Power Automateの活用事例:小さな会社でよく作るフロー15本と組み合わせ方

公開 書いた人 大林 諒

Power Automateで何ができるかは分かったが、自社で何から作ればいいか決められない、という相談は多いです。この記事では、社員15名の「サンプル工務店」で実際に組んだフローを中心に、小さな会社でよく作る15本を一覧にし、どの順番で作るか、どう組み合わせるかを書きます。15本はどれも Outlook・Teams・SharePoint・Excel・Microsoft Forms を使っている会社なら作れるもので、多くはMicrosoft 365のライセンスの範囲に収まります。読み終わると、自社で最初に作る3本と、作らないと決めるものがはっきりします。製品の全体像は「Power Automateとは:何ができて、小さな会社のどの仕事を自動にできるか」にあります。

この記事の内容
  1. 先に決めること
  2. よく作るフロー15本の一覧
  3. サンプル工務店で組んだ順番
  4. 組み合わせの型
  5. 作らない方がいいフロー
  6. Microsoftの外のサービスとつなぐ
  7. 効果の測り方
  8. 応用:15本を育てる
  9. できないことと、その代わり
  10. よく詰まるところ
  11. 次にやること

先に決めること

一覧から選ぶ前に、次の3つを決めておきます。ここが決まっていないと、作ったフローが使われないか、止まったときに誰も直せない状態になります。

  • 誰が作って、誰が直すか。最初の数本は1人が作ってかまいませんが、共同所有者をもう1人決めておきます。作った人しか中身を知らないフローは、その人の退職や長期休みで止まります
  • 台帳をどこに置くか。問い合わせ・案件・申請のようにあとで探したり集計したりするデータは、SharePoint リストに置くのが基本です。Excelは集計表や、Formsの回答をためる用途に限ります。フローは台帳に書き込む役目で、フロー自身はデータを持ちません
  • どこに知らせるか。Teamsのチャネルに知らせるのか、個人宛てのメールか、チャットか。全部をメールにすると、受信箱に通知が埋もれて結局誰も見ません。サンプル工務店では「部署で共有する知らせはTeamsのチャネル、本人だけに関係する結果はメール」と決めています

よく作るフロー15本の一覧

サンプル工務店で組んだものと、同じ規模の会社でよく作るものを15本並べました。ライセンスの「Microsoft 365」は、Microsoft 365 Business Standard などに含まれる分で作れるという意味です(標準コネクタだけでできている。2026年10月時点)。難しさは、初めての人が1本目として作る場合を1、条件やループや式を組み合わせる必要があるものを3としています。

Noフロートリガー使うコネクタライセンス難しさ関連記事
1問い合わせメールを問い合わせ台帳に登録し、営業に知らせる共有メールボックスに新しいメールが届いたとき (V2)Office 365 Outlook・SharePoint・TeamsMicrosoft 3651Outlookの自動化
2協力会社の請求書PDFを工事案件のフォルダに保存する共有メールボックスに新しいメールが届いたとき (V2)Office 365 Outlook・SharePointMicrosoft 3652ファイルの自動化
3休暇申請を代表に回し、結果を本人に返すアイテムが作成されたとき(休暇申請リスト)SharePoint・承認・Office 365 OutlookMicrosoft 3652承認フロー
4経費精算を承認し、承認済みを経理に知らせるアイテムが作成されたとき(経費精算リスト)SharePoint・承認・TeamsMicrosoft 3652承認フロー
5発注を金額で承認者を分けて回すアイテムが作成されたとき(発注リスト)SharePoint・承認Microsoft 3653承認フロー・条件分岐
6現場の安全点検で「問題あり」の回答を工事チャネルに出す新しい応答が送信されたときMicrosoft Forms・TeamsMicrosoft 3651Microsoft Forms
7完成見学会の申込をリストにためて、申込者に案内メールを返す新しい応答が送信されたときMicrosoft Forms・SharePoint・Office 365 OutlookMicrosoft 3651Microsoft Forms
8社内アンケートの回答をExcelの表にためる新しい応答が送信されたときMicrosoft Forms・Excel Online (Business)Microsoft 3651Microsoft Forms・Excel
9毎朝、今日の工事予定をTeamsの全社チャネルに流す繰り返し(毎日7:30)SharePoint・TeamsMicrosoft 3652スケジュール実行
10見積の提出期限の前日に担当営業へ知らせる繰り返し(毎日8:00)SharePoint・TeamsMicrosoft 3652スケジュール実行・式
11社用車の予約が入ったら総務に知らせ、金曜に翌週の予約一覧を流すアイテムが作成されたとき/繰り返しSharePoint・TeamsMicrosoft 3651SharePointリスト
12月初に先月の売上集計を代表にメールで送る繰り返し(毎月1日)Excel Online (Business)・Office 365 OutlookMicrosoft 3652Excelの自動化
13現場日報の提出漏れを夕方に現場監督へ知らせる繰り返し(平日17:30)SharePoint・TeamsMicrosoft 3653条件分岐とループ
14問い合わせ台帳の新しい行をkintoneの顧客管理に登録するアイテムが作成されたとき(問い合わせ台帳)SharePoint・kintone(プレビュー)Premium3HTTPとカスタムコネクタ
15建材の発注サイト order.example に注文を入力する手動またはクラウドフローから起動デスクトップフロー(Power Automate for desktop(Power Automate Desktop))手元実行は無料、クラウドフローから動かすならPremium3Power Automate Desktop

