GA4・GTM・Search Consoleを触り始めると、似た名前の言葉がたくさん出てきます。GA4の「キーイベント」とGoogle広告の「コンバージョン」、GTMの「タグ」と「トリガー」、Search Consoleの「表示回数」とGA4の「表示回数」は、名前が近くても指しているものが違います。このページは、このサイトのコラムに出てくる言葉を分類ごとに並べ、1語につき何か、どこで出てくるか、似た言葉と何が違うかを2〜4文で書いたものです。例はコラムと同じサンプル料理教室(sample-cooking.example)で、名前や上限は2026年10月時点の情報で書いています。関連する記事があるものは、最後にそのタイトルを添えました。
基本の言葉
GA4(Googleアナリティクス4)
Googleの無料のアクセス解析ツールで、サイトに来た人がどこから来て、どのページを見て、申込をしたかを数えます。入れただけで数えるのはページの表示とアクセス元などで、申込の数は「これが申込です」と設定して初めて数え始めます。メールアドレスや電話番号のような個人を特定できる情報をGA4に送ることは、Googleのポリシーで禁止されています。
詳しくは:GA4とは:何が分かるか、小さな会社が最初に見る数字
GTM(Googleタグマネージャー)
GA4や広告のタグを、サイトに出し入れするためのGoogleの無料の道具です。自分では何も数えず、どのページで・どの操作のときにどのタグを動かすかを管理します。数字はGA4で見て、GTMは送るだけ、と分けて考えると混乱しません。
詳しくは:GTM(Googleタグマネージャー)とは:タグを直接貼るのと何が違うか
Search Console
Googleの検索結果に自分のサイトが何回出て、何回クリックされたかを見る無料の道具です。GA4がサイトに来たあとを数えるのに対し、こちらは来る前を数えます。検索結果に出たのにクリックされなかった言葉は、GA4には一切出てきません。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
ユニバーサル アナリティクス(UA)
GA4の前に使われていたGoogleアナリティクスです。無料のUAは2023年7月1日にデータの処理を終え、2024年7月1日には画面とAPIも終わりました。書き出していなかったUAのデータは消えていて、今から取り出す方法はありません。古い報告書に出てくる「目標」「ビュー」はUAの言葉です。
詳しくは:GA4とは:何が分かるか、小さな会社が最初に見る数字
Google アナリティクス 360
GA4の有料版で、料金は公式ページに載っておらず個別の契約です。データの保持は最長50か月、キーイベントは50個、イベント単位のカスタムディメンションは125個までと、無料版より上限が広くなります。SLA(品質の保証)が付くのも360だけです。
詳しくは:GA4とは:何が分かるか、小さな会社が最初に見る数字
アカウント(GA4)
GA4のいちばん上の単位で、会社に1つ作ります。中にサイトごとのプロパティを入れます。アカウントで付けた権限は、その中のプロパティ全部に引き継がれます。
詳しくは:GA4の導入手順:アカウント・プロパティ・データストリームを作って測定IDを入れる
プロパティ(GA4)
レポートを見る単位で、サイト1つに1つ作るのが基本です。プロパティを分けると、無料版のGA4の画面ではプロパティをまたいだ合計は出ません。日付の区切りになるレポートのタイムゾーンも、プロパティで決めます。
詳しくは:GA4の導入手順:アカウント・プロパティ・データストリームを作って測定IDを入れる
データストリーム
プロパティにデータを送る入口で、ウェブサイトやアプリごとに作ります。ウェブのストリームを作ると、測定IDが自動で付きます。拡張計測機能、内部トラフィックの定義、ドメインの設定など、計測の細かい設定はストリームの中にあります。
詳しくは:GA4の導入手順:アカウント・プロパティ・データストリームを作って測定IDを入れる
測定ID
G- のあとに英数字が続く、ウェブのデータストリームのIDです(例 G-XXXXXXXXXX)。Googleタグの「リンク先 ID」と同じもので、自動で付き、選べません。ストリームを消して作り直すと、別のIDになります。
詳しくは:GA4の導入手順:アカウント・プロパティ・データストリームを作って測定IDを入れる
プロパティID
数字だけのIDで、画面左上のプロパティを選ぶ欄で名前の下に出ます。データポータルやBigQueryでプロパティを指定するときに使う番号で、サイトに入れても何も数えません。UA- で始まるIDは、今は使えません。
詳しくは:GA4の導入手順:アカウント・プロパティ・データストリームを作って測定IDを入れる
コンテナID
GTM- で始まるGTMのコンテナのIDです(例 GTM-XXXXXXX)。ワークスペースの右上に出ていて、押すとサイトに入れるコードがもう一度表示されます。コードのIDを手で書き換えると、別のコンテナのIDが混ざる原因になります。
詳しくは:GTMの導入と初期設定:コンテナを作ってサイトに入れ、GA4タグを1つ置く
Googleタグ(gtag.js)
GA4とGoogle広告にデータを送るための、Googleのタグそのものです。1つのタグから複数の宛先に送れます。GTMの中で置く方法とサイトに直接貼る方法があり、両方やると同じページビューが2回送られます。
詳しくは:GTM(Googleタグマネージャー)とは:タグを直接貼るのと何が違うか
タグ
サイトの中で動いて、どこに何を送るかを決める部品です。GTMではGA4用に全ページで動くGoogleタグを1つ置き、その上にボタンごとのイベントのタグを足していきます。タグはトリガーが無いと動きません。
詳しくは:GTM(Googleタグマネージャー)とは:タグを直接貼るのと何が違うか
GA4の数え方
イベント
GA4がデータを記録する単位で、ページを見た・スクロールした・ボタンを押した、という1つ1つの出来事です。ページの表示も申込の完了も、同じイベントの1種類として記録されます。UAは訪問(セッション)を単位にしていたので、同じ名前の数字でも意味が違います。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
自動収集イベント
GA4のタグを入れるだけで送られるイベントです。ウェブで関係するのは first_visit・session_start・user_engagement で、ユーザー数やセッション数の元になります。この3つを見て判断することはほとんどありません。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
拡張計測機能
タグを入れただけで、スクロールや別サイトへのリンクのクリック、ファイルのダウンロード、サイト内検索などを自動でイベントとして数える機能です。データストリームの設定でオン・オフでき、変えるにはプロパティの編集者以上の役割が要ります。ページビューはオフにできません。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
推奨イベント
Googleがイベント名とパラメータをあらかじめ決めているイベントで、送るのは自分です。勝手には送られません。名前が1文字でも違うと、たとえば generate_leads や GenerateLead はただのカスタムイベントとして扱われます。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
カスタムイベント
推奨イベントに当てはまらないものに、自分で名前を付けて送るイベントです。作る前に、自動収集と推奨イベントに当てはまるものが無いかを確かめます。付けたパラメータは、カスタムディメンションとして登録しないとレポートに出ません。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
generate_lead
オンラインでフォームを送信したときなどに使う推奨イベントで、見込み顧客が発掘されたタイミングを測るものです。決まったパラメータとして value・currency・lead_source があります。value を付けるなら currency(JPY)とセットにし、片方だけだとGoogle広告に金額は送られません。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
page_view
ページが表示されるたびに送られるイベントで、拡張計測機能でもオフにできません。すべてのページの表示を含むので、そのままキーイベントにはできません。サンクスページの表示だけを申込として数えたいときは、条件で絞った別のイベントを作ります。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
離脱クリック(click)
拡張計測機能が、別のドメインへのリンクが押されたときに送る click イベントです。外部リンクがすべて同じ名前で来るので、LINEのボタンだけをキーイベントにする、といった使い方はできません。クロスドメイン計測を設定したドメインへのリンクでは出なくなります。電話番号(tel:)のリンクは、ここに頼らずGTMで数えます。
詳しくは:GTMでボタンのクリックを計測する:電話・LINE追加・資料請求
form_start・form_submit
拡張計測機能の「フォームの操作」で送られるイベントで、form_start はセッションで初めてフォームを操作したとき、form_submit は送信したときに出ます。入力エラーで送れなかった分やブログの検索窓の送信まで入ることがあるので、申込の数としては使いません。form_submit と申込のイベントの両方をキーイベントにすると、1件が2件になります。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
イベントパラメータ
イベントに貼る付箋のような情報で、どのボタンが押されたか、どのフォームかを分けるのに使います。1つのイベントに25個まで、名前は40文字まで、値は100文字までです。名前は大文字と小文字、ハイフンとアンダースコアを区別するので、link_location と Link_location は別物です。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
イベント名の決まり
イベント名は40文字までで、英字で始め、英数字とアンダースコアだけを使います。スペースは使えず、大文字と小文字は区別されます。click・page_view・scroll などは予約されているので、自分で作るイベントの名前には使いません。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
