も作ると、どれが原因で数字がずれたのか分かりにくくなります。

問い合わせを記録する3つの方法

記録を始める前に、土台の確認を3つします。1つ目は、GA4のタグがすべてのページに入っていて、ページの表示が記録されていること。2つ目は、フォームが別のドメインの外部サービスに置かれている場合、ドメインをまたいだ計測の設定が必要になることがあること。3つ目は、同意バナーを使っているなら、同意の状態によってタグの動きが変わることです。ここがずれていると、あとの設定が正しくても数字が合いません。

サイトで問い合わせの発生を記録する方法は、おもに3つあります。サイトの作りによって、向き不向きがあります。

問い合わせを記録する3つの方法の比較図。サンクスページの表示を使う方法、GA4の拡張計測のフォーム送信を使う方法、GTMでトリガーを作って送る方法。それぞれ向いているサイトの条件を示す
3つの方法と向いているサイト
方法仕組み向いているサイト注意点
サンクスページ送信後に表示される完了ページの表示を、成果とする送信後に専用の完了ページへ移動するフォーム完了ページのURLを直接開かれると、実際の送信がなくても数えてしまう
拡張計測のフォーム送信GA4が自動で記録するform_submitを使う通常のフォーム送信(ページ移動を伴うもの)フォームの作りによっては、記録されないことがある。送信できていないのに記録される場合もある
GTMでイベントを送る送信完了などの動きをトリガーにして、イベントを送る完了ページがないフォーム、電話・メールのリンクなど、細かく指定したい場合設定と確認に手間がかかる

方法1|サンクスページの表示を使う

送信後に「お問い合わせありがとうございました」のようなページへ移動するサイトでは、そのページの表示を成果とする方法がいちばん簡単です。GA4の画面で、page_viewのイベントのうち、ページのURLが完了ページのものだけを、新しいイベントとして作ります。

ヘルプには、条件の例として「event_nameがpage_viewと等しい」かつ「page_locationにthank-youを含む」という形が載っています。完了ページのURLに合わせて、条件を書き換えます。コードを書かずに作れます。

弱点は、完了ページのURLを直接開いた場合です。ブックマークや、メールに書かれたURLから開かれると、送信がなくても成果として数えてしまいます。完了ページを検索エンジンに載せない設定(noindex)にしておくなど、直接開かれにくくする工夫が要ります。

方法2|拡張計測のフォーム送信を使う

GA4には、サイトの動きを自動で記録する「拡張計測」があり、その中に、フォームの操作(form_startとform_submit)があります。ヘルプによると、form_startは、セッションの中でユーザーが初めてフォームに触れたときに、form_submitは、フォームが送信されたときに記録されます。

設定は、管理画面のデータストリームから、拡張計測をオンにします。ヘルプには、個人情報を収集しないよう注意することも書かれています。フォームの入力欄の値を、イベントに載せない設計にしてください。

この方法は手軽ですが、フォームの作りによっては、期待どおりに記録されないことがあります。たとえば、ページを移動せずに送信が完了するタイプのフォームや、入力内容の確認画面を挟むフォームです。必ず、実際に送信して、記録された回数を確かめてください(確認方法は後の章で説明します)。

方法3|GTMでトリガーを作って送る

完了ページがないフォームや、電話番号のタップ、メールアドレスのリンクのクリックなどを数えたいときは、GTM(Googleタグマネージャー)を使います。GTMで、成果の動きに合わせたトリガーを作り、GA4のイベントタグから、決めた名前のイベントを送ります。

GTMのトリガーは、既定ではその種類のすべての動きで発火します。ヘルプにも、絞り込みの条件を足して使うように書かれています。たとえば、「ページのURLが/contact/を含む」といった条件で、対象を絞ります。GTMの基本は、GTMの使い方で扱っています。

フォームの完了時にデータレイヤーへ値を送る設計にできるなら、「カスタムイベント」のトリガーで受ける方法がもっとも確実です。ただし、サイト側の改修が要るので、制作会社との相談が前提になります。

ポイント

迷ったら、完了ページがあるフォームはサンクスページ方式から始めます。完了ページがない、または電話・メールのリンクも数えたい場合は、GTM方式にします。拡張計測のフォーム送信は、手軽な分、必ず実際に送信して動きを確かめてから使います。

キーイベントに設定する手順

イベントが記録されるようになったら、そのイベントをキーイベントに設定します。ヘルプに書かれている手順を、画面の流れに沿って示します(画面の名称は、更新で変わることがあります)。

