LINE公式アカウントを触り始めると、管理画面にもLINE Developersにも、似た名前の言葉がたくさん出てきます。このページは、このサイトのコラムに出てくる言葉を分類ごとに並べ、1語につき何か、どこで出てくるか、似た言葉と何が違うかを2〜4文で書いたものです。見出しは画面の表記に合わせ、名前や料金は2026年10月時点の公式の情報で書いています。関連する記事があるものは、最後にそのタイトルを添えました。
この記事の内容
基本の言葉
LINE公式アカウント
会社や店がLINEの中に持つ窓口のアカウントです。友だちになった人に、店の名前でメッセージを送ったり、チャットで1対1のやりとりをしたりできます。個人のLINEと違い、複数のスタッフで同じアカウントを動かせて、配信・自動応答・リッチメニュー・分析が付いています。このサイトでは略して「公式アカウント」とも書きます。
詳しくは:LINE公式アカウントとは:個人のLINEとの違い、できること、向く会社
友だち
LINE公式アカウントを友だち追加した人のことです。公式アカウントからメッセージを届けられるのは友だちだけで、ブロックした人には届きません。管理画面の表記は「友達」ではなく「友だち」です。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
友だち追加
LINEの利用者が公式アカウントを友だちに加える操作です。QRコード、友だち追加URL、友だち追加ボタン、ID検索、LINEの中の検索などが入口になります。友だち追加された直後に一度だけ届くのが、あいさつメッセージです。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
ブロック
友だちが公式アカウントからのメッセージを受け取らないようにする操作です。ブロックされても友だち追加の数からは減らず、届く相手の数が減ります。Messaging APIを使っていれば、ブロックされたときにWebhookへ unfollow のイベントが届き、誰がブロックしたかが分かります。
詳しくは:配信の効果を見る:分析画面・ブロック率・クリックの読み方
LINE Official Account Manager
LINE公式アカウントをPCのブラウザで操作する管理画面です。https://manager.line.biz/ から入り、配信・チャット・リッチメニュー・応答・分析・設定をここで行います。このサイトでは初出で「管理画面」と添えています。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
LINE公式アカウントアプリ
LINE公式アカウントをスマホで操作するためのアプリです。チャットの返信や配信、リッチメニューの作成など多くの操作は管理画面と同じようにできますが、ステップ配信のようにPCの管理画面でしか作れない機能もあります。スタッフが外出先で問い合わせに返すときに使います。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
ビジネスID
LINEヤフーのビジネス向けサービスと開発者向けサービスに共通のログインの仕組みです。同じIDで、管理画面にもLINE Developersにも入れます。ログインにはLINEアカウントかメールアドレスを使い、スタッフ1人に1つずつ用意するのが基本です。画面によっては「LINEビジネスID」と書かれています。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
ビジネスマネージャー
LINEヤフーの広告やLINE公式アカウントなどのデータを、組織の単位でまとめて扱う仕組みです。2025年6月25日から、公式アカウントを新しく開設するときはビジネスマネージャーの組織への接続が必須になりました。LINE広告とのオーディエンス共有にも使います。
詳しくは:LINE公式アカウントの作り方:開設から最初の設定まで(PC・スマホ)
ベーシックID
公式アカウントを開設したときに自動で付く「@」から始まるIDです。「@」のあとに数字3桁と英字5文字がランダムに並び、自分では選べません。無料で、友だちがID検索で使います。
詳しくは:LINE公式アカウントの作り方:開設から最初の設定まで(PC・スマホ)
プレミアムID
「@」のあとの文字列を自分で決められる有料のIDです。4〜18文字の半角英小文字・数字・記号で作り、2026年10月時点で月額100円または年額1,200円(税別)です。利用期間中は文字列を変えられないので、名刺やチラシを作る前に決めます。
詳しくは:LINE公式アカウントの作り方:開設から最初の設定まで(PC・スマホ)
プロフィール
友だちが公式アカウントを開いたときに見るページです。プロフィール画像・背景画像・ステータスメッセージ・住所や営業時間などの情報を載せます。管理画面では「ビジネスプロフィール」から編集します。
詳しくは:LINE公式アカウントの作り方:開設から最初の設定まで(PC・スマホ)
ステータスメッセージ
プロフィールでアカウント名の下に出る短い一言です。「平日夜・土日にレッスン」のように、何の店かがひと目で分かる文を入れます。管理画面の「ビジネスプロフィール」で設定します。
詳しくは:LINE公式アカウントの作り方:開設から最初の設定まで(PC・スマホ)
未認証アカウント
作ったままの、LINEヤフーの審査を受けていない公式アカウントです。誰でも無料で作れ、配信・チャット・リッチメニューなどはそのまま使えます。2026年10月時点では、LINEアプリの中の検索結果には表示されません。
詳しくは:認証済アカウントの申請:審査の流れ、通らないとき、できるようになること
認証済アカウント
LINEヤフーの審査に通った公式アカウントです。申請は無料で、通るとアカウント名の横に緑色のチェックマークが付き、LINEの中の検索に出るようになります。料金プランは未認証と同じで、配信やチャットの機能が増えるわけではありません。認証済になるとアカウント名は原則として変えられません。
詳しくは:認証済アカウントの申請:審査の流れ、通らないとき、できるようになること
認証バッジ
アカウント名の横に付く、認証済かどうかの印です。2026年4月から、国内の認証済アカウントは緑色のチェックマークにまとめられました。以前は「濃紺の盾が認証済、緑の盾がプレミアム」でしたが、古いブログにあるこの説明は今は当てはまりません。
詳しくは:認証済アカウントの申請:審査の流れ、通らないとき、できるようになること
プレミアムアカウント
以前あった、LINEヤフーが選んだ一部のアカウントだけに付いた種類です。未認証・認証済・プレミアムの3種類をバッジの色で見分けていましたが、今は認証済と未認証の2つになっています。
詳しくは:LINE公式アカウントとは:個人のLINEとの違い、できること、向く会社
ターゲットリーチ
友だちのうち、LINEの利用頻度が高く、性別や年齢などの属性を推定できる人の数です。友だち数そのものではなく、友だちが150人でもターゲットリーチが100人に届かないことがあります。属性で絞り込んで配信するには、ターゲットリーチが100人以上要ります。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
みなし属性
LINEが利用状況から推定した、友だちの性別・年齢・地域などの属性です。本人が入力した値ではないので、教室の事情を反映したものではありません。属性で絞った配信や分析の「属性」で使われます。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
LINEヤフー for Business
LINEヤフーの法人向けサービスの公式サイトです。LINE公式アカウントの料金プラン、機能ごとのマニュアル、活用ガイドが載っています。料金や機能の有無を確かめるときの一次情報です。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
料金と通数
料金プラン
LINE公式アカウントの月額の契約です。2026年10月時点で、コミュニケーションプラン・ライトプラン・スタンダードプランの3つがあり、違いは月に無料で送れるメッセージ通数と追加で送れるかどうかです。機能の差はほとんどありません。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
コミュニケーションプラン
月額0円のプランです。無料メッセージ通数は月200通で、使い切るとその月はもう配信できません。友だちが少ないうちや、配信より問い合わせ対応が中心のうちはこれで足ります。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
ライトプラン
月額5,000円(税別)のプランです。無料メッセージ通数は月5,000通で、追加メッセージは送れません。月200通を超えるようになったら検討します。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