ディメンションと指標
GA4のレポートで、行や列に使う分類の軸がディメンション、数えたり足したりする数字が指標です。ページのURLや参照元のように自動で集める情報は、最初から用意されたディメンションに入ります。自分で付けたパラメータは、登録して初めてディメンションとして選べます。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
カスタムディメンション
自分で名前を付けたパラメータを、レポートや探索で選べるように登録したものです。作成してから24〜48時間たつとレポートで使えるようになります。実際の運用では、登録より前の期間には値が入らず「(not set)」のままです。標準のプロパティでは、イベント単位で50個まで作れます。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
スコープ(範囲)
カスタムディメンションが何に付く情報かを決める設定で、イベント・ユーザー・アイテムの3つがあります。ボタンの位置のようにクリックごとに変わる情報は「イベント」にします。範囲とイベントパラメータは、保存したあとに変えられません。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
ユーザー(GA4)
GA4でいうユーザーは人ではなく、ブラウザに入ったCookie、つまり端末ごとの識別子です。同じ人がスマホとパソコンで来れば、別々のユーザーとして数えられます。ユーザーの数え方には、アクティブ ユーザー数・合計ユーザー数・新規ユーザー数の3つがあります。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
アクティブ ユーザー数
期間中にサイトで操作した人の数で、GA4のレポートで「ユーザー」と出ている列は多くがこれです。エンゲージメントのあったセッションがあるか、first_visit などが記録されたユーザーを数えます。「先月何人来たか」はこの数字で言います。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
新規ユーザー数
first_visit が記録された数です。数え方の違いから、新規ユーザー数がアクティブ ユーザー数より多く出ることがあり、公式ヘルプにもそう書かれています。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
セッション
サイトへの1回の訪問で、ページを開いてから操作が30分途切れるまでのひとまとまりです。GA4では日付が変わっても、別のキャンペーンから来ても切れません。30分はデータストリームの設定で、最大7時間55分まで変えられます。人数ではなく、来訪の回数です。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
エンゲージメントのあったセッション
一定の時間(初期設定は10秒)続いた、キーイベントが起きた、ページを2つ以上見た、のどれかに当たる訪問です。ブログのレシピを開いて5秒で閉じた訪問は数えません。10秒の部分は設定で変えられます。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
エンゲージメント率と直帰率
エンゲージメント率はエンゲージメントのあったセッションの割合で、GA4の直帰率はその反対です。UAの直帰率は「1ページだけ見て何もせず離れた訪問の割合」で定義が違うので、昔の数字と並べて「直帰率が下がった」とは言えません。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
平均エンゲージメント時間
ページが画面の前面に出ていた時間の合計を、アクティブ ユーザーで割ったものです。0秒に近いときは、user_engagement が届いていない可能性があります。小さな会社の毎月の判断には、ほとんど使いません。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
表示回数(GA4)
ページが表示された回数で、page_view の数です。再読み込みや戻るボタンで同じページが開かれても増えます。よく読まれているかどうかは、表示回数よりアクティブ ユーザー数で見ます。
詳しくは:ページごとのアクセス数を見る:よく読まれるページと問い合わせにつながるページ
HyperLogLog++
GA4が、セッション数・アクティブ ユーザー数・合計ユーザー数を推定するのに使っている方法です。公式ヘルプも、従来の数え方とわずかな差が出ることがあると書いています。BigQueryの生データで数え直すと、レポートの数字とわずかにずれます。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
データのしきい値
人数の少ない行を、個人が推測されないようにレポートから隠す仕組みです。年齢・性別などのユーザー属性を含むレポートや、サイト内検索の語句で起きます。こちらで外したり下げたりはできず、期間を広げると出てくる場合があります。
詳しくは:ユーザー・セッション・イベント数の違い:GA4の数字が合わない理由
レポート用識別子
GA4が、レポートで同じユーザーを見分けるのに何を使うかの設定です。「混合型」などのときにしきい値がかかることがあり、「デバイスベース」に切り替えて比べられます。表示だけの話で、集めたデータは変わらず、いつでも元に戻せます。
詳しくは:GA4の初期設定:データ保持期間・内部トラフィックの除外・Googleシグナル
行動モデリング
Cookieの同意を拒否した人の分を推定してレポートに入れる仕組みです。使えるのは、拒否された状態のイベントが1日1,000件以上ある日が7日以上、同意したユーザーが1日1,000人以上いる日が過去28日のうち7日以上ある場合です。小さな教室の規模では条件に届かず、拒否した人の分はレポートに入りません。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
流入経路とUTM
参照元
どのサイト・サービスから来たかを表す値で、google・l.instagram.com・line のように入ります。訪問が始まったときのURLのパラメータ(UTMや広告の自動タグ設定)と、直前のページのURLから決まります。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
メディア
来方の種類を表す値で、organic(自然検索)・cpc(クリック課金の広告)・referral(リンク)・(none) などが入ります。参照元と組にして、google / organic ならGoogleの自然検索、google / cpc ならGoogle広告と読みます。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
キャンペーン
どの施策から来たかを表す値で、UTMの utm_campaign や広告で付く名前が入ります。GA4では「セッション キャンペーン」のようなディメンションで見ます。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
デフォルト チャネル グループ
参照元・メディア・キャンペーンを、Googleのルールで「Organic Search」「Paid Search」などの大分類にまとめたものです。定義は編集できません。主にメディアの値で決まるので、UTMのメディアを自由に書くと「未割り当て」が増えます。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
Direct
参照元が (direct)、メディアが (none) か (not set) の訪問が入るチャネルです。URLの手入力やブックマークのほか、PDFの中のリンクなど経路の情報が届かなかった訪問も入ります。ゼロにする必要はありません。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
未割り当て(Unassigned)
どのチャネルのルールにも一致しない訪問が入るチャネルです。チラシのQRコードに utm_medium=qr を付けると、紙を表すメディアが定義に無いのでここに入りますが、壊れているわけではありません。line をメディアに書いたときもここに落ちます。
詳しくは:UTMパラメータの付け方:広告・メール・LINE・QRコードのリンクを分ける
Organic Social と Paid Social
SNSからの訪問のチャネルで、Instagramのプロフィールやストーリーズのリンクから来た人はOrganic Socialに入ります。Meta広告でUTMを付けていないと、広告から来た人もOrganic Socialに入ります。メディアを paid_social のように paid か cp を含む値にすると、Paid Socialに分かれます。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
Cross-network
キャンペーン名に cross-network を含む訪問のチャネルで、Google広告のP-MAXやデマンド ジェネレーションがここに入ります。Google広告からの申込を見るときは、Paid Searchと足して見ます。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
カスタム チャネル グループ
デフォルト チャネル グループとは別に、自分の分け方で作るチャネルのまとまりです。標準のプロパティでは2つまで作れ、チャネルは上から順に、最初に一致したものに振り分けられます。「LINE」や「チラシ」のチャネルは一番上に置かないと、先にOrganic Socialなどに当たります。作るには編集者以上の権限が要ります。
詳しくは:UTMパラメータの付け方:広告・メール・LINE・QRコードのリンクを分ける
ユーザー獲得とトラフィック獲得
「ユーザー獲得」は、その人が初めてサイトに来たときの経路でまとめるレポートです。「トラフィック獲得」は、訪問ごとに、その回がどこから始まったかでまとめます。公式ヘルプも両者の値は直接比べられないと書いていて、毎月の報告にはトラフィック獲得を使います。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
ルックバック ウィンドウ
直接の訪問を、それより前の訪問の経路で埋めるときにさかのぼる期間で、既定は90日です。その内側なら、Googleから初めて来た人があとで直接入力で来ても、Googleの行に入ります。Directに残るのは、前の経路の情報が何も無い訪問です。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