15本のうち13本はMicrosoft 365の範囲で作れます。Premiumが要るのは、kintoneのようなMicrosoftの外のサービスにつなぐときと、デスクトップフローをクラウドフローから動かすときです。kintoneのコネクタは2026年10月時点で「プレビュー」の表示があり、Premiumの区分です。

使っているトリガーの名前は、Outlookが「共有メールボックスに新しいメールが届いたとき (V2)」、SharePointが「アイテムが作成されたとき」、Formsが「新しい応答が送信されたとき」、スケジュールが「繰り返し」です。承認は承認コネクタの「開始して承認を待機」、Excelへの書き込みは「テーブルに行を追加する」を使います。同じ名前で末尾に「[非推奨]」が付いたアクションもあるので、付いていないほうを選びます。

「マイ フロー」の一覧に、サンプル工務店で作ったフローが部署名つきの名前で並んでいる状態
「マイ フロー」の一覧に、サンプル工務店で作ったフローが部署名つきの名前で並んでいる状態

サンプル工務店で組んだ順番

サンプル工務店では、半年かけて次の順で作りました。順番には理由があります。

時期作ったフローこの順にした理由
1か月目1 問い合わせの台帳登録と通知毎日あり、受付の手作業が一番多く、止まっても受付が手で戻せる
1か月目2 請求書PDFの保存経理が毎日やっていて、1の共有メールボックスの設定をそのまま使える
2か月目3 休暇申請の承認紙とメールが混ざっていた申請を1つにまとめられ、全員が一度は使う
2か月目6 安全点検の通知現場から「問題あり」がすぐ届く効果が分かりやすい
3か月目9 毎朝の工事予定、11 社用車の予約工事案件リストと社用車の予約リストが整ったので、読むだけのフローを足した
4か月目4 経費精算、5 発注の承認3で承認の動きに全員が慣れてから、お金の絡む承認に広げた
5か月目7 見学会の申込、8 アンケート、10 見積期限、12 月次集計必要になった時期に合わせて追加
6か月目13 日報の提出漏れ条件とループの組み合わせが要るので、作る側が慣れてから
検討中14 kintone連携、15 発注サイトへの入力Premiumの費用と、止まったときの影響を見てから判断

最初の3本の選び方は、次の3つがそろうものを選ぶ、の一言に尽きます。

  • 毎日か毎週ある。月1回の仕事は、自動にしても効果を感じる前に作った人が中身を忘れます
  • 手順が毎回同じ。人によって、相手によってやり方が変わる仕事は、例外の分だけ条件が増えます
  • 止まっても人が手でやり直せる。最初の数本は、止まったことに気づくまで時間がかかる前提で選びます
休暇申請リストの「アイテムが作成されたとき」→「開始して承認を待機」→「条件」で承認と却下に分かれ、それぞれ「メールを送信する (V2)」で本人に返している状態
休暇申請リストの「アイテムが作成されたとき」→「開始して承認を待機」→「条件」で承認と却下に分かれ、それぞれ「メールを送信する (V2)」で本人に返している状態

サンプル工務店の1・2・3は、どれもこの3つを満たしていました。逆に、効果が一番大きそうに見えた15の発注サイトへの入力は、画面が変わると止まり、止まると発注が遅れて現場に響くので、最初の3本からは外しました。