スタンダードプラン
月額15,000円(税別)のプランです。無料メッセージ通数は月30,000通で、超えた分は追加メッセージとして従量課金で送れます。2026年10月1日改定後の単価は、月20万通までが1通3円、20万通を超えた分が2.5円(いずれも税別)です。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
メッセージ通数
料金プランで数える「送ったメッセージの量」です。数えるのは送った相手の人数で、1回に吹き出しを3つ送っても相手が1人なら1通です。管理画面からの配信とMessaging APIのプッシュは同じ枠を使い、応答メッセージやあいさつメッセージは数えません。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
無料メッセージ通数
各プランで、月額料金の中で送れる通数です。コミュニケーションプランは200通、ライトプランは5,000通、スタンダードプランは30,000通です(2026年10月時点)。Messaging APIで送ったプッシュやマルチキャストもここから減ります。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
追加メッセージ
無料メッセージ通数を超えて送る分のことです。追加メッセージを送れるのはスタンダードプランだけで、コミュニケーションプランとライトプランは無料通数を超えると送れなくなります。一斉配信で通数を使い切ると、Messaging APIで送るリマインドまで止まります。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
Web Store
LINE公式アカウントのプランやオプションを買う画面です。スマホからプランを変えるときは、ブラウザで https://manager.line.biz/webstore/ を開きます。認定セールスパートナーが管理しているアカウントなどは使えません。
詳しくは:LINE公式アカウントの料金:無料と有料プランの違い、メッセージ通数の数え方
チャットProオプション
チャットの機能を広げる有料のオプションです。2026年10月時点で月額3,000円(税別)で、タグを300種類・1人30個まで、ノートを1チャットルーム1,000件まで使えるようになります。履歴を長く残したい、タグを5個より多く使いたいときにだけ要ります。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
管理画面とメンバー
権限
公式アカウントに入れるメンバーごとに付ける、できることの範囲です。「管理者」「運用担当者」「運用担当者(配信権限なし)」「運用担当者(分析の閲覧権限なし)」の4種類から選びます。「設定」>「権限管理」でメンバーを追加するときに選び、1アカウントに100人まで登録できます。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
管理者
メンバーの追加や削除、プランや支払いの操作までできる、いちばん強い権限です。管理者が1人だけだと、その人がログインできなくなったときに誰も権限を付け直せないので、2人以上にしておきます。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
運用担当者
配信・チャット・リッチメニューなど、日々の運用の操作ができる権限です。メンバーの管理や支払いはできません。配信をさせたくない人には「運用担当者(配信権限なし)」、数字を見せたくない人には「運用担当者(分析の閲覧権限なし)」を選びます。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
2段階認証
ログインのときに、パスワードに加えて認証コードを求める仕組みです。ビジネスアカウントでは必須になったため、1つのIDをスタッフで使い回すと、コードが1人にしか届かず、その人が休むと誰も入れなくなります。
詳しくは:LINE公式アカウントの管理画面:ログイン・権限・複数人での運用
運用設計
誰が返信し、何を自動にし、何をどの頻度で配信するかを、機能を触る前に決めることです。目的・届けたい相手・送る頻度・返信の担当と時間を表にしておくと、あいさつメッセージと応答メッセージの食い違いや、自動応答の切れ目を防げます。
詳しくは:LINE公式アカウントの運用設計:誰が返信し、何を自動にするか
返信と自動応答
応答設定
チャット・あいさつメッセージ・応答メッセージ・Webhookのどれを使うかを切り替える設定です。管理画面の「設定」>「応答設定」にあり、ここの組み合わせで、届いたメッセージに誰が(何が)返すかが決まります。Messaging APIを使うときもここでWebhookをオンにします。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
あいさつメッセージ
友だち追加の直後に1回だけ自動で届くメッセージです。ブロック解除のときにも送るかどうかを設定できます。メッセージ通数に数えず、管理画面の「トークルーム管理」>「あいさつメッセージ」で作ります。友だち追加のお礼と、予約の入口を置くのが定番です。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
応答メッセージ
友だちからメッセージを受け取るたびに自動で返すメッセージです。キーワードに合ったときだけ返す「キーワード応答」と、中身に関係なく返す「一律応答」の2つの型があり、どちらもメッセージ通数に数えません。管理画面の左メニューの「自動応答」で作り、応答時間と組み合わせると受付時間外だけ自動で返せます。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
キーワード応答
応答メッセージのうち、届いた文が決めたキーワードに合ったときだけ返す使い方です。「駐車場」「持ち物」のようによくある質問を登録しておくと、スタッフが同じ答えを何度も打たずに済みます。完全一致で判定するので、言い回しの揺れには弱いです。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
一律応答
応答メッセージのうち、届いたメッセージの中身に関係なく、すべてに同じ文を返す型です。受付時間外のお知らせや臨時休業の案内に使います。キーワード応答に一致したときはそちらが先に返ります。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
AIチャットボット(β)
メッセージを受け取ったときに、登録したQ&Aの中から選んで返す機能です。使うにはチャットProオプション(月額3,000円・税別、2026年10月時点)の契約が要り、設定はPCの管理画面の「AIチャットボット(β)」>「Q&Aリスト」からだけです。以前の「AI応答メッセージ」の後を継ぐ位置づけで、業種によっては対象外です。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
AI応答メッセージ
以前あった、よくある質問にAIが自動で答える無料の機能です。2023年11月29日で提供終了と案内されています。古い解説記事で設定方法を見かけても、今の管理画面にはありません。
詳しくは:あいさつメッセージと応答メッセージ:自動返信の組み方
チャット
友だちとスタッフが1対1でやりとりする機能です。PCの管理画面とスマホのアプリの両方で使え、返信はメッセージ通数に数えません。応答時間で、自動応答と手で返す時間帯を切り替えられます。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
応答時間
チャットで手で返す時間帯を決める設定です。時間内はチャットで手動、時間外は応答メッセージやAIチャットボットで自動、のように切り替えられます。祝日の扱いも別に設定できます。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
手動チャット
スタッフが自分で返信する応答の方法です。応答時間の中で手動チャットにしておくと、届いたメッセージに自動応答が出ず、スタッフが返します。ピン留めなど、手動チャットのときだけ使える操作もあります。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
要対応
チャットルームに付ける「まだ返していない」の印です。「要対応」の一覧に集まるので、受付スタッフはここが空になるまで返します。返し終わったら「対応済み」に移し、対応漏れを防ぎます。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
対応済み
対応が終わったチャットルームを移しておく一覧です。「要対応」と組み合わせると、どの問い合わせが終わったかがスタッフ全員に見えます。チャットの一覧は「すべて」「受信」「未読」「要対応」「対応済み」「担当」「スパム」で絞れます。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