UTMパラメータ
リンクのURLの後ろに ?utm_source=line&utm_medium=social のような目印を付けて、GA4に「この人はどこから来たか」を教える仕組みです。utm_source・utm_medium・utm_campaign の3つはどのリンクにも必ず付け、そろっていないと「(not set)」になります。値は大文字と小文字が区別されるので、Instagram と instagram は別の参照元になります。
詳しくは:UTMパラメータの付け方:広告・メール・LINE・QRコードのリンクを分ける
Campaign URL Builder
UTM付きのURLを作るGoogleの公式のツールで、画面は英語です。website URL・campaign source・campaign medium の3つが必須です。「Set campaign parameters in the fragment portion of the URL」のチェックは入れません。
詳しくは:UTMパラメータの付け方:広告・メール・LINE・QRコードのリンクを分ける
UTM台帳
UTMを付けたURLを作るための1枚のスプレッドシートです。台帳を通さないURLは使わない、と決めておくと値がぶれません。リンク先URLに #access のような部分が付いているとUTMが読まれないので、# を含まないURLから作ります。
詳しくは:UTMパラメータの付け方:広告・メール・LINE・QRコードのリンクを分ける
自動タグ設定(gclid)
Google広告がクリックされたときに、移動先のURLへ gclid というパラメータを付ける機能です。GA4のキーイベントをGoogle広告に読み込むときの前提になります。新しく作った広告アカウントでは最初から有効ですが、引き継いだアカウントではオフのことがあります。UTMと併用でき、その場合の参照元・メディア・キャンペーンは自動タグ設定の値になります。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
レポートと探索
ホーム
GA4を開くと最初に出る画面で、よく見る指標の概要やリアルタイム、最近アクセスしたものなどのカードが並びます。見る人の使い方に合わせて中身が変わり、期間は既定で過去7日間です。毎月の数字を比べる場所には向きません。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
コレクションとトピック
「レポート」の中にあるレポートのまとまりがコレクションで、コレクションの中はトピックで分かれ、トピックの中に個別のレポートが入っています。左のメニューの並びは、プロパティを見る全員に同じものが出ます。新しく作ったコレクションは、公開しないと左のメニューに出ません。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
ライフサイクル
2023年3月27日より前に作ったプロパティや、作成時にビジネスの目標を指定しなかったプロパティで出るコレクションです。集客・エンゲージメント・収益化・維持率の4つのトピックに分かれます。名前の違うコレクションでも、中の「トラフィック獲得」「ランディング ページ」は同じレポートです。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
ライブラリ
レポートの並びやコレクションを編集する画面です。編集者以上の権限が必要で、閲覧者には表示されません。変えた結果はプロパティを見る全員に反映され、コレクションは1つのプロパティに7つまでです。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
リアルタイム レポート
直近30分の動きが数分で出るレポートです。設定を変えたあとに動いているかを確かめるときに開くもので、毎日眺めるものではありません。数字の判断は、通常のレポートに数字がそろってから行います。
詳しくは:GA4とは:何が分かるか、小さな会社が最初に見る数字
トラフィック獲得
訪問ごとに、どこから来たかでセッションやキーイベントを並べるレポートです。「キーイベント」の列は、何も選ばなければすべてのキーイベントの合計です。毎月の「どこから来たか」はここで見ます。
詳しくは:流入経路の見方:参照元・メディア・チャネルの違いと、広告・SNS・検索の分け方
ページとスクリーン
どのページが何回見られたかを見るレポートです。名前に「スクリーン」と付いているのは、スマホアプリの画面も同じ表で扱うためです。この表のキーイベントの列は「そのページの上で起きた回数」なので、申込はほぼサンクスページの行にだけ付きます。
詳しくは:ページごとのアクセス数を見る:よく読まれるページと問い合わせにつながるページ
ランディング ページ
訪問の最初に開かれたページごとに数字を並べるレポートです。表示回数は無く、入口の強さはセッション数で見ます。キーイベントの列は「そのページから始まった訪問の中で起きた回数」で、どの入口が申込に強いかはここで分かります。
詳しくは:ページごとのアクセス数を見る:よく読まれるページと問い合わせにつながるページ
ページパスとページタイトル
ページパスは /lesson/ のようなドメインより後ろの部分、ページタイトルはブラウザのタブに出る名前です。タイトルを直すと行が2本に分かれるので、最初はパスで見ます。日本語のスラッグが変換されて読めないときだけ、タイトルに切り替えます。
詳しくは:ページごとのアクセス数を見る:よく読まれるページと問い合わせにつながるページ
(not set)
値が送られていないときに出る行です。ランディング ページで出るのはその訪問でページビューが記録されなかったとき、カスタムディメンションで出るのは登録前の期間か、そのイベントにパラメータを付けていないときです。ランディング ページで全体の1割を超えるなら、ページビューを送るタグの設定を疑います。
詳しくは:ページごとのアクセス数を見る:よく読まれるページと問い合わせにつながるページ
(other)
表の行の種類が多すぎるときに、少ない値がまとめられる1行です。ユーザーごとのIDや押した時刻のように、値の種類が非常に多いものをカスタムディメンションにすると出やすくなります。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
比較
データを消さずに、条件ごとに数字を並べて見る機能です。1つの比較に条件は4つまで作れます。別のレポートに移ると、「すべてのユーザー」以外の比較は外れます。フィルタが「絞る」のに対し、比較は「並べる」です。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
フィルタ(レポート)
レポートの上で、その場で表示を絞る機能です。データそのものは消えず、レポートを離れると外れます。管理画面の「データフィルタ」は受け取ったデータを恒久的に捨てる別の機能なので、見え方を絞りたいだけのときには使いません。
詳しくは:GA4の画面の見方:レポートのどこで何が分かるか
メモ(GA4)
GA4の折れ線グラフに、その日に何があったかを書き残す機能です。タイトルは半角60文字まで、説明は半角150文字までで、作るにはアナリスト以上の権限が要ります。作ったメモは、折れ線グラフのあるすべてのレポートに出ます。
詳しくは:botとスパムのアクセスを見分ける:GA4でできることと、できないこと
カスタム インサイト
決めた条件で、数字の変化をGA4に見張らせる機能です。「異常値があります」を選ぶと、しきい値を自分で決めなくても、いつもと違う変化をGA4が見つけます。プロパティごとに50個まで作れます。
詳しくは:botとスパムのアクセスを見分ける:GA4でできることと、できないこと
探索
標準のレポートに無い切り口で、数字を組み直す場所です。自由形式・ファネルデータ探索・経路データ探索など7つの手法があり、小さな会社が覚えるのは上の3つとセグメントで足ります。見られる期間は、データ保持の設定に縛られます。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
自由形式
ディメンションと指標を行と列に置いて作る、クロス集計表やグラフの探索です。列に「イベント名」を置くと、キーイベントを種類ごとに分けて見られます。フィルタの式は、大文字と小文字を区別します。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
ファネルデータ探索
決めた順番のステップを、何人が通過して何人が抜けたかを見る探索です。ステップは1つのファネルに10個までで、条件にはイベントかディメンションの値を使います。人数で、1人の最初の1回だけを数えるので、申込完了の人数はキーイベントの件数より少なくなります。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
経路データ探索
あるページやイベントの前後に、どのページ・イベントが続いたかを図で見る探索です。各ステップには初めは上位5つが出て、1ステップ20まで増やせ、それより下は「その他」にまとまります。始点と終点は、どちらか一方しか指定できません。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
セグメント
探索の中で、条件に合うユーザー・セッション・イベントだけを取り出す機能です。1つの探索に10個まで作れ、同時に当てられるのは4個までです。標準のレポートの数字は変わらないので、毎月の報告には比較かデータポータルのフィルタを使います。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
データ探索の共有
作った探索を、そのプロパティで閲覧者以上の権限を持つ全員に見せる操作です。共有するにはアナリスト以上の権限が要り、見た人は編集できず、変えたいときは複製します。ログインしない人には、スプレッドシートやPDFに書き出して渡します。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
サンプリング
探索で、扱うイベントが多いときにかかる処理です。1つのクエリが1,000万件を超えるイベントを扱うときの話です。右上のアイコンが緑から黄色に変わったら、しきい値かサンプリングがかかっています。
詳しくは:探索レポートの作り方:自由形式・ファネル・経路データ探索
データ保持(イベントデータの保持)
GA4が細かいデータを残しておく期間で、作ったままだと2か月です。標準のプロパティで選べるのは2か月か14か月で、効くのは探索とファネルのレポートだけ、標準のレポートには影響しません。過ぎたデータはあとから延ばしても戻らないので、最初に14か月にします。