  1. GA4の「管理」の「データの表示」にある「イベント」を開く
  2. 「イベントを作成」を押し、イベント名を入力する(例:inquiry_complete)
  3. 「キーイベントとしてマークを付ける」のスイッチをオンにする(あとからキーイベントの一覧で設定することもできる)
  4. 「コードなしで作成」を選び、イベント名の欄でpage_viewを選んで、URLの欄に完了ページのURLを入れる。条件を細かく指定したいときは「コードを使用して作成」を選び、パラメータ・演算子・値の表に条件を入れる(例:event_nameが「次と等しい」page_view、page_locationが「次を含む」thank-you)
  5. 「ソースイベントからパラメータをコピー」は、既定でオンになっている。通常はそのままにする
  6. 「作成」を押す
GA4のイベント作成画面の模式図。イベント名、一致する条件(event_nameがpage_viewと等しい、page_locationにthank-youを含む)、パラメータのコピー、キーイベントとしてマークを付けるスイッチ、作成ボタン
イベント作成画面のイメージ(ダミーの内容)

権限についても、ヘルプに記載があります。コードを使わずにイベントを作るには、プロパティの「閲覧者」以上、コードを使って作るには「マーケティング担当者」以上の権限が必要です。権限が足りない場合は、管理者に依頼してください。

作ったイベントや変更が反映されるまで、1時間以上かかることがあります。また、新しく作ったイベントは、過去のデータには適用されません。作った日以降の数字から、記録が始まります。

イベント名は、半角英数字とアンダースコアで、あとから見て意味が分かる名前にします。たとえば、「form_submit」と同じ名前を使うと、自動記録のイベントと混ざります。「inquiry_complete」のように、独自の名前にするのが安全です。

変更するときの注意が1つあります。ヘルプには、page_viewのような既存のイベントを「変更」すると、元のイベントが上書きされ、ほかのページのデータが取れなくなる、と書かれています。新しい成果のイベントを作るときは、既存のイベントを変更するのではなく、新しいイベントとして作成します。

数え方の設定|「イベントごと」と「セッションごと」

キーイベントには、数え方の設定があります。GA4のヘルプによると、「イベントごとに 1 回(推奨)」と「セッションごとに 1 回(従来版)」の2つがあります。設定は、「イベント」の「キーイベント」タブで、行の右端のアイコンから「カウント方法を変更」を選びます。

数え方内容問い合わせでの使いどころ
イベントごとに1回イベントが発生するたびに数える推奨の設定。1セッションで複数回送信された場合も、回数が分かる
セッションごとに1回1セッションにつき、最大1回だけ数える旧来の方式。件数が少なく出ることがある

問い合わせは、1回の訪問で複数回送信されることは多くありませんが、テスト送信や、送信ボタンの連打で重複が出ることがあります。数え方を変えても、過去のデータには適用されず、変更後の分から反映されます。数え方を変えたときは、日付をメモしておくと、あとで数字の段差を説明できます。

また、購入のように金額を持つ成果では、イベントに金額(value)と通貨(currency)のパラメータを付けます。ヘルプには、金額は数字で、通貨とセットで送る必要があると書かれています。問い合わせでは金額を付けないことが多いですが、受注の見込み金額を仮に入れるときは、この条件を守ります。

Google広告に取り込む|キーイベントから、広告のコンバージョンを作る

広告を出している場合は、キーイベントをGoogle広告のコンバージョンとして取り込みます。ヘルプによると、事前に、GA4とGoogle広告のアカウントをリンクし、Google広告の自動タグ設定をオンにしておく必要があります。また、取り込む操作には、Analyticsで「マーケティング担当者」以上の権限が必要です。

手順は、ヘルプに書かれているとおり、GA4の「広告」の領域から進めます。

  1. GA4の「広告」の「ツール」から「コンバージョン管理」を選ぶ
  2. 「新しいコンバージョン」を押して「次へ」を選ぶ
  3. Google広告のアカウントを選ぶ
  4. コンバージョンにしたいキーイベントを選ぶ
  5. 確認して、保存する
GA4のコンバージョン管理画面の模式図。キーイベントの一覧から、Google広告に取り込むイベントを選び、取り込み後はサブのコンバージョンになっていることを示す
コンバージョン管理のイメージ(ダミーの内容)

取り込みの前に、Google広告側に、すでに同じ問い合わせを数えるコンバージョンがないかを確認します。ある場合は、どちらを入札に使うかを決めてから進めます。あとから片方をサブに変えると、入札の学習に影響することがあるため、広告運用の担当者と相談して進めてください。