担当者
チャットルームごとに決める、返信の担当のメンバーです。担当で一覧を絞れるので、「誰が返すか」が曖昧なまま放置される問い合わせを減らせます。スタッフ1人に1つのログインを用意しておくと、担当が正しく残ります。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
タグ
チャットで友だちに付けるラベルです。「体験予約済み」「入会済み」のように付けておくと、同じタグの人を一覧でき、チャットタグオーディエンスにして配信の送り分けやステップ配信の分岐に使えます。無料の範囲では作れるのは5種類まで、1人に付けられるのは1個までです(2026年10月時点)。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
ノート
友だちごとに残すスタッフ用のメモです。友だちには見えません。無料の範囲では1チャットルームに1件まで、チャットProオプションで1,000件まで残せます。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
定型文
チャットでよく使う文を登録しておき、呼び出して送る機能です。200個まで登録できます。「持ち物は〜です」のような答えを揃えておくと、スタッフによって返事がばらつきません。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
LINEコール
LINEの通話の機能です。公式アカウントでは、チャットから「通話リクエスト」のリンクを送り、友だちからかけてもらう形で使います。電話番号を出さずに話せますが、受ける人と時間帯を決めておかないと取り逃がします。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
通話リクエスト
チャットから友だちに送る、LINEコールでかけてもらうためのリンクです。管理画面とアプリのどちらのチャットからも送れます。
詳しくは:チャットの運用:手動返信と自動応答の切り替え、通知、対応漏れを防ぐ
画面とメッセージを作る
リッチメニュー
トーク画面の下に固定で出る、画像のメニューです。画像をいくつかの区画に分け、区画ごとに「リンク」「テキスト」「クーポン」などのアクションを設定します。管理画面で作るメニューは全員に同じものが出て、人ごとに変えるにはMessaging APIを使います。
詳しくは:リッチメニューの作り方:サイズ・テンプレート・タブ切り替え
テンプレート(リッチメニュー)
リッチメニューの画像をどう区切るかの型です。管理画面では大(最大6つに区切れる)と小(最大3つに区切れる)があり、大の2500×1686ピクセルは7種類、小の2500×843ピクセルは5種類から選びます。置く項目の数でテンプレートが決まり、テンプレートで画像の大きさが決まります。
詳しくは:リッチメニューの作り方:サイズ・テンプレート・タブ切り替え
メニューバー
トーク画面の下にある、リッチメニューを開け閉めする帯です。表示する文字は「メニューバー設定」の「メニューバーのテキスト」で、「メニュー」か14文字までの任意の文字から選びます。
詳しくは:リッチメニューの作り方:サイズ・テンプレート・タブ切り替え
メニューのデフォルト表示
トーク画面を開いたときに、リッチメニューを最初から開いた状態で出すかどうかの設定です。「表示する」か「表示しない」から選びます。閉じた状態で出すと押される数が減るので、予約の入口に使うなら「表示する」にします。
詳しくは:リッチメニューの作り方:サイズ・テンプレート・タブ切り替え
表示期間
管理画面のリッチメニューに入れる、表示を始める日時と終える日時です。期間が切れたメニューは出なくなります。予約・公開中の別のメニューと期間が重なると保存できないので、季節のメニューの終了と通年のメニューの開始をぴったりつなげます。リッチメニューが出ないときに最初に疑う設定です。
詳しくは:リッチメニューが表示されない・反映されないとき:原因と直し方
タブ切り替え
リッチメニューの上部にタブを付け、押すと別のメニューに切り替わる作りです。管理画面だけではできず、Messaging APIのリッチメニューエイリアスで組みます。
詳しくは:リッチメニューの作り方:サイズ・テンプレート・タブ切り替え
リッチメニューエイリアス
Messaging APIで、リッチメニューに付ける別名です。区画のアクションに「このエイリアスのメニューに切り替える」を設定すると、タブ切り替えのメニューが作れます。
詳しくは:リッチメニューの作り方:サイズ・テンプレート・タブ切り替え
ユーザー単位のリッチメニュー
Messaging APIで、特定の友だちだけに紐づけるリッチメニューです。入会した人には会員用のメニューを出す、のように人ごとに変えられます。表示の優先順位がいちばん高く、これが付いている人には管理画面のメニューもAPIのデフォルトのメニューも出ません。
詳しくは:リッチメニューが表示されない・反映されないとき:原因と直し方
デフォルトのリッチメニュー
ユーザー単位のメニューが付いていない友だち全員に出るリッチメニューです。Messaging APIで設定したものと、管理画面で作ったものがあり、APIで設定したものが優先されます。APIのデフォルトが1つでも残っていると、管理画面でいくら新しいメニューを保存しても出ません。
詳しくは:リッチメニューが表示されない・反映されないとき:原因と直し方
再入室
トーク画面をいったん閉じて、開き直すことです。管理画面で保存したリッチメニューやAPIのデフォルトのメニューは、再入室したときに利用者の画面へ反映されます。保存したのに変わらないときは、トーク一覧に戻ってから開き直します。
詳しくは:リッチメニューが表示されない・反映されないとき:原因と直し方
ショップカード
紙のポイントカードを、LINE公式アカウントの中に置き換える機能です。受付でQRコードを読み取ってもらうとポイントが付き、ゴールのポイント数に届くと特典チケットが渡ります。カードの有効期限や、ゴール後に渡す2枚目のランクアップカードも設定できます。
詳しくは:ショップカードとクーポンの作り方:来店を記録して次の来店につなげる
特典チケット
ショップカードでゴールしたとき、または途中のポイントに届いたときに渡る特典です。ゴール特典とポイント特典があり、公開後は中身を変えられないので、出せる特典かどうかを先に決めてから作ります。
詳しくは:ショップカードとクーポンの作り方:来店を記録して次の来店につなげる
ランクアップカード
ショップカードでゴールしたあとに渡す2枚目のカードです。1枚目より特典を厚くして、常連の人にもう一段の目標を作るのに使います。
詳しくは:ショップカードとクーポンの作り方:来店を記録して次の来店につなげる
クーポン
紙の割引券を、LINE公式アカウントの中に置き換える機能です。配信やチャット、リッチメニューから渡し、受付で画面を見せてもらって使います。保存した時点で編集も削除もできなくなるので、中身と期間は保存の前に決めます。
詳しくは:ショップカードとクーポンの作り方:来店を記録して次の来店につなげる
獲得条件(クーポン)
クーポンを誰が受け取れるかの設定です。初期値は「条件なし」で、「抽選」にすると当たった人だけ、「友だち紹介」にすると紹介した人とされた人の両方に渡ります。
詳しくは:ショップカードとクーポンの作り方:来店を記録して次の来店につなげる
リッチメッセージ
1枚の画像をトークに送り、画像の区画ごとにリンクやクーポンを付けるメッセージです。画像は正方形の1040×1040ピクセルが基本で、管理画面のWeb版とアプリの両方で作れます。キャンペーンの告知や「予約はこちら」の1ボタンに向きます。
詳しくは:リッチメッセージとカードタイプメッセージ:画像とボタンで送る
リッチビデオメッセージ
トークで自動再生される動画のメッセージです。見終わったあとにボタンを出せます。作れるのは管理画面のWeb版だけです。
詳しくは:リッチメッセージとカードタイプメッセージ:画像とボタンで送る
カードタイプメッセージ
画像とボタンの付いたカードを横に並べ、スワイプで見てもらうメッセージです。「プロダクト」「ロケーション」「パーソン」「イメージ」の4つのタイプがあり、レッスン一覧ならプロダクト、講師紹介ならパーソンのように使い分けます。スマホのアプリで作れるのはイメージタイプだけです。
詳しくは:リッチメッセージとカードタイプメッセージ:画像とボタンで送る
Flex Message
Messaging APIから送る、レイアウトを自由に組めるメッセージです。予約した人ごとに日時を差し込む、空き状況から満席の回を除いたカルーセルを自動で作る、といった使い方ができます。管理画面からは作れません。
詳しくは:リッチメッセージとカードタイプメッセージ:画像とボタンで送る
Flex Message Simulator