詳しくは:GA4の初期設定:データ保持期間・内部トラフィックの除外・Googleシグナル
キーイベントと広告
キーイベント(旧コンバージョン)
申込や問い合わせのように、成果として印を付けたイベントです。以前は「コンバージョン」と呼ばれていましたが、Google広告のコンバージョンと数え方が違い件数が食い違うため、GA4の側で名前が変わりました。すでにあるイベントに印を付ける仕組みなので、印を付けた時点から後のデータだけが数えられます。標準のプロパティでは30個まで(360は50個)です。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
コンバージョン(Google広告)
Google広告で、入札や効果測定に使う成果です。GA4のキーイベントをGoogle広告に読み込むと、Google広告の側ではコンバージョンになります。流れは「イベント → キーイベント → コンバージョン」で、GA4の標準のレポートや探索には出てきません。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
キーイベントとしてマークを付ける
イベントをキーイベントにする操作で、イベントの一覧で星のアイコンを押します。まだ届いていないイベントも、作るときにキーイベントにしておけば、届いた最初の1件から数えられます。権限はヘルプのページによって「マーケティング担当者以上」「編集者以上」と書き分かれているので、設定する人には編集者以上を付けておくと迷いません。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
カウント方法(キーイベント)
キーイベントを何件と数えるかの設定です。「イベントごとに 1 回」は1回の訪問で5回起きれば5件、「セッションごとに 1 回」は1件と数えます。新しく作ると「イベントごとに 1 回」になり、UAの目標から移したものは「セッションごとに 1 回」のことがあります。変更は、変えたあとに起きた分にだけ効きます。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
イベントを作成
条件に合うイベントをコピーして、別の名前のイベントを作る機能です。サンクスページ /thanks/ の page_view から申込のイベントを作る、といった使い方をします。元のイベントは残り、過去のデータには適用されず、効き始めるまで1時間以上かかります。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
イベントを変更
条件に合うイベントの名前やパラメータを書き換える機能で、元のイベントは上書きされます。キーイベントにしているイベントの名前を変えると、キーイベントでなくなります。page_view を条件に名前を変えると、そのページビューが page_view として記録されなくなります。
詳しくは:GA4のイベントとは:自動収集・拡張計測・推奨・カスタムの4種類
セッション キーイベント レート
キーイベントが起きたセッションの数を、セッションの総数で割った割合です。小さな会社では分母が小さく揺れやすいので、率よりも件数を前の月と比べるほうが判断を誤りません。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
キーイベント値
キーイベント1件に付ける金額です。value(数値)と currency(JPY のような3文字の通貨コード)をイベントに付けるか、既定の値を設定します。値を入れなくても件数は数えられますが、Google広告には値が送られません。
詳しくは:キーイベントの設定:問い合わせ完了をGA4で数える
Google広告のリンク
GA4のプロパティとGoogle広告のアカウントをつなぐ設定です。作るにはGA4の編集者以上の役割と、Google広告アカウントの管理者権限が両方要ります。リンクしたい広告アカウントが一覧に出ないときは、ほとんどがGoogle広告側の権限不足です。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
キーイベントの読み込み
GA4のキーイベントを、Google広告のコンバージョンとして取り込むことです。GA4の処理を待ってから届くので、Google広告のタグで直接数えるより遅く、出るまで1〜2日かかることがあります。広告を見ただけの人の成果(ビュースルー)は、この方法では表示されません。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
メインとサブ(コンバージョン アクション)
Google広告のコンバージョン アクションの区分で、入札に使われ「コンバージョン」列に入るのはメインだけです。サブは入札に使われず、「すべてのコンバージョン」列で見られます。GA4から読み込んだものとGoogle広告のタグの両方をメインにすると、1件の申込が2件として数えられます。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
コンバージョン アクション
Google広告の側で、何を成果として数えるかを決める入れ物です。名前・値・カウント方法・クリックからの計測期間・アトリビューション・メインかサブかを設定します。申込や問い合わせのように1人1回で十分なものは、1回だけ数える設定にします。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
アトリビューション
キーイベントを、どの広告や経路の成果として割り当てるかの決め方です。GA4での変更はそのあとの申込にだけ効き、過去の数字は変わりません。流入経路の振り分けのうち、ユーザー単位とセッション単位は設定に関係なく固定の決め方で、設定が効くのはイベント単位だけです。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
ビュースルー コンバージョン
広告を見ただけでクリックしなかった人が、あとで申し込んだときの成果です。Google広告のタグなら計測できますが、GA4から読み込んだコンバージョンでは表示されません。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
拡張コンバージョン
申込フォームに入ったメールアドレスや電話番号をハッシュ化してGoogle広告に送り、Cookieで結び付かなかった申込を補う仕組みです。申込そのものの件数が増えるのではなく、取りこぼしていた「広告から来た申込」が数えられるようになります。メールアドレスは前後の空白を除いて小文字にし、電話番号は +81 から始まる形にしてからハッシュ化します。
詳しくは:GA4とGoogle広告を連携する:問い合わせを広告のコンバージョンにする
コンバージョンIDとコンバージョン ラベル
Google広告のコンバージョンのタグに入れる2つの値です。コンバージョンIDはGoogle広告のアカウントに1つ、ラベルはコンバージョン アクションごとに1つあります。タグのコードでは、AW- のあとの数字がID、スラッシュのあとがラベルです。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
コンバージョン リンカー
GTMのタグのひとつで、記事では広告をクリックして来た人の情報をサイト側のCookieに残しておくタグとして、全ページで動かしています。これが無い、またはサンクスページだけで動いていると、広告から来た申込がGoogle広告で数えられないことが多くなります。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
トランザクション ID
同じ申込を2回数えないために、コンバージョンのタグに申込番号を入れておく欄です。資料によっては「オーダー ID」とも書かれています。申込番号は、データレイヤー変数で渡します。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
Meta ピクセル
Meta広告の成果を数えるためのタグで、全ページに入れる「ベースコード」と、申込などの瞬間に送る「イベント」の2つでできています。ベースコードは読み込まれるたびに PageView を自動で送ります。申込のイベントより必ず先にベースコードが動くように、早いトリガーに置きます。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
標準イベント(Meta)
Metaが名前を決めているイベントで、Lead は登録などの申込が完了したとき、Contact は電話やメールなどで問い合わせを始めたとき、Schedule は来店の予約のときに使います。当てはまらないものはカスタムイベントにし、名前は50文字以内です。1ページに送るコンバージョンのイベントは、原則1つにするよう勧められています。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
コンバージョン API(Meta)
ブラウザのピクセルとは別に、サーバーからMetaへイベントを送る仕組みです。Metaはピクセルとコンバージョン APIの両方から同じイベントを送る形を勧めていて、同じイベントIDが48時間以内に届いた場合は、あとから届いたほうが捨てられます。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
広告の成果の重なり
同じ1件の申込を、Google広告もMeta広告もそれぞれ自分の成果として数えることです。広告の会社はそれぞれ自分の広告に触れた人しか知らず、1件を分け合う仕組みがありません。広告の管理画面の成果を足して、実際の申込数として扱わないようにします。
詳しくは:GTMで広告のタグを入れる:Google広告のコンバージョンタグとMeta ピクセル
GTM
アカウント(GTM)
GTMのいちばん上の単位で、会社に1つ作るのが基本です。最初に作った人がアカウントの管理の権限を持つので、個人のGmailや制作会社のアカウントで作るのは避けます。
詳しくは:GTMの導入と初期設定:コンテナを作ってサイトに入れ、GA4タグを1つ置く
コンテナ
サイト1つにつき1つ作る、タグ・トリガー・変数の入れ物です。種類はウェブ・iOS・Android・AMP・サーバーがあり、名前はサイトの最上位のURLにします。ページごとに作る必要はありません。
詳しくは:GTM(Googleタグマネージャー)とは:タグを直接貼るのと何が違うか
GTMの2つのコード