組み合わせの型

15本を並べると、どれも次の5つの動きの組み合わせでできています。

型何をするかよく使うトリガー・アクション15本での例
受け取るメール・フォーム・ファイルが届いたのをきっかけに動く共有メールボックスに新しいメールが届いたとき (V2)、新しい応答が送信されたとき1・2・6・7・8
ためる受け取った内容を台帳やフォルダに書く項目を作成する(SharePoint)、テーブルに行を追加する(Excel)、ファイルを作成する1・2・7・8
知らせる担当者やチームに知らせるチャットまたはチャネルでメッセージを投稿する(Teams)、メールを送信する (V2)1・6・9・10・11・13
承認する承認者に回して、結果で次の処理を分ける開始して承認を待機、条件3・4・5
集計する決まった時刻に台帳を読み、まとめて送る繰り返し、アイテムを取得(SharePoint)、テーブルに存在する行を一覧表示する(Excel)9・10・12・13

1本のフローに5つ全部を詰め込まないのがこつです。サンプル工務店の問い合わせの流れは、「受け取る→ためる→知らせる」の1本目と、問い合わせ台帳を毎朝読んで「対応が3日止まっている問い合わせを集計して知らせる」2本目に分けています。1本にまとめると、どこで失敗したかが追いにくく、片方を直すともう片方に響きます。台帳(SharePoint リスト)を間に挟めば、フローどうしは台帳を通してつながるだけになり、1本ずつ直せます。

集計する型の例として、見積の提出期限が明日の案件を拾うフローの中身を書きます。SharePoint の「アイテムを取得」の「フィルター クエリ」に、次のような形で条件を入れます。日付の列を文字列と比べる書き方の例なので、テストで明日が期限の見積だけを拾えているかを必ず確かめます。

Deadline eq '@{formatDateTime(addDays(convertFromUtc(utcNow(), 'Tokyo Standard Time'), 1), 'yyyy-MM-dd')}'

Deadline は見積リストの「提出期限」列の内部名です。SharePoint リストの列を最初から日本語の名前で作ると、内部名が _x63d0__x51fa_... のような読めない文字列になり、フィルター クエリが書きにくくなります。実際に運用していると、列は英数字の名前で作ってから表示名を日本語に変える、という手順にしておくと後が楽です。

見積期限の通知フロー。「繰り返し」→「アイテムを取得」(フィルター クエリ入り)→繰り返しの中の「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」が並んでいる状態
見積期限の通知フロー。「繰り返し」→「アイテムを取得」(フィルター クエリ入り)→繰り返しの中の「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」が並んでいる状態

作らない方がいいフロー

作れるからといって、全部をフローにしないほうがいいものがあります。作ると、手でやるより手間が増えたり、間違いに気づけなくなったりします。

作らない方がいいもの理由代わりにすること
人の判断が毎回要る仕事(見積金額の決定、クレームへの返信)判断の部分は自動にできず、無理に条件にすると間違った処理が自動で進む判断の前後の転記や通知だけを自動にし、判断は人がする
例外が多い仕事(取引先ごとに書式も宛先も違う請求処理)例外の数だけ条件が増え、作った人にしか読めないフローになる例外の少ない取引先だけ自動にし、残りは人が続ける
年に数回しかない仕事(決算の資料集め、年末の挨拶状)作る手間のほうが大きく、使う頃には中身を忘れている。Microsoft 365のライセンスのフローは90日動かないと止められることがある手順書にまとめて人がやる
数万件のデータの一括処理1日のアクション数の上限(Microsoft 365のライセンスでユーザーごとに6,000)にすぐ届き、時間もかかるデータベースや専用の集計の道具を使う
止まると業務が止まり、すぐ気づけない仕事失敗に気づくまでの間、処理が抜け続ける失敗通知を入れられないなら、自動にしない
1つのフローに何でも詰めた「万能フロー」どこで止まったか分からず、直すと他が壊れる型ごとにフローを分け、台帳でつなぐ

もう1つ、作らない方がいい場面があります。業務そのものが固まっていないときです。申請の項目や承認の順番が月ごとに変わっている段階でフローを作ると、変わるたびに作り直しになります。まずSharePoint リストやFormsで入力の形を決め、2〜3か月人の手で回して形が落ち着いてからフローにします。