Flex Messageの見た目を画面で組み、JSONを書き出すLINE Developersの道具です。https://developers.line.biz/flex-simulator/ で開き、組んだJSONをMessaging APIで送る本文に入れます。
詳しくは:リッチメッセージとカードタイプメッセージ:画像とボタンで送る
カルーセル
カードを横に並べて、スワイプで見せる形のことです。Flex Messageでは1つのカルーセルに最大12個のカードを並べられます。
詳しくは:リッチメッセージとカードタイプメッセージ:画像とボタンで送る
クイックリプライ
メッセージの下に出る、丸いボタンの列です。押すと決まった文がそのまま送られるので、次に送ってほしい一言を用意しておくのに使います。Messaging APIで、メッセージに付けて送ります。
詳しくは:LINE Botの作り方:オウム返しから業務の自動応答まで
配信
メッセージ配信
友だち全員か、条件で絞った友だちのトークに、公式アカウントからメッセージを届ける機能です。送った分はメッセージ通数に数えます。管理画面の「メッセージ配信」から作り、すぐ送るか、日時を指定して予約します。
詳しくは:メッセージ配信の基本:一斉・予約・テスト配信と、通数を節約する送り方
一斉配信
友だち全員に同じメッセージを送る配信です。手軽ですが、友だちの数だけ通数を使い、関係のない人にも届くのでブロックが増えやすくなります。
詳しくは:メッセージ配信の基本:一斉・予約・テスト配信と、通数を節約する送り方
予約配信
配信日時を指定して送る配信です。管理画面では「配信日時」で「日時指定」を選び、日本時間で入れます。混雑していると指定した時刻どおりに届かないことがあります。
詳しくは:メッセージ配信の基本:一斉・予約・テスト配信と、通数を節約する送り方
テスト配信
作った配信を、本番の前に自分やスタッフだけに送って確かめる機能です。見え方やリンク先を確かめてから予約します。
詳しくは:メッセージ配信の基本:一斉・予約・テスト配信と、通数を節約する送り方
絞り込み配信
属性やオーディエンスで相手を絞って送る配信です。セグメント配信とも呼ばれます。関係のある人にだけ届くので、通数の節約とブロックの抑制の両方に効きます。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
属性
配信の相手を絞るときに使う、性別・年齢・地域・OSなどの項目です。LINEが推定したみなし属性なので、傾向として使います。属性で絞るにはターゲットリーチが100人以上、配信の推計が50人以上要ります。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
オーディエンス
配信の相手として使う、友だちの集まりです。チャットのタグ、友だち追加経路、配信やリッチメニューを押した人、ユーザーIDのリストなどから作ります。作成から180日間有効で、期限が切れると1か月後に自動で削除されます。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
チャットタグオーディエンス
チャットで付けたタグをもとに作るオーディエンスです。「体験予約済み」「入会済み」のタグを付けておけば、そのまま配信の相手やステップ配信の分岐に使えます。友だちが少ないうちから使える数少ない分け方です。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
友だち追加経路オーディエンス
どの入口から友だち追加したかで作るオーディエンスです。店頭のQRコードから来た人と、Webサイトのボタンから来た人を分けて送れます。
詳しくは:ステップ配信の作り方:友だち追加から自動で送るシナリオ
クリックリターゲティング
配信したメッセージのリンクを押した人で作るオーディエンスです。60日以内の配信が対象で、配信に使うには50人以上要ります。日程ページを開いた人にだけ空き枠を知らせる、のように使います。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
インプレッションリターゲティング
配信したメッセージを開封した人で作るオーディエンスです。開いていない人にだけ再送するときは、これを除外に使います。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
ユーザーIDアップロード
ユーザーIDのリストを読み込んで作るオーディエンスです。Messaging APIやLINEログインで集めたIDを使うので、スプレッドシートや顧客管理の名簿から送り分けられます。友だちが少ないうちでも使えます。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
ウェブトラフィックオーディエンス
自社サイトに置いた計測タグ(LINE Tag)で記録したサイト訪問者で作るオーディエンスです。料金ページを見た人に案内を送る、のように使います。タグの設置が要り、配信に使うには50人以上要ります。
詳しくは:セグメント配信とオーディエンス:属性・タグ・行動で送り分ける
ターゲット推計
配信の作成画面に出る、届く相手の推計人数です。概算で、オーディエンスを使うと反映に3日ほどかかることがあります。
詳しくは:メッセージ配信の基本:一斉・予約・テスト配信と、通数を節約する送り方
ステップ配信
友だち追加などをきっかけに、決めた日数ごとに自動で順番に送る配信です。開始条件は「友だち追加」と「オーディエンス」の2つで、待ちは1回1〜30日の日単位です。PCの管理画面でだけ作れ、送った分はメッセージ通数に数えます。
詳しくは:ステップ配信の作り方:友だち追加から自動で送るシナリオ
開始条件
ステップ配信を始めるきっかけです。標準機能で選べるのは「友だち追加」と「オーディエンス」だけで、体験レッスンの日付や予約日をきっかけにはできません。「友だち追加」にすると、指定した日以降に追加された人だけが対象になります。
詳しくは:ステップ配信の作り方:友だち追加から自動で送るシナリオ
分岐(ステップ配信)
ステップ配信の途中で、属性やオーディエンスによって送る中身を分けることです。体験に来た人と来ていない人で案内を変える、といった使い方をします。標準機能で見分けられるのは属性とオーディエンスだけです。
詳しくは:ステップ配信の作り方:友だち追加から自動で送るシナリオ
リサーチ
管理画面から投票やアンケートのページを作り、メッセージで配れた機能です。2026年12月2日で提供が終わり、11月18日に新規作成と回答の受け付けが止まると告知されています。新しいアンケートはGoogleフォームなどで作ります。
詳しくは:LINEのアンケートの作り方:リサーチ機能・Googleフォームと回答の使い方
LINEリサーチ
LINEヤフーが提供する、700万人以上のモニターに聞く有料の調査サービスです。自分の友だちに聞くアンケートとは用途が違います。
詳しくは:LINEのアンケートの作り方:リサーチ機能・Googleフォームと回答の使い方
友だちを集める
友だち追加ガイド
管理画面で、友だち追加の入口を取り出す画面です。友だち追加URL・QRコード・友だち追加ボタン・クーポンQRコード・友だち募集ポスターをここから作ります。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
友だち追加URL
押すと公式アカウントの友だち追加の画面が開くURLです。Instagramのプロフィールや予約完了メールに貼ります。友だち追加ガイドの「URLを作成」で取り出します。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
QRコード
読み取ると友だち追加の画面が開くコードです。ポスター・チラシ・名刺、PC向けのWebページに置きます。認証済になってもベーシックIDとQRコードは変わらないので、貼ったものはそのまま使えます。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
友だち追加ボタン
Webサイトやブログに貼る「友だち追加」のボタンです。友だち追加ガイドの「ボタンを作成」でHTMLを取り出し、ページに貼ります。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
友だち追加経路
どの入口から友だち追加されたかを測る機能です。1つの入口に「経路」「流入元」「キャンペーン」の3つの名前を付け、その入口専用のURLやQRコードを作ります。PCの管理画面で作ります。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
友だち追加広告
LINEの中に広告を出して友だちを集める有料の仕組みです。認証済アカウントであることが条件です。
詳しくは:友だちを集める:QRコード・友だち追加ボタン・店頭とWebサイト
分析
分析