コンテナを作ると出る、サイトに入れる2つのコードです。1つ目の <script> はページの <head> のできるだけ上に、2つ目の <noscript> は <body> の開始タグの直後に入れます。ページのソースで GTM- を探して2か所見つかれば入っています。
詳しくは:GTMの導入と初期設定:コンテナを作ってサイトに入れ、GA4タグを1つ置く
トリガー
タグを「いつ動かすか」を決める設定です。条件は「変数」「演算子」「値」の3つで1行になり、複数並べると全部を満たしたときだけ動きます(「または」にはなりません)。条件を付けないと、たとえばすべてのリンクのクリックで申込のイベントが送られます。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
変数
トリガーの条件やタグの中で、「そのとき何の値を使うか」を表すものです。最初から用意されている組み込み変数と、自分で作るユーザー定義変数があります。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
組み込み変数
Page URL・Click URL・Click Text のように、GTMが用意している変数です。最初から全部使えるわけではなく、クリック系は使うものを自分で有効にします。トリガーの条件を作る画面で組み込み変数を選んでも、その場で有効になります。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
Click URL
クリックされたリンクのURLを返す組み込み変数で、電話・LINE・PDFのクリックを見分ける条件の中心になります。「すべての要素」のクリックトリガーでは、押した要素がリンクでなければ空になり、リンクの中のアイコンや文字を押した分は数えられません。
詳しくは:GTMでボタンのクリックを計測する:電話・LINE追加・資料請求
Click Element
クリックトリガーが成立したときに、押された要素そのものを返す組み込み変数です。CSSセレクタの条件と組み合わせて a[href^="tel:"], a[href^="tel:"] * のように書くと、リンクの中のアイコンや文字を押した分まで拾えます。
詳しくは:GTMでボタンのクリックを計測する:電話・LINE追加・資料請求
クリック トリガー(すべての要素・リンクのみ)
クリックでタグを動かすトリガーには2種類あります。「すべての要素」はリンク・画像・ボタンなどあらゆるクリックで、押したいちばん内側の要素を拾います。「リンクのみ」は <a> のリンクのクリックだけで、中のアイコンや文字を押しても外側のリンクとして拾います。<a> ではない <button> で作られたボタンは、「すべての要素」で数えます。
詳しくは:GTMでボタンのクリックを計測する:電話・LINE追加・資料請求
タグの配信を待つ・妥当性をチェック
リンクのみのクリックトリガーでだけ出る設定です。「タグの配信を待つ」はタグが送られるか指定の時間が過ぎるまでページの移動を待たせ、「妥当性をチェック」は妥当なクリックだけでタグを動かします。どちらも最初はオフのままで作ります。
詳しくは:GTMでボタンのクリックを計測する:電話・LINE追加・資料請求
フォームの送信トリガー
フォームが送信されたときにタグを動かすトリガーです。JavaScriptで送る作りのフォームでは「妥当性をチェック」をオンにするとまったく動かず、オフにすると入力エラーで弾かれた送信も1件になります。ほかに手がないときの最後の手段です。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
カスタム イベント トリガー
データレイヤーに指定の event が入ったときに、タグを動かすトリガーです。イベント名は正規表現を使わず、そのまま書くのが安全です。.* と書くと、GTMやGoogleタグが自動で出すイベントにも全部反応します。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
除外トリガー
タグを出さない条件を決めるトリガーで、配信トリガーより強く、両方が当てはまるとタグは出ません。実際の運用では、配信トリガーと同じ種類で作らないと効きません。配信がクリックで除外がページビューだと、クリックの瞬間に除外の条件が判定されないためです。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
初期化のトリガー
ページを開いたときに、同意の初期化の次に早く動くトリガーです。ページを開いたときは「同意の初期化」「初期化」「ページビュー」「DOM Ready」「ウィンドウの読み込み」の順に動きます。GA4のGoogleタグは、あとからイベントのタグを足す前提で、初期化のトリガーに置きます。
詳しくは:GTMの導入と初期設定:コンテナを作ってサイトに入れ、GA4タグを1つ置く
同意の初期化
ページを開いたときに、どのトリガーよりも早く動くトリガーです。Cookieの同意バナーのタグはここに置き、GA4のGoogleタグはその後の初期化のトリガーに置きます。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
スクロール距離トリガー
ページをどこまで下に見たかで、タグを動かすトリガーです。GA4の拡張計測機能がページの90%で scroll を自動で送るので、GTMで90%を足すと二重になります。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
データレイヤー(dataLayer)
画面の見た目からは分からない値を、サイト側からGTMに渡すための箱です。中身は dataLayer という名前の配列で、dataLayer.push() で入れた値をGTMが入った順に読み取ります。dataLayer は大文字と小文字を区別し、datalayer と書くと何も届きません。値はそのページの中でしか残りません。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
dataLayer.push
サイト側から、データレイヤーに値やイベントを入れる命令です。フォームの送信が成功したときに実行してもらえば、申込を数えるいちばん確実な合図になります。dataLayer = [ ... ] と直接代入すると、それまでに入っていた値が消えます。名前や電話番号などの入力内容は入れないよう頼みます。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
データレイヤー変数
dataLayer.push() で入れた値を、タグやトリガーで使うための変数で、作って初めて使えます。バージョン 2 ではキー名のドットを入れ子として読み、バージョン 1 はドットを含んだ1つのキー名として扱います。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
ルックアップ テーブルと正規表現の表
別の変数の値に応じて、決めた値を返す変数です。ルックアップ テーブルは値ごとに1行で書き、行が多くなりすぎるときは正規表現の表を使います。正規表現の表は上から順に調べて、最初に一致した行の値を返します。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
カスタム JavaScript 変数
JavaScriptの関数が返した値を使う変数で、値を返す関数の形で書きます。押されたボタンがヘッダー・フッター・本文のどこにあるかを返すといった、組み込み変数では取れない値を作るのに使います。
詳しくは:GTMでボタンのクリックを計測する:電話・LINE追加・資料請求
正規表現(GTMの条件)
条件の値をパターンで書く方法で、GTMの「正規表現に一致」は部分一致です。全体に一致させたいときは ^ と $ で囲みます。. は「何でも1文字」なので、ドメインを書くときは reserve\.example のように前に \ を付けます。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
コミュニティ テンプレート ギャラリーとカスタム HTML
GTMに用意されていないタグを足す方法です。テンプレート ギャラリーのテンプレートは権限が決められた中でしか動かないので、配布元のコードを「カスタム HTML」タグに貼るより安全に作れます。
詳しくは:GTM(Googleタグマネージャー)とは:タグを直接貼るのと何が違うか
ワークスペース
公開前の変更を置いておく下書きの場所で、最初は「Default Workspace」が1つあります。1〜2人が触るだけなら、最初のワークスペース1つで足ります。公開すると、そのワークスペースは空になります。
詳しくは:GTMの導入と初期設定:コンテナを作ってサイトに入れ、GA4タグを1つ置く
バージョン
GTMの公開の単位で、公開するたびにそのときの中身が残ります。保存しただけでは本番のサイトに出ず、公開して初めて訪問者のブラウザに届きます。名前に日付と変えたことを1つ書いておくと、計測が止まった日の原因を追えます。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
以前のバージョンに戻す
GTMで公開した変更を取り消す操作です。すぐ止めたいときは、動いていた前のバージョンをそのまま公開し直します。直してから出し直したいときは「最新バージョンに設定」で下書きをそのバージョンの中身に置き換えますが、これだけでは公開されません。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
プレビュー
GTMで、公開前の変更を自分のブラウザだけで試す機能です。押すとTag Assistantが開き、どのタグがどの操作で動いたかが一覧で見えます。普通の訪問者には、公開済みのバージョンが今までどおり動きます。プレビュー中もGA4にデータは届きます。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
Tag Assistant
ページにGoogleタグが入っているか、どのタグが動いたかを見るGoogleの道具です。GTMのプレビューから開き、タグを選ぶと配信トリガーの条件ごとに満たしたかどうかが分かります。同じ測定IDのタグが2つ出たら、二重に入っています。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
_dbg
Tag Assistantでサイトにつなぐと、URLの末尾に付くデバッグ用のパラメータです。これがページの動きを邪魔して画面が崩れたりフォームが送れなかったりするときは、接続の画面で「URL にデバッグ シグナルを含める」のチェックを外します。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