ここで、ヘルプに書かれている注意点があります。Analyticsのキーイベントから作ったコンバージョンは、既定で「サブ」になります。同じ成果を二重に入札の対象にしないための仕組みです。入札の最適化に使いたい場合は、Google広告のコンバージョン設定で、「メイン」に変更します。

そのほか、取り込んだコンバージョンでは、ビュースルーのデータが使えない、データが使えるようになるまで最大で約24時間かかる、過去のデータは含まれない、といった点があります。取り込んだ当日は数字が少なく見えるので、数日おいて確認してください。

取り込みのあとは、Google広告のコンバージョンの一覧で、ステータスに問題が出ていないか、直近に件数が入っているかを確認します。件数が入らない場合は、GA4側でキーイベントが記録されているか、リンクと自動タグ設定が有効か、の順に、さかのぼって見ます。自動タグ設定とUTMの関係は、UTMパラメータの付け方で扱っています。

数え方の考え方は、広告側にもあります。広告の管理画面には、コンバージョンを「全件」か「初回のみ」で数える設定があります。見込み客の獲得では、同じクリックから複数回の送信があっても1件と数える「初回のみ」が向く、という趣旨の説明がヘルプにあります。リード獲得のコンバージョンが、同じ人の複数回の送信で膨らまないようにする設定です。

成果の件数が実態と合わない場合は、広告の計測精度を上げる方法で、拡張コンバージョンなどの補い方を扱っています。取り込みが終わったあとの、費用対効果の見方は、CPAの意味と計算にまとめています。

二重に数えないための注意

問い合わせの計測で多い失敗は、同じ問い合わせを2か所で数えてしまうことです。起きやすいパターンを整理します。

二重計測が起きやすい場面の図。GA4から取り込んだコンバージョンと、Google広告のタグで直接作ったコンバージョンが両方メインだと2件に数えられる。送信ボタンのイベントと完了ページのイベントの両方をキーイベントにしても2件になる
二重に数えてしまう典型パターン

対策は、「1つの問い合わせにつき、成果として使うイベントを1つに決める」ことです。複数の方法で記録している場合は、片方をキーイベントから外します。広告側でも、同じ成果を指すコンバージョンが複数あるなら、入札に使うもの(メイン)を1つだけにします。

完了ページの再読み込みで数が増える問題は、完了ページのトリガーに、セッションに1回だけ発火するなどの制限を付けると軽くなります。ただし、これも実際に確認しながら調整します。

支援の現場から(外国人材の受け入れ支援に関わるBtoB企業)

外国人材の受け入れ支援に関わるBtoB企業でGA4を整理したとき、3つのアカウントに20のプロパティがあり、実際に動いていたのは6つでした。コーポレートサイトでは問い合わせの完了が90日で329件起きていたのに、キーイベントに登録されておらず、GA4上の問い合わせは0件のままでした。

別のLPでは、1回の問い合わせが3回記録されていました。GTMのタグとは別に、GA4の「イベントを作成」のルール2本が同じ完了を複製していたためです。キーイベントを足すのとあわせて、このルールを消し、1回の問い合わせが1件になるようにしています。

正しく数えられているか確認する|DebugViewとリアルタイム

設定が終わったら、必ず、自分で問い合わせを送って、確認します。ヘルプには、実装の確認に、DebugViewやリアルタイムレポートを使うことが書かれています。

DebugViewは、イベントが届くところを、1件ずつ確認できる画面です。デバッグモードは、自分の端末で使うなら、Googleタグアシスタントや、GTMのプレビューモードで有効にできます。ヘルプには、gtag.jsなどで、設定にdebug_modeを入れる方法も載っています。

DebugViewの模式図。時刻順にイベントが並び、page_view、form_start、inquiry_completeと続く。inquiry_completeの行を選ぶとパラメータが右に表示される
DebugViewのイメージ(ダミーの内容)

確認の手順は、次のとおりです。

  1. デバッグモードを有効にした状態で、サイトを開く(GTMのプレビュー、またはタグアシスタントを使う)
  2. GA4の管理画面で、「データの表示」のなかのDebugViewを開く
  3. テスト用の内容で、フォームを実際に送信する
  4. DebugViewに、作ったイベント(例:inquiry_complete)が、1回だけ出ることを確認する
  5. イベントを選んで、パラメータ(ページのURLなど)が想定どおりかを見る
  6. キーイベントとして設定したイベントが、レポートに反映されるのを、翌日以降に確認する