管理画面で、友だち・配信・チャット・リッチメニュー・ショップカードなどの数字を見る画面です。指標ごとに数え方と「数字が出る条件」が違い、人数が20人未満だと数字が出ない項目が多くあります。
詳しくは:配信の効果を見る:分析画面・ブロック率・クリックの読み方
ブロック率
ブロックの数を友だち追加の数で割った率です。管理画面にブロック率という指標は無いので、「ブロック ÷ 友だち追加」を自分で出します。累計の率は動きにくいので、月ごとに増えたブロックも並べて見ます。
詳しくは:配信の効果を見る:分析画面・ブロック率・クリックの読み方
開封率
配信を開いた人の割合です。分析の「メッセージ配信」では配信から14日間を集計し、人数が少ないと数字が出ません。誰が開封したかは管理画面でもMessaging APIでも見られません。
詳しくは:配信の効果を見る:分析画面・ブロック率・クリックの読み方
インプレッション
配信やリッチメニューが画面に表示された回数です。インプレッションユーザーは表示された人数で、回数とは別に数えます。
詳しくは:配信の効果を見る:分析画面・ブロック率・クリックの読み方
クリック
配信やリッチメニューのリンクが押された回数です。クリック率は、表示された数に対して押された割合です。リッチメニューの分析は、Messaging APIで設定したメニューの分は出ません。
詳しくは:配信の効果を見る:分析画面・ブロック率・クリックの読み方
Messaging APIとLINE Developers
Messaging API
LINE公式アカウントを、プログラムや外部の道具から動かすための仕組みです。届いたメッセージをWebhookで受け取り、返信やプッシュを送り、リッチメニューを人ごとに出し分けられます。利用は無料で、送ったプッシュなどはメッセージ通数に数えます。管理画面の「設定」>「Messaging API」から有効にします。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
LINE Developers
Messaging API・LINEログイン・LIFF・LINEミニアプリのドキュメントと、チャネルを作る管理画面(LINE Developersコンソール)がある開発者向けのサイトです。管理画面と同じビジネスIDで入れます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
プロバイダー
LINE Developersで、チャネルを束ねる「提供者」の単位です。会社や店の名前で1つ作ります。ユーザーIDはプロバイダーごとに別の値が振られるので、Messaging API・LINEログイン・LIFFを同じプロバイダーに揃えないと、同じ人を突き合わせられません。公式アカウントで一度選ぶと移せません。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
チャネル
LINE Developersで、Messaging APIやLINEログインなどの機能を使うための単位です。公式アカウントでMessaging APIを有効にするとMessaging APIチャネルができ、LIFFを載せるならLINEログインチャネルを別に作ります。チャネルごとにIDとシークレットとトークンがあります。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
Messaging APIチャネル
公式アカウントにひもづく、Messaging APIを使うためのチャネルです。今は管理画面からMessaging APIを有効にしたときに作られます。WebhookのURLやチャネルアクセストークンは、LINE Developersコンソールのこのチャネルの「Messaging API設定」タブで扱います。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
チャネルシークレット
チャネルごとに1つある秘密の値で、Webhookの署名を検証するときの鍵に使います。LINE Developersコンソールの「チャネル基本設定」タブにあります。パスワードと同じ扱いで、チャットやメールに貼りません。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
チャネルアクセストークン
Messaging APIを呼ぶときに、どのチャネルからの操作かを示すために付ける値です。リクエストのヘッダーに Authorization: Bearer に続けて入れます。長期のほかに、有効期間を指定できるもの(v2.1)や、ステートレスチャネルアクセストークンがあります。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
チャネルアクセストークン(長期)
LINE Developersコンソールの「Messaging API設定」タブで「発行」を押して作る、期限の無いトークンです。1つのチャネルに1つしか持てず、再発行すると今のトークンは無効になります(最大24時間だけ延ばせます)。複数の道具で同じトークンを使っているときは、再発行で全部止まります。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
Webhook
LINEで何か起きたときに、決めたURLへLINEプラットフォームが知らせを送る仕組みです。メッセージが届いた、友だち追加された、ブロックされた、ボタンが押された、といった出来事がJSONでHTTPSのPOSTとして届きます。受け取る側のURLを「Webhook URL」と呼びます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
Webhook URL
Webhookの送り先のURLです。LINE Developersコンソールの「Messaging API設定」タブで「編集」を押して入れ、「更新」で保存します。1つのチャネルに1つだけなので、予約システムや拡張ツールが使っているURLを書き換えると、そちらが止まります。HTTPSで、一般のブラウザが信頼する証明書が要ります。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
Webhookの利用
Webhookを実際に送るかどうかのスイッチです。Webhook URLを保存したあとに「検証」「Webhookの再送」「エラーの統計情報」と一緒に出ます。URLを入れても、ここがオフなら届きません。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
検証(Webhook)
Webhook URLの横にあるボタンで、LINEプラットフォームから試しのリクエストを送り、受け口が 200 を返すか確かめます。「成功」と出れば受け口に届いています。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
Webhookの再送
受け口が 200 番台を返せなかったときに、LINEがイベントを送り直す機能です。回数と間隔は公開されておらず、確実に届く保証もありません。オンにするなら、同じイベントが2回届いても二重に処理しない作りにしておきます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
エラーの統計情報
Webhookの送信で起きた失敗を集計する機能です。受け口が2秒以内に応答しないと request_timeout として残ります。オンにした後の分しか集計されないので、最初からオンにします。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
署名検証
届いたWebhookが本当にLINEプラットフォームから来たものかを確かめる手順です。リクエストヘッダーの x-line-signature と、リクエストボディをチャネルシークレットでHMAC-SHA256にかけた値を比べます。公式ドキュメントは、受け取ったら必ず検証してから処理するよう求めています。
詳しくは:LINE Botの作り方:オウム返しから業務の自動応答まで
x-line-signature
Webhookのリクエストヘッダーに付く署名です。署名検証で、自分で計算した値と比べます。GASのWebアプリはリクエストヘッダーを読めないので、この値を使った検証ができません。
詳しくは:LINE Botの作り方:オウム返しから業務の自動応答まで
イベント
Webhookで届く出来事の1件分です。メッセージなら message、友だち追加なら follow、ブロックなら unfollow、ボタンのpostbackなら postback のように type で見分けます。1回のWebhookに複数のイベントがまとめて届くことがあります。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
webhookEventId