DebugView
GA4に届いたイベントとパラメータを、自分の端末の分だけ秒単位で見る画面です。Tag Assistantは「サイトの中でタグが動いたか」、DebugViewは「GA4にデータが届いたか」を見るので、片方だけでは足りません。30分より前のイベントは見返せません。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
debug_mode
Googleタグに true で入れると、すべての訪問がデバッグモードとして届くパラメータです。値を false にしても止まらず、止めるときはパラメータごと消します。入れたまま公開してデベロッパー トラフィックのフィルタを有効にすると、全訪問が除外されます。
詳しくは:公開前の確認:GTMのプレビューとGA4のDebugView
コンテナの権限
GTMのコンテナで、タグを触れる範囲を決める権限です。「アクセス権なし」「読み取り」「編集」「承認」「公開」があり、「編集」は保存まで、「承認」はバージョンの作成までで、公開はできません。公開の権限がある人はサイトの全ページにどんなスクリプトでも入れられるので、外の会社には「編集」までを渡します。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
命名のルール(GTM)
タグ・トリガー・変数に付ける名前の決まりです。タグ マネージャー ヘルプは「アイテムタイプ – アプリ名 – 詳細」の形を勧めていて、GA4 - イベント - 体験申込完了 のように付けます。トリガーの名前には、どのタグに使うかを書かないのがこつです。
詳しくは:GTMのトリガーと変数:組み込み変数とデータレイヤーの使い分け
サンクスページ型
フォームの送信後にURLが変わり、/thanks/ のような完了ページが出る作りのフォームを、完了ページの表示で数える方法です。条件を「含む」にするとブログの記事まで数えることがあるので、URLが決まっていれば「等しい」にします。再読み込みした分が入るので、二重計上の対策が要ります。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
送信イベント型
フォームの送信が成功したときに出る合図を受けて数える方法です。フォームを作った側に dataLayer.push の1行を入れてもらう形がいちばん確実で、Contact Form 7のようにプラグインが出すイベントを受ける形もあります。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
wpcf7mailsent
WordPressのフォームプラグイン Contact Form 7 が、メールの送信まで成功したときに出すイベントです。入力エラーは wpcf7invalid、迷惑メール判定は wpcf7spam と別に出るので、申込として数えるのは wpcf7mailsent だけにします。裏で送信する(Ajax)作りのときだけ出ます。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
Googleフォームの埋め込み
サイトのページにGoogleフォームを埋め込んで申込を受ける作りです。サイトに入れたGTMが見られるのは自社のページだけなので、埋め込みのGoogleフォームの送信はGTMでもGA4でも数えられません。数えたいときは、WordPressのフォームへの作り替えなどの代わりの手を取ります。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
Measurement Protocol
サーバーなどから、GA4へ直接イベントを送る仕組みです。GoogleタグやGTMによる計測を補うためのもので、置き換えるものではありません。ブラウザと結び付ける情報がないまま送ると、件数は入っても「どこから来たか」が分かりません。
詳しくは:GTMでフォーム送信を計測する:サンクスページ型と送信イベント型
Search Console
プロパティ(Search Console)
Search Consoleで、見たいサイトを登録する単位です。ドメインプロパティとURLプレフィックスの2種類があり、1つのアカウントで最大1,000個まで作れます(2026年10月時点)。データの収集は、所有権の確認の前でも、追加した時点から始まります。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
ドメインプロパティ
http と https、www あり・なし、サブドメインまで全部まとめて見られるプロパティです。入力は sample-cooking.example のようにドメインだけで、https や www は付けません。所有権の確認は、DNSでしかできません。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
URLプレフィックス
入力したURLで始まるページだけを見るプロパティです。http と https、www あり・なしは、それぞれ別物になります。所有権の確認は、DNSのほか、HTMLファイル・HTMLタグ・GA4・GTMでもできます。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
所有権の確認
そのサイトの持ち主であることをGoogleに証明する手続きで、プロパティごと・確認する人ごとに行います。確認が終わったあとも、DNSのレコードやファイル、タグは消しません。消すと通知が来て、猶予期間が過ぎると権限が外れます。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
TXTレコード(所有権の確認)
ドメインプロパティの所有権を確認するために、DNSに入れる文字列のレコードです。ホスト(名前)は空欄のままか @ にし、SPFなど既存のTXTは消さずに別の行として足します。反映には最大2〜3日かかります。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
HTMLファイルとHTMLタグ(所有権の確認)
URLプレフィックスの所有権の確認方法で、HTMLファイルはGoogleが出すファイルをサイトに置き、HTMLタグはトップページの <head> に meta タグを入れます。WordPressでは、テーマに直接書くより、SEO系プラグインの確認コードの欄を使うほうが安全です。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
GA4・GTMによる所有権の確認
URLプレフィックスのプロパティで、すでに入っているGA4やGTMのコードを使って所有権を確かめる方法です。Search Consoleと同じGoogleアカウントで、GA4は編集の権限、GTMは公開か管理者の権限が要ります。GA4をGTMの中で入れているとソースに gtag.js が無いので、GA4の方法は通りません。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
所有者(確認済み・委任)
Search Consoleのプロパティの持ち主の権限です。確認済み所有者は確認コードを自分で置いた人で、プロパティに1人以上必要です。委任された所有者は確認済み所有者から画面で所有権を渡された人で、DNSにトークンを置く必要はありません。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
フルユーザーと制限付きユーザー
Search Consoleの、所有者以外の権限です。フルユーザーはすべてのデータを見られ、URL検査などの操作もできます。制限付きユーザーはほとんどのデータを見られますが、操作はできません。所有者以外のユーザーは、合わせて100人までです(2026年10月時点)。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
所有権トークン
所有権の確認に使った、DNSのTXTやHTMLファイル・タグのことです。画面で所有者を外しても、その人のトークンがサイトに残っていれば、本人がもう一度確認して所有者に戻れます。辞めた人や契約の終わった会社を確実に外すには、トークンもサイトやDNSから消します。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
サイトマップ
サイトにあるページの一覧をGoogleに渡すファイルです。WordPressは5.5から /wp-sitemap.xml を自動で作り、SEO系のプラグインが自分のものに置き換えていることがあります。検出されたページ数は「Googleが知ったURLの数」で、登録された数ではありません。
詳しくは:Search Consoleの登録と所有権の確認:ドメインとURLプレフィックスの違い
検索パフォーマンス
どの検索語で何回表示・クリックされ、何位あたりに出たかを見るレポートです。開いたときの期間は過去3か月です。グラフの右の点線の部分は暫定の数字であとから変わるので、月の数字は終わってから3日以上あけて見ます。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
クリック数(Search Console)
検索結果からサイトがクリックされた回数で、戻って同じリンクをもう一度押しても1回です。GA4のセッションとは数えているものが違い、Search Consoleは1日の区切りも太平洋時間なので、数字は合いません。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
表示回数(Search Console)
自分のサイトが検索結果に載った回数で、スクロールして見たかどうかに関係なく数えます。2025年5月13日から2026年4月27日まで、表示回数が正しく数えられていなかった時期があります(クリック数は影響なし)。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
CTR(クリック率)
クリック数を表示回数で割った値です。表示回数が少ない行は1クリックで大きく動くので、表示回数の多い順に並べてから、その中でCTRの低いものを拾います。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
平均掲載順位
各検索での一番上の順位を、表示された検索全体で平均した値です。新しい検索語で30位あたりに出始めると平均は下がるので、順位の数字だけで「落ちた」と判断しません。地図やよくある質問の枠も1つとして数えるので、10位が青いリンクの10番目とは限りません。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