注意点が1つあります。ヘルプには、クライアント側のプライバシー制御を使っている場合や、同意モードで、ユーザーがAnalyticsのCookieに同意していない場合は、デバッグモードでもイベントが表示されないことがある、と書かれています。同意バナーを入れているサイトでは、確認のときに、同意した状態で試してください。

最後に、数字の突き合わせをします。テスト期間中でなく、数日の運用のあとで、フォームの受信件数とGA4のキーイベントの数を、日付ごとに並べて比べます。完全に一致することは少ないですが、極端に差があるなら、二重計測か、取りこぼしを疑います。件数が突然跳ねたときの切り分けは、広告のCPAが急に上がったときの原因の探し方でも扱っています。

テスト送信やスパムを、数字から外す

社内のテスト送信や、スパムの送信が混ざると、数字が実態より多くなります。テスト送信には、「テスト」などの目印になる文言を入れておき、フォームの受信側で見分けられるようにします。GA4側では、社内のアクセスを除外する設定が用意されているので、運用に合わせて使ってください。スパムが多いフォームでは、ボット対策を入れたうえで、送信完了の条件を見直すほうが、根本的な対策になります。

キーイベントの数を、運用で見直す

キーイベントは、一度作って終わりではありません。サイトのフォームを作り替えたとき、完了ページのURLを変えたとき、新しい広告を始めたときに、設定が今のサイトに合っているかを見直します。URLを変えたのに、イベントの条件が古いままだと、数字がゼロになります。サイトの更新作業の手順に、「計測の確認」を1行入れておくと、取りこぼしに早く気づけます。

見直しの頻度は、月1回で十分です。キーイベントの一覧を開いて、直近の数字が極端に増減していないか、使っていないイベントが残っていないかを見ます。不要なイベントは、キーイベントの設定を外します。

よくある質問

Q. 「コンバージョン」の設定は、もう使えないのですか。

GA4の中では、「キーイベント」という名前になっています。以前のコンバージョンの過去のデータは、キーイベントのデータとして残っていると、ヘルプで説明されています。Google広告の側には、引き続き「コンバージョン」があります。

Q. キーイベントは、いくつまで設定できますか。

上限の数は仕様の更新で変わることがあるため、最新の数はGA4の公式ヘルプで確認してください。数を増やしすぎないよう、本当に使う成果だけに絞っておくと管理しやすくなります。

Q. 設定してから、数字が出るまで、どのくらいかかりますか。

イベントを作ってから反映されるまでに、1時間以上かかることがあると、ヘルプに書かれています。DebugViewは、ほぼ即時に動きが見えますが、レポートに数字が出るのは、翌日以降になる場合があります。

Q. 電話番号のタップも、数えたほうがよいですか。

電話での問い合わせが多い業種では、数える価値があります。ただし、フォーム送信とは別のイベントとして記録し、広告の入札に使うかどうかは、件数と質を見て決めます。電話の場合、タップしても通話が成立しないことがあります。

Q. 完了ページがない場合は、どうすればよいですか。

GTMで、送信の完了に合わせたトリガーを作る方法があります。サイトの作りによっては、サイト側の改修が要ることもあります。サイトを作った制作会社や、フォームのサービスの提供元に、完了時にイベントを送る方法がないかを確認してください。

Q. GA4の数字と、フォームの受信件数が合いません。

ある程度の差は出ます。原因として多いのは、広告ブロッカーや同意の拒否による取りこぼし、二重計測、テスト送信、スパム送信です。差が出る理由の切り分けを、日付ごとに行うと、傾向が見えます。

Q. 設定を専門家に頼むときは、何を準備すればよいですか。

数えたい問い合わせの種類、サイトのフォームの種類、GA4とGoogle広告のアカウントの管理者の権限があれば、スムーズです。Nexlyでも、広告運用と計測設計をまとめてご相談いただけます。

まとめ:数える基準を決めてから、1つの問い合わせを1つのイベントで数える

キーイベントの設定は、画面の操作より、何を成果とするかの整理が大事です。基準を決めて、記録の方法を選び、キーイベントに設定し、広告に取り込み、必ず自分で送って確認します。

関連記事

この記事を書いた人

株式会社Nexly 代表 大林 諒。広告運用、kintone・SalesforceなどのCRM構築、業務の自動化とAI活用を中心に、マーケティングの設計から実行まで中小企業の支援をしています。自社でも転職エージェント「Re:WORK」を運営し、広告・SEO・CRMを日々回しています。

Nexlyにご相談ください

広告の成果が伸びない、計測が合っているか分からないといったご相談を受け付けています。アカウントの設定と計測をあわせて確認します。

お問い合わせはこちら

← Prev Column 一覧 Next →