Webhookのイベントごとに付く一意のIDです。再送されたイベントにも同じ値が付くので、スプレッドシートやkintoneに記録するときは、この値で重複を除きます。
詳しくは:LINEとn8n・Make・Zapierをつなぐ:コードを書かずに自動化する
応答トークン(replyToken)
届いたイベントに返信するときに使う値です。一度しか使えず、受け取ってから1分以内に使います。応答トークンで返す返信はメッセージ通数に数えないので、受付時間外の自動返信などは記録より先に返信を置きます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
ユーザーID
友だち1人ずつを見分けるIDで、U から始まる33文字です。Webhookでは source.userId に入っています。プロバイダーごとに別の値が振られ、本人も見ることはできません。表示名のように変わらないので、顧客台帳と結ぶときの鍵に使います。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
表示名
友だちがLINEで自分に付けている名前です。利用者がいつでも変えられるので、人を見分ける鍵には使いません。Messaging APIのプロフィール取得で取れます。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
応答メッセージ(reply)
Messaging APIで、届いたイベントに応答トークンを使って返事をする送り方です。メッセージ通数に数えません。管理画面の「応答メッセージ」とは別物で、「レッスン日程」と送ってきた人に今月の日程を返す、のように使います。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
プッシュメッセージ
Messaging APIで、1人やグループに好きなときに送る送り方です。前日と当日のリマインド、予約確定の連絡などに使い、メッセージ通数に数えます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
マルチキャストメッセージ
Messaging APIで、ユーザーIDを並べて複数人に同じメッセージを送る送り方です。1回に最大500人まで送れ、メッセージ通数に数えます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
ナローキャストメッセージ
Messaging APIで、属性やオーディエンスで絞って送る送り方です。管理画面の絞り込み配信をAPIから行うもので、メッセージ通数に数えます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
ブロードキャストメッセージ
Messaging APIで、友だち全員に送る送り方です。管理画面の一斉配信と同じで、メッセージ通数に数えます。
詳しくは:Messaging APIの始め方:チャネル・アクセストークン・Webhook
postback
ボタンを押したときに、文をトークに出さずに、決めた値をWebhookへ返すアクションです。「この回を選ぶ」のボタンで選んだ回の番号だけを受け取る、のように裏で処理するのに使います。
詳しくは:LINE Botの作り方:オウム返しから業務の自動応答まで
LINE Bot
Messaging APIを使って、届いたメッセージに自動で返事をする仕組みのことです。受け取った文をそのまま返す「オウム返し」から始め、よくある質問への返事や、日程をカードで返す仕組みへ広げます。置き場所はGAS・Cloudflare Workers・n8nなどから選びます。
詳しくは:LINE Botの作り方:オウム返しから業務の自動応答まで
ローディングのアニメーション
返事を作るのに時間がかかるとき、トークに「入力中」のような印を出す機能です。Messaging APIに相手のユーザーIDと秒数(5〜60秒の5秒刻み)を送ると出ます。
詳しくは:LINE Botの作り方:オウム返しから業務の自動応答まで
LINE Notify
以前よく使われた、決まったLINEに通知を送る無料のサービスです。2025年3月31日に終了しました。今スタッフに知らせるなら、Slackやメール、または公式アカウントのMessaging APIのプッシュを使います。
詳しくは:LINEとn8n・Make・Zapierをつなぐ:コードを書かずに自動化する
スプレッドシート・GAS・外部の道具
Google Apps Script(GAS)
Googleのスプレッドシートやフォームを、プログラムで動かすための仕組みです。スプレッドシートの「拡張機能」から開くエディタでJavaScriptを書き、Webアプリにすれば Webhookの受け口にもなります。作った人のアカウントで動くので、個人ではなく教室として持つアカウントで作ります。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
doPost
GASで、Webアプリに届いたPOSTリクエストを受け取る関数の名前です。LINEのWebhookをGASで受けると、この関数が動いてシートに書き込みます。受け取る引数にはボディは入りますが、リクエストヘッダーは入りません。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
ウェブアプリ(GAS)
GASのプロジェクトを、URLで呼び出せる形にしたものです。「デプロイ」>「新しいデプロイ」で種類に「ウェブアプリ」を選び、「アクセスできるユーザー」を「全員」にします。末尾が /exec のURLをWebhook URLに入れます。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
デプロイ
作ったプログラムを、実際に呼び出せる場所に出すことです。GASではコードを直したあと、新しいバージョンとしてデプロイし直さないと、URLの中身は古いまま動きます。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
トリガー(GAS)
GASの関数を、決めた時刻やきっかけで自動で動かす設定です。前日18時にリマインドを送るなら時間主導型、フォームの回答で動かすならフォーム送信時のトリガーを使います。トリガーも作った人のアカウントで動きます。
詳しくは:予約のリマインドをLINEで自動送信する:前日・当日の通知と無断キャンセル対策
スクリプトプロパティ
GASのプロジェクトに、秘密の値を保存しておく場所です。チャネルアクセストークンなどをコードに書かずにここへ入れておけば、コードを人に見せても漏れません。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
Googleフォーム
Googleの無料のフォーム作成の道具です。回答をスプレッドシートに貯められ、LINEでURLを配ればアンケートや予約の受け付けに使えます。そのままでは誰が答えたか(ユーザーID)は分からないので、事前入力のURLにユーザーIDを入れて渡します。
詳しくは:LINEのアンケートの作り方:リサーチ機能・Googleフォームと回答の使い方
事前入力したURL
Googleフォームの質問に、あらかじめ値を入れた状態で開くURLです。フォームのメニューの「フォームに事前入力する」で作ります。ユーザーIDを入れたURLをLINEで返せば、回答とLINEの友だちを結びつけられます。
詳しくは:LINEで予約を受ける:予約機能・外部の予約システム・自作の比べ方
kintone
サイボウズのクラウドの業務アプリです。顧客台帳や問い合わせの記録をアプリとして作り、スタッフ全員で見られます。LINEとつなぐと、友だち追加やトークの中身を顧客ごとのレコードに入れ、kintoneのボタンからLINEを送れます。
詳しくは:LINEとkintoneをつなぐ:友だちとやりとりを顧客管理に入れる
n8n
画面でノードをつないで組む、ワークフロー自動化の道具です。自分のサーバーで動かせるCommunity版があり、クラウド版はStarterが年払いで月20ユーロからです(2026年10月時点)。LINEとつなぐときは、WebhookノードでWebhookを受け、HTTP RequestノードでMessaging APIを呼びます。
詳しくは:LINEとn8n・Make・Zapierをつなぐ:コードを書かずに自動化する
Make
画面でモジュールをつないで組む、クラウドの自動化の道具です。LINEのモジュールが用意されていて、「Watch Events」でWebhookを受けられます。2026年10月時点で、Freeプランは月1,000クレジットです。
詳しくは:LINEとn8n・Make・Zapierをつなぐ:コードを書かずに自動化する
Zapier
画面で手順を並べて組む、クラウドの自動化の道具です。アプリ一覧にLINEのページが見つからず、「Webhooks by Zapier」で受けて送ります。Webhooks by Zapierは有料プランからなので、LINEとつなぐなら実質は有料です(2026年10月時点)。