クエリ
検索した人が入れた言葉のことで、検索パフォーマンスの表のタブの1つです。「クエリ」タブで行を押してから「ページ」タブに移ると、その言葉で出ていたページが分かります。件数の少ない検索語はプライバシー保護のため行に出ませんが、合計には入っています。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
ページのインデックス登録
Googleに登録されているページの数と、登録されていないページの理由を見るレポートです。「未登録」はそのままエラーではなく、重複したURLやリダイレクト元、「?」付きのURLなどは未登録でふつうです。理由の行を押すと、URLの例が最大1,000件出ます。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
noindex
このページを検索結果に出さないでほしい、とGoogleに伝える指定です。サンクスページ /thanks/ には付けたままで構いません。WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが残っていて、サイトが載らない例がよくあります。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
クロール済み – インデックス未登録
Googleがページを読みに来たが、登録しなかった状態です。「検出 – インデックス未登録」はURLは知っているがまだ読みに来ていない状態で、別のものです。クロール済みのほうは、登録のリクエストを何度も送る必要はないとされています。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
URL検査
1つのページについて、Googleに登録されているか、Googleにどう見えているかを確かめる機能です。最初に出る結果はGoogleが前に読んだときの記録で、「公開 URL をテスト」を押すと今のページを試した結果が出ます。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
インデックス登録をリクエスト
URL検査から、ページを読みに来てほしいとGoogleに頼む操作です。1日に送れる数には公開されていない上限があり、同じURLを何度送っても早くはなりません。登録は約束されず、数日から数週間かかることがあります。送れるのは所有者かフルユーザーだけです。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
アノテーション(Search Console)
検索パフォーマンスのグラフに、その日に何をしたかを書き残す機能です。1件120文字まで、1つのプロパティに200件までで、500日を過ぎたものは消えます。プロパティにアクセスできる人全員に見えるので、個人名は書きません。
詳しくは:Search Consoleの見方:検索キーワード・表示回数・掲載順位
正しく数える
内部トラフィック
自分や社内のスタッフのアクセスのことです。GA4では2段階に分かれていて、まず「どのIPアドレスを社内とみなすか」を決め(内部トラフィックの定義)、次に「社内とみなしたデータを捨てるか」をデータフィルタで決めます。最初の段階だけでは、データに印が付くだけで1件も減りません。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
内部トラフィックの定義
社内とみなすIPアドレスを登録する、データストリームの中の設定です。条件を複数並べるとORで判定され、どれか1つに一致すれば社内扱いになります。この判定で除けるのはウェブのデータだけです。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
traffic_type
GA4が社内と判定したアクセスに付けるパラメータで、初期値は internal です。データフィルタはこの値で除外します。GTMからイベントに付けることもでき、IPで除けないスマホのアクセスを除く仕組みに使えます。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
データフィルタ
条件に一致したデータを、GA4が処理しないようにする設定です。種類は内部トラフィック・デベロッパー トラフィック・ウェブホスト名のトラフィックの3つで、1つのプロパティに10個までです。有効にした時点から効き、除いたデータはGA4でもBigQueryでもあとから戻せません。作るには編集者以上の権限が要ります。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
フィルタの状態(テスト・有効・無効)
データフィルタの状態で、「テスト」は除外せず一致したデータに印を付けるだけ、「有効」は一致したデータを処理しない、「無効」はフィルタを使わない、です。まずテストで何件減るかを確かめてから有効にします。不安なフィルタは、テストに戻すと除外が止まります。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
テストデータのフィルタ名
テスト状態のデータフィルタに一致したデータに付く印です。探索でこの印ごとにイベント数を出すと、有効にしたら何件減るかが分かります。反映まで24〜36時間かかることがあるので、作った翌々日に見ます。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
デベロッパー トラフィック
GTMのプレビューやTag Assistantで開いたブラウザ、debug_mode を入れたタグから届く、デバッグモードのアクセスです。データフィルタで除くと、レポートからは消えてDebugViewにだけ残ります。debug_mode を入れたまま公開していると、有効にした瞬間に全訪問が除外されます。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
ウェブホスト名のトラフィック
データの送り元のドメインを基準に除く、データフィルタの種類です。自分のサイトではないホスト名を名乗ってGA4に直接送ってくるスパムを止められます。予約システムでクロスドメイン計測をしている場合は、そのホスト名も含める条件に入れないと、予約の完了がまるごと消えます。
詳しくは:botとスパムのアクセスを見分ける:GA4でできることと、できないこと
グローバルIPアドレス
インターネットの側から見えるIPアドレスで、内部トラフィックの定義にはこれを入れます。パソコンの設定画面に出る 192.168. で始まる番号は教室の中だけの番号なので、入れても一致しません。スマホのモバイル回線は、IPでは除けないと考えたほうが正確です。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
Google アナリティクス オプトアウト アドオン
ブラウザに入れると、どのサイトを開いてもGA4へのデータ送信が止まる拡張機能です。止まるのはGA4だけで、広告のタグは止まりません。Chrome・Firefox・Safari・Edgeで使えます。
詳しくは:自分と社内のアクセスを除外する:IPアドレスの除外と内部トラフィック
既知のbotの除外
GA4が、既知のbotとクローラーのアクセスを自動で除いている仕組みです。IABの「International Spiders and Bots List」が使われていて、オフにも、除いた量の確認もできません(2026年10月時点)。JavaScriptを実行しない単純なbotは、もともとGA4に来ません。
詳しくは:botとスパムのアクセスを見分ける:GA4でできることと、できないこと
データ削除リクエスト
GA4に送ってしまったデータを消す依頼です。パラメータの値が「(データ削除済み)」に置き換わるだけで、イベントは指標に数えられたままなので、botの件数を減らす目的では使いません。
詳しくは:botとスパムのアクセスを見分ける:GA4でできることと、できないこと
データの除去
URLやパラメータに入ったメールアドレスなどを、GA4が受け取るときに伏せる設定です。指定したパラメータの値は (redacted) に置き換わりますが、パラメータの名前は残ります。メールアドレスの除去はベストエフォートで確実ではないので、送らない作りにするのが先です。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
個人を特定できる情報
名前・メールアドレス・電話番号のように個人を特定できる情報で、GA4に送ることはGoogleのポリシーで禁止されています。公式ヘルプは、注意が要る場所の1つとしてすべてのカスタムディメンションを挙げています。フォームの入力内容は、パラメータやデータレイヤーに入れません。
詳しくは:イベントパラメータとカスタムディメンション:どのボタンが押されたかを分ける
クロスドメイン計測
ドメインの違う2つのサイトを、同じ人・同じ訪問として1本につなぐ設定です。GA4はドメインが変わると同じ人を別の人として数えるので、自社サイトから外部の予約システムに移るサイトで使います。移動先のページにも同じGA4のタグが入っていないと動きません。
詳しくは:クロスドメイン計測:予約システムや決済ページへ移るサイト
ドメインの設定
クロスドメイン計測でつなぐドメインを登録する、データストリームの中の設定です。条件は100個まで作れ、設定にはGA4の編集者以上の権限が要ります。ここに入れたドメインへのリンクでは、拡張計測の離脱クリックが出なくなります。
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_gl パラメータ
クロスドメイン計測で、移動先のURLに付く ?_gl=1~abcde5~ のような文字列です。中身は移動元のGA4のCookieの値で、2分の有効期限があるため、ページを開いた時点ではなくリンクを押した時点で付けられます。
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除外する参照のリスト
指定したドメインから来たアクセスを、流入元として扱わないようにする設定で、データストリームごとに50個まで入れられます。タグを入れられない決済サービスなど、第三者のサービスを入れる場所です。設定した日から後のデータにだけ効き、アクセスそのものは消えないので、botには使いません。
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ignore_referrer