Microsoftの外のサービスとつなぐ

サンプル工務店には、LINE公式アカウント・建材の発注サイト order.example・クラウドの会計ソフトがあります。Microsoftの外のサービスとつなぐときは、次の順で考えます。

確かめること分かれ道進み方
Power Automateにそのサービスのコネクタがあるかある標準かPremiumかを確かめる。kintoneのコネクタはPremium(プレビュー)
ない相手にAPI(外から操作する窓口)があるかを見る
相手にAPIがあるかあるHTTPのアクションかカスタム コネクタで呼ぶ。どちらもPremium
ない画面を操作するデスクトップフローを考える。画面が変わると止まる前提で
つなぐ先が複数のMicrosoft以外のサービスどうしかそうPower Automateより、外のサービスどうしをつなぐのが得意な道具(n8nなど)が合うことが多い

kintoneのコネクタには「レコードがアプリに追加されたとき」などのトリガーと「アプリにレコードを追加する」などのアクションがありますが、接続ごとに60秒あたり100回までという呼び出しの上限があります。問い合わせが1日数十件の会社なら問題になりませんが、数千件を一度に移すような使い方には向きません。

外とつなぐときに一番大事なのは「どちらが正か」を決めることです。顧客の情報をSharePoint リストとkintoneの両方で編集できるようにすると、どちらが新しいのか分からなくなります。サンプル工務店の14では、問い合わせ台帳(SharePoint)を受付の入口、kintoneを顧客管理の正として、フローはSharePointからkintoneへ一方通行で送るだけにしています。逆向きの同期は作りません。

問い合わせ台帳の「アイテムが作成されたとき」から、kintoneの「アプリにレコードを追加する」へ項目を割り当てている状態。kintone のアクションに Premium の表示が付いている
問い合わせ台帳の「アイテムが作成されたとき」から、kintoneの「アプリにレコードを追加する」へ項目を割り当てている状態。kintone のアクションに Premium の表示が付いている

LINE公式アカウントへの送信は、LINEが出しているAPIをHTTPのアクションで呼ぶ形になり、Premiumが要ります。会計ソフトはクラウド型でもコネクタが無いことが多く、APIの有無を会計ソフト側で確かめます。こうした外のサービスが中心の仕事は、Power Automateで無理に作るより、そのサービスどうしをつなぐ道具を選ぶほうが安く確実なことがあります。比べ方は「Power AutomateとRPA・n8n・Zapierの比較:どれを選ぶか」に書きます。

効果の測り方

フローを作ったら、効果を数字で確かめます。売り込みの「工数◯%削減」ではなく、自社の手作業が月に何分減ったかを素直に数えます。

  1. 自動にする前に、その仕事の1回あたりの手作業の時間を測る(ストップウォッチで3回測って平均する)
  2. 月に何回あるかを数える(問い合わせメールの件数、申請の件数)
  3. フローにしたあとも人がやる部分(内容の確認、例外の対応)の時間を測る
  4. (1回あたりの手作業の時間 − 残った作業の時間)× 月の回数 を、減った時間とする
  5. フローの見直しや止まったときの対応にかかった時間を引く

サンプル工務店の試算はこうなりました。

フロー1回の手作業残った作業月の回数減った時間(月)
1 問い合わせの台帳登録と通知4分1分(内容の確認)60回180分
2 請求書PDFの保存3分0.5分(未分類の振り分け)80回200分
3 休暇申請の承認6分(紙の回覧と転記)1分(承認の操作)15回75分

3本で月に7時間ほどです。数字だけ見ると小さいですが、受付と経理の「毎日の割り込み」が減ったことのほうが効いています。逆に、月の回数が少ないフローは、作る手間と見直しの手間を引くとほとんど残りません。作らない方がいいフローの表で「年に数回」を外したのはこのためです。

効果と一緒に、止まったときに困る度合いも決めておきます。困る度合いが高いフローほど、止まったことにすぐ気づける仕組みが要ります。

困る度合い例用意しておくこと
高い(止まるとお客様や取引先に影響)1 問い合わせの通知、5 発注の承認失敗したら担当者にTeamsで知らせる処理、共同所有者2人、手でやる手順書
中くらい(社内が少し困る)3 休暇申請、9 毎朝の工事予定共同所有者、週1回の実行履歴の確認
低い(止まっても後で手で追える)8 アンケート、11 社用車の一覧実行履歴の月1回の確認