詳しくは:LINEとn8n・Make・Zapierをつなぐ:コードを書かずに自動化する
LIFF・LINEミニアプリ・LINEログイン
LIFF
LINEの中で開くWebページの仕組みです(LINE Front-end Framework)。開いた人のユーザーIDを、ログイン画面を出さずに受け取れます。予約フォームや会員証をLIFFにすると、送ってきたのが誰かが確実に分かります。LINEログインチャネルの「LIFF」タブで作ります。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
LIFFアプリ
LINEログインチャネルに追加する、1つ1つのLIFFのことです。1チャネルに最大30件まで置け、画面の大きさをCompact・Tall・Fullから選びます。審査は要りません。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
LIFF ID
LIFFアプリごとに振られるIDです。https://liff.line.me/ のあとにLIFF IDを付けたURL(LIFF URL)で開きます。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
エンドポイントURL
LIFFアプリを開いたときに表示する、自分のWebページのURLです。HTTPSで用意し、LIFFアプリの設定に入れます。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
IDトークン
LINEログインやLIFFで受け取る、本人を証明するデータです。サーバーでLINEの検証APIに送って確かめると、なりすましの無いユーザーIDが取れます。フォームに入ったユーザーIDをそのまま信じず、IDトークンを検証します。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
LINEミニアプリ
LIFFの上で動くWebアプリを、LINEの中のサービスとして公開する仕組みです。使うSDKもコードもLIFFと同じで、作る場所がLINEミニアプリチャネルになります。認証済ミニアプリになると、LINE内の検索、ホーム画面へのショートカット、無料のサービスメッセージが使えます。LINEログインチャネルのLIFFは、将来LINEミニアプリに統合される予定です。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
認証済ミニアプリ
LINEヤフーの審査に通ったLINEミニアプリです。申請できるのは日本の法人と個人事業主で、個人は対象外です。認証バッジが付き、サービスメッセージを無料で送れます。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
サービスメッセージ
認証済ミニアプリから、予約の確認などを本人に通知するメッセージです。無料で送れます。未認証のミニアプリでは開発用のテストにしか使えません。
詳しくは:LINEミニアプリとLIFF:何が違い、自社に要るか
LINEログイン
自社の会員サイトやアプリに「LINEでログイン」のボタンを付ける仕組みです。LINE DevelopersでLINEログインチャネルを作り、ログインした人のユーザーIDを受け取って会員番号と結びます。ログインしただけでは公式アカウントの友だちにはならないので、友だち追加オプションと組み合わせます。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
ID連携
会員サイトの会員と、公式アカウントの友だちを同じ人だと分かるように結びつけることです。結んでおくと、予約した本人だけにLINEで案内を送れます。方法はLINEログイン、友だち追加オプション、Messaging APIのアカウント連携、LIFFの4つです。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
友だち追加オプション
LINEログインの同意画面で、公式アカウントの友だち追加もあわせて案内する設定です。LINEログインチャネルに公式アカウントをリンクし、認可URLに bot_prompt=normal か bot_prompt=aggressive を付けます。normal は同意画面の中に選択を出し、aggressive は同意画面のあとに別の画面で聞きます。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
アカウント連携
Messaging APIで、すでに友だちの人をトークから会員サイトの会員と結ぶ仕組みです。LINEログインのチャネルが無くても使えます。友だちのユーザーIDで連携トークンを発行し、会員サイトのログイン画面で本人に結んでもらいます。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
連携トークン(linkToken)
アカウント連携で、友だちごとに発行する一時的な値です。10分で切れ、1回しか使えないので、連携のたびに発行し直します。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
state と nonce
LINEログインで、なりすましや使い回しを防ぐために付ける値です。state はログインから戻ってきたのが自分の送った人かを確かめるため、nonce はIDトークンが今回のログインのものかを確かめるために使います。どちらも毎回ランダムに作ってセッションに残します。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
スコープ
LINEログインで、利用者にどの情報の利用を許可してもらうかの指定です。ユーザーIDと表示名なら profile と openid を付けます。メールアドレスを取る email は事前の申請が要ります。
詳しくは:LINEログインとID連携:会員情報と友だちを結びつける
予約・問い合わせ
LINEで予約
LINE公式アカウントの標準の予約機能です。LINEヤフー for Businessでは飲食店向けとされ、一休(RESZAIKO)、TableCheck、トレタ予約台帳などの連携パートナーの予約台帳とつないで使います(2026年10月時点)。飲食店でない教室やサロンは、外部の予約システムかGoogleフォームでの自作から選びます。
詳しくは:LINEで予約を受ける:予約機能・外部の予約システム・自作の比べ方
外部の予約システム
予約の枠・講師・コースを管理する、LINEとは別の予約サービスです。LINE連携のオプションを付けると、予約の確定やリマインドをLINEで送れます。2026年10月時点で、RESERVAはLINE連携オプションが月3,300円(税込)、SelectTypeはLINE連携がプレミアム(月11,000円・税込)からです。
詳しくは:LINEで予約を受ける:予約機能・外部の予約システム・自作の比べ方
リマインド
予約の前日や当日に、予約した本人へ送る確認の連絡です。前日18時と当日朝にLINEで「明日19時からです」と届くだけで、うっかり忘れの無断キャンセルはかなり減ります。送るには予約とユーザーIDが結びついている必要があり、Messaging APIのプッシュで送るのでメッセージ通数に数えます。
詳しくは:予約のリマインドをLINEで自動送信する:前日・当日の通知と無断キャンセル対策
キャンセル待ち
定員に達した回に、空きが出たら案内する順番待ちです。Googleフォームとスプレッドシートで自作すると、フォーム送信時のトリガーで定員を数えて「確定」か「キャンセル待ち」を書き分けられます。
詳しくは:LINEで予約を受ける:予約機能・外部の予約システム・自作の比べ方
問い合わせの記録
LINEに届いた問い合わせを、スプレッドシートやkintoneに1件ずつ残すことです。Webhookで受けてGASやn8nで書き込み、日時・名前・内容・対応状況・担当を並べます。トークの画面だけで回すより、返し忘れと「誰が返したか」が見えるようになります。
詳しくは:LINEの問い合わせをスプレッドシートに貯める:Webhookで1件ずつ記録する
顧客管理
友だち1人ずつの情報とやりとりを、台帳として残すことです。kintoneとつなぐなら、1人1レコードの「LINE顧客」と、1通1レコードの「LINEやりとり」の2つのアプリに分け、ユーザーIDを重複禁止の項目にして結びます。
詳しくは:LINEとkintoneをつなぐ:友だちとやりとりを顧客管理に入れる
拡張ツールとL Harness
拡張ツール
LINE公式アカウントにMessaging APIでつなぎ、標準機能に無い配信や顧客管理を足す、別の会社のサービスです。Lステップ・エルメ・プロラインフリーなどがあり、ツールの月額とは別に、公式アカウントのメッセージ通数の料金がかかります。公式アカウントの機能と、スプレッドシートやkintoneへのつなぎで足りるなら要りません。