失敗したら知らせる処理は、知らせるアクションの「設定」タブで、前のアクションが失敗したときだけ動くようにして作ります。エラーが14日間続いたフローは自動でオフになるので、困る度合いが高いフローほど、オフになる前に気づける形にします。詳しくは「Power Automateのエラー処理と実行履歴:失敗に気づき、直して再実行する」で書きます。

問い合わせ通知フローの最後に置いた失敗通知のアクション。「設定」タブで、前のアクションが失敗した場合だけ動くようにしている状態
問い合わせ通知フローの最後に置いた失敗通知のアクション。「設定」タブで、前のアクションが失敗した場合だけ動くようにしている状態
フローの詳細画面の「28 日間の実行履歴」。毎日の実行が並び、成功と失敗の数が分かる状態
フローの詳細画面の「28 日間の実行履歴」。毎日の実行が並び、成功と失敗の数が分かる状態

応用:15本を育てる

一覧の15本は、作って終わりではなく、使いながら育てます。サンプル工務店で後から足したものを挙げます。

  • 1の問い合わせ通知に、問い合わせの種類(リフォーム・新築・その他)で投稿先のチャネルを分ける条件を足した
  • 3の休暇申請に、承認されたら Outlook の予定表に休みの予定を入れるアクションを足した
  • 6の安全点検に、「問題あり」が同じ現場で週2回続いたら代表にも知らせる集計のフローを別に作った
  • 12の月次集計を、Excelの表から読む形から、SharePoint リストの工事案件から集計する形に変えた
  • 2の請求書の保存に、保存した請求書を一覧にした経理向けのリストへの登録を足した

足すときも、1本に詰めずに別のフローに分けられないかを先に考えます。

できないことと、その代わり

できないこと理由代わりの手
15本全部をMicrosoft 365のライセンスだけで作るkintone連携とクラウドからのデスクトップフローはPremiumPremiumはそのフローを作って動かす人にだけ付ける
承認を30日より長く待つ1回の実行は最長30日で、承認待ちもタイムアウトする公式の方法は、承認のデータを Dataverse に保存し、元の実行がタイムアウトしたあとも応答を受けて動く別のフローを作ること。Dataverse を使うのでPremiumが要る。Microsoft 365の範囲で済ませるなら、期限をリストで管理して人が追いかける
フローの中にデータをためておくフローはデータの置き場所ではないSharePoint リストかExcelに書く
例外の多い仕事を全部自動にする例外の数だけ条件が増える例外は人に回す分岐を作る
外のサービスとの双方向の同期を安全に保つどちらが新しいか分からなくなる正のシステムを1つ決め、一方通行で送る
画面が変わるWebシステムへの入力を安定させるデスクトップフローは画面の構造に頼っている相手のAPIを使う、業者に連携を相談する、人が続ける

よく詰まるところ

症状原因直し方
作ったフローが使われない知らせる先がメールで、受信箱に埋もれている部署で見る知らせはTeamsのチャネルに出す
台帳と通知の内容が食い違う台帳に書く前に通知している、または台帳への書き込みが失敗しても通知だけ出ている台帳に書いた結果を使って通知する順にする
SharePoint リストのフィルター クエリが効かない列の内部名ではなく表示名で書いているリストの設定で列の内部名を確かめて書く
承認のメールが承認者に届かない「割り当て先」が間違っている、または迷惑メールに入っているアドレスを確かめ、Teamsの承認アプリでも見られることを承認者に伝える
Formsの回答の数とExcelの行の数が合わない同じExcelのファイルを人が開いて編集していて、書き込みが競合したフローが書く表は人が編集しない。集計は別のシートや別のファイルで行う
Excelへの書き込みが遅い・失敗するファイルが大きい、数式が多い書き込み用の表は数式を減らし、25MBを超えない大きさに保つ
毎朝のフローが9時間ずれた時刻に動く「繰り返し」のタイムゾーンを設定していない「繰り返し」のタイム ゾーンで日本時間(UTC+09:00 の東京)を選ぶ
kintoneの接続をほかの人が使えないkintoneのコネクタの接続は共有できないフローごとに、動かす人の接続を作る
年に数回のフローが動かなかった90日動かないフローがオフにされた通知のメールを見てオンに戻すか、そもそもフローにしない
作った人が辞めたら止まった接続がその人のアカウントで、共同所有者もいない共同所有者を付け、業務用のアカウントで接続を作り直す

次にやること

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