詳しくは:Lステップ・エルメ・プロラインフリーの比べ方:拡張ツールが要る会社・要らない会社
Lステップ
ソーシャルデータバンク株式会社の拡張ツールです。2026年10月時点の月額(税込)は、フリー0円(新規の初回だけ・1社1アカウント)、スタート5,000円、スタンダード21,780円、プロ32,780円で、上のプランほど送れる通数の目安と分析が増えます。セグメントリッチメニューはスタンダードから、流入経路分析はプロからです。
詳しくは:Lステップとは:料金・できること、公式アカウントだけでできること
エルメ(L Message)
LINE公式アカウントの拡張ツールの1つです。2026年10月時点で月額0円・10,780円・33,000円(税込)のプランがあり、無料プランでも配信は月1,000通まで、チャットの履歴は180日分です。
詳しくは:Lステップ・エルメ・プロラインフリーの比べ方:拡張ツールが要る会社・要らない会社
プロラインフリー
LINE公式アカウントの拡張ツールの1つです。2026年10月時点で月額0円・9,680円・29,700円(税込)のプランがあり、無料プランはステップ配信が10ステップまでで、期間の制限はありません。
詳しくは:Lステップ・エルメ・プロラインフリーの比べ方:拡張ツールが要る会社・要らない会社
シナリオ配信
拡張ツールで、友だち追加やタグをきっかけに順番に送る配信の呼び名です。公式アカウントの標準機能でいうステップ配信にあたり、開始のきっかけや分岐の条件をより細かく組めます。
詳しくは:Lステップとは:料金・できること、公式アカウントだけでできること
セグメントリッチメニュー
拡張ツールで、タグや友だちの情報によって人ごとに違うリッチメニューを出す機能です。中ではMessaging APIのユーザー単位のリッチメニューを使っています。
詳しくは:Lステップとは:料金・できること、公式アカウントだけでできること
L Harness
LINE公式アカウントにステップ配信・タグ・フォーム・リマインダ・スコアリングを足す、オープンソースの拡張ツールです(GitHub Shudesu/line-harness-oss、MITライセンス)。ソフトウェアの利用料は0円で、自分のCloudflareのアカウントに入れて動かします。LINEヤフーの公式のサービスではなく、以前の名前はLINE Harnessです。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
オープンソース
プログラムの中身が公開され、決められたライセンスの範囲で誰でも使い、直し、配れるソフトウェアのことです。L HarnessはMITライセンスで、利用料はかかりませんが、動かす場所の用意と更新は自分で持ちます。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
MITライセンス
オープンソースのライセンスの1つです。著作権の表示とライセンス文を残せば、無料で使い、改造し、仕事として導入してよいと定めています。代わりに、動かなかったときの保証はありません。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
Cloudflare
Webサイトやプログラムを動かす場所を貸すサービスの会社です。L Harnessは、Cloudflareの Workers・D1・Pages・R2を組み合わせて動きます。小さな教室の規模なら無料の範囲に収まることが多く、超えたらWorkersの有料プラン(月5ドルから)にします。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
Cloudflare Workers
Cloudflareで、プログラムを動かす仕組みです。L Harnessでは本体として、LINEからのWebhookを受け、APIを返し、5分おきに配信の処理を回します。無料プランは1日10万リクエスト、1回の処理でCPU時間10ミリ秒までです(2026年10月時点)。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
Cloudflare D1
Cloudflareのデータベース(SQLite)です。L Harnessでは友だち・タグ・シナリオ・配信・フォームの回答を保存します。無料の範囲は1日に読み取り500万行・書き込み10万行、保存は合計5GB(1つのデータベースは500MBまで)です(2026年10月時点)。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
Cloudflare Pages
CloudflareでWebページを公開する仕組みです。L Harnessでは、スタッフが配信やチャットを操作する管理画面がここで動きます。
詳しくは:L Harnessの入れ方:Cloudflare・LINE Developersの準備から最初の配信まで
Cloudflare R2
Cloudflareのファイル置き場です。L Harnessでは、配信に使う画像を置きます。有効にするときに支払い情報の登録が求められます。
詳しくは:L Harnessの入れ方:Cloudflare・LINE Developersの準備から最初の配信まで
wrangler
Cloudflareを手元のパソコンのコマンドで操作する道具です。L Harnessでは、更新の前にデータベースをまるごと書き出すのに使います(npx wrangler d1 export line-harness --remote --output …)。
詳しくは:L Harnessの入れ方:Cloudflare・LINE Developersの準備から最初の配信まで
create-line-harness
L Harnessを入れたり更新したりするための、セットアップの道具です。Node.js 22以上・pnpm・gitを入れたパソコンで npx create-line-harness を動かすと、Cloudflareへの設置まで対話で進みます。更新は npx create-line-harness@latest update で、その前にデータベースを書き出しておきます。
詳しくは:L Harnessの入れ方:Cloudflare・LINE Developersの準備から最初の配信まで
流入経路(L Harness)
L Harnessで、友だちがどの入口から来たかを記録する機能です。友だち追加のURLに /auth/line?ref=… の形で経路の名前を付け、そこから追加した人にだけ記録とタグが付きます。公式アカウントのQRコードや友だち追加URLから来た人には付きません。
詳しくは:L Harnessで予約・フォーム・ステップ配信を組む:教室の例で一通り
リマインダ(L Harness)
L Harnessで、予約の日時を基準に前日や2時間前などに自動で送る機能です。管理画面の「リマインダ」で作り、予約した友だちを登録すると、決めた時刻に送られます。
詳しくは:L Harnessで予約・フォーム・ステップ配信を組む:教室の例で一通り
スコアリング
友だちの行動に応じて点数を自動で足していく機能です。L Harnessでは、入会案内のリンクを押した回数などで点数を付け、一定の点を超えた人に別の案内を送れます。
詳しくは:L Harnessとは:月額0円で使えるLINEの拡張ツール。Lステップとの違いと、かかる費用
フォーム(L Harness)
L Harnessで作る、LINEの中で開く回答フォームです。LIFFで動くので、回答が友だちの情報に直接入り、送信したらタグを付ける、といった設定ができます。体験レッスンの申込みフォームに使います。
詳しくは:L Harnessで予約・フォーム・ステップ配信を組む:教室の例で一通り
LINE WORKS
LINE WORKS
会社の中で使うビジネスチャットです。LINE WORKS株式会社が提供する、LINE公式アカウントとは別のサービスで、スタッフ同士の連絡・カレンダー・掲示板などに使います。2026年10月時点の料金(年契約・税別)は、フリー0円、スタンダード1人月450円、アドバンスト1人月800円です。
詳しくは:LINE WORKSとLINE公式アカウントの違い:社内用と顧客用、つなぎ方
ワークスグループ
LINE WORKSで、会社や組織を表す単位です。外部トーク連携でお客さまとトークすると、相手にはスタッフの名前とワークスグループの名前が見えます。
詳しくは:LINE WORKSとLINE公式アカウントの違い:社内用と顧客用、つなぎ方
外部トーク連携
LINE WORKSのスタッフが、個人のLINEを使っている人とトークできる機能です。スタッフ1人とお客さま1人(または少人数)のトークで、一斉配信やリッチメニューはありません。お客さまとのやりとりを教室の名前で受けるなら、LINE公式アカウントのほうが向きます。
詳しくは:LINE WORKSとLINE公式アカウントの違い:社内用と顧客用、つなぎ方