除外する参照のリストに一致したイベントに、GA4が付けるパラメータです。戻ってくる1ページのGoogleタグだけに true で付ける方法もありますが、サイト全体に付けると本当の流入元まで消えます。値を false にしても参照元は無視されるので、やめるときはパラメータごと消します。
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cookie_domain
GoogleタグがCookieを書くドメインを決める設定です。GA4のタグはCookieをできるだけ上の階層のドメインに書くので、書き換えていなければ、サブドメインどうしの行き来は最初から同じ人として数えられます。サブドメインで別人扱いになるときは、Googleタグの設定に cookie_domain が入っていないかを見ます。
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つなぐ
Search Console とのリンク
GA4のプロパティとSearch Consoleのプロパティをつなぐ設定です。GA4の編集者以上の役割と、Search Consoleの確認済み所有者の両方が要ります。1つのウェブストリームにつなげるSearch Consoleのプロパティは1つだけで、中身はあとから書き換えられず、変えるときは削除して作り直します。
詳しくは:GA4とSearch Consoleを連携する:検索キーワードとページを一緒に見る
クエリ(GA4のレポート)
GA4で、Search Consoleの検索キーワードをクリック数・表示回数・クリック率・平均掲載順位と一緒に見るレポートです。一緒に使えるGA4の項目は国とデバイス カテゴリだけで、参照元やイベント名は組み合わせられません。データはSearch Consoleに集まってから48時間後に入ります。
詳しくは:GA4とSearch Consoleを連携する:検索キーワードとページを一緒に見る
Google オーガニック検索トラフィック
GA4のSearch Consoleのレポートの1つで、検索から入ったランディング ページごとに、Search Consoleの数字とGA4の数字を横に並べて見ます。検索から入ったページで申込が何件あったかが分かり、リンクする価値の大半はここにあります。どのキーワードで来た人が申し込んだかまでは見られません。
詳しくは:GA4とSearch Consoleを連携する:検索キーワードとページを一緒に見る
データポータル(Looker Studio)
GA4やSearch Consoleの数字を、グラフや表の1枚のレポートにまとめるGoogleの無料の道具です。2026年4月にLooker Studioから名前が変わりました。毎月の数字を代表が見る1枚を作るのに使います。
詳しくは:データポータル(Looker Studio)でGA4のレポートを作る:毎月の数字を1枚にまとめる
データポータル Pro
データポータルの有料版で、チーム ワークスペースなどが使えます。料金はヘルプに金額が載っておらず、30日間の試用のあとに請求が始まります。無料版でも、レポートを作ってメール配信を1つ設定するところまでは料金はかかりません。
詳しくは:データポータル(Looker Studio)でGA4のレポートを作る:毎月の数字を1枚にまとめる
データソース(データポータル)
どのGA4プロパティから、誰の権限でデータを取るかを決めた接続の設定です。ホームから作ったものは「再利用可能なデータソース」、レポートの編集中に作ったものは「埋め込みデータソース」になります。GA4のデータの更新頻度は1時間・4時間・12時間ごとから選べ、初期値は12時間ごとです。
詳しくは:データポータル(Looker Studio)でGA4のレポートを作る:毎月の数字を1枚にまとめる
データの認証情報
データソースで、誰の権限でGA4からデータを取るかの設定です。「オーナーの認証情報」は作った人の権限で取るので、見る人がGA4の権限を持っていなくても数字が出ます。「閲覧者の認証情報」は、GA4の権限が無い人には数字が出ません。オーナーの認証情報のままリンクを全員に公開すると、URLが外に出たとき誰でも見られます。
詳しくは:データポータル(Looker Studio)でGA4のレポートを作る:毎月の数字を1枚にまとめる
配信のスケジュール
データポータルのレポートを、決まった日時にメールで送る機能です。メールにはレポートのPDF、1ページ目のプレビュー、レポートへのリンクが入り、受信者は50件までです。無料版でも、1つのレポートに1件の配信を作れます。
詳しくは:データポータル(Looker Studio)でGA4のレポートを作る:毎月の数字を1枚にまとめる
割り当て(データポータルとGA4)
データポータルがGA4からデータを取るときの量の上限で、トークンという単位で数えます。標準のプロパティは1日200,000トークン、1時間40,000トークンなどで、1日の割り当ては太平洋時間の午前0時に戻ります。超えたときは、オーナーの認証情報にする、データソースをまとめる、グラフを減らす、の順に直します。
詳しくは:データポータル(Looker Studio)でGA4のレポートを作る:毎月の数字を1枚にまとめる
BigQuery
Google Cloudの、大きなデータをSQLで集計するサービスです。GA4のデータを書き出すと、画面の保持期間に縛られずに、自分で消すまで残せます。GA4の画面ではユーザー数やセッション数が推定ですが、BigQueryでは実際の行を数えます。
詳しくは:GA4のデータをBigQueryに書き出す:無料枠と、小さな会社で使う場面
BigQuery Export
GA4で集めたデータを、イベント1件を1行の生データとしてBigQueryに書き出す機能です。過去のデータがさかのぼって入るとは考えず、使いたい日より前にリンクを作っておきます。データフィルタで除いた社内のアクセスは、BigQueryにも書き出されません。
詳しくは:GA4のデータをBigQueryに書き出す:無料枠と、小さな会社で使う場面
サンドボックス
請求先アカウントをつながずに、BigQueryを使える状態です。毎月10GBのストレージと1TBのクエリまで使え、テーブルは既定で60日で自動的に消えます。ストリーミングの書き出しやスケジュールされたクエリは使えません。
詳しくは:GA4のデータをBigQueryに書き出す:無料枠と、小さな会社で使う場面
BigQueryの無料枠
BigQueryで料金がかからない範囲で、ストレージは10 GiBまで、クエリは1 TiBまでです。90日間書き換えられていないテーブルは自動で長期ストレージに変わり、料金が約半分になります。ストリーミングの取り込みには無料枠がありません。
詳しくは:GA4のデータをBigQueryに書き出す:無料枠と、小さな会社で使う場面
毎日の書き出しとストリーミング
BigQuery Exportの2つの書き出し方です。毎日の書き出しは標準のプロパティで1日100万イベントまでで、上限を超える日が続くと止まります。ストリーミングは上限がありませんが、取り込みに料金がかかり、サンドボックスでは使えません。
詳しくは:GA4のデータをBigQueryに書き出す:無料枠と、小さな会社で使う場面
Query usage per day
BigQueryのプロジェクトで、1日に読めるデータ量の上限を決めるカスタム割り当てです。既定は200TiBで、超えると「Custom quota exceeded」で止まり、太平洋時間の午前0時に戻ります。予算アラートは通知だけで止まらないので、使いすぎを止めるにはこちらを下げます。
詳しくは:GA4のデータをBigQueryに書き出す:無料枠と、小さな会社で使う場面
権限と同意
GA4の役割
GA4で人に付ける権限で、管理者・編集者・マーケティング担当者・アナリスト・閲覧者の5つと「なし」があります。上の役割は下の役割のできることを含みます。ユーザーを追加・削除できるのは管理者だけで、編集者は設定をすべて変えられます。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
マーケティング担当者
GA4の役割の1つで、アナリストのできることに加えて、オーディエンスやキーイベントの作成と編集、キーイベントのGoogle広告への読み込み、アトリビューションの設定ができます。広告代理店に渡す役割の候補になります。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
データ制限(GA4)
役割とは別に、費用や収益の数字を見せない設定で、「費用指標なし」「収益指標なし」があります。付けた人のレポートでは、その数字が「0」と表示されます。アカウントで付けた制限は、プロパティでは外せません。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
GTMの権限(アカウントとコンテナ)
GTMの権限は2段で、アカウントの権限はユーザーを管理できるかどうか、コンテナの権限はタグを触れるかどうかを決めます。特定のタグだけを触らせることはできず、コンテナの権限はコンテナ全体にかかります。人を追加しても、相手が招待を承諾するまでは使えません。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
管理者を2人にする
GA4・GTMの管理者を1人だけにせず、社内に2人置いておくことです。GTMのヘルプも管理者を2人以上にすることを勧めていて、管理者が1人だけのコンテナには通知が出ます。辞めた人を外すときは、先に代わりの人を管理者にしてから外します。
詳しくは:GA4・GTMの権限:制作会社・広告代理店に渡すとき、辞めた人を外すとき
同意モード
訪問者のCookieの同意の状態をGoogleのタグに伝え、タグの動き方を変える仕組みです。Cookieバナーは同意を取る画面で、同意モードはそれを受けてタグを動かす側の仕組みです。公表やプライバシーポリシーの代わりにはなりません。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
同意タイプ
同意モードでタグに伝える同意の種類で、ad_storage・ad_user_data・ad_personalization・analytics_storage の4つが中心です。値は granted(許可)か denied(拒否)です。analytics_storage が拒否されると、分析用のCookieを読み書きせず、Cookieを使わない通信(ping)を送ります。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
基本の同意モードと詳細の同意モード
同意モードの2つの入れ方です。基本はバナーで同意されるまでGoogleのタグを読み込まず、拒否した人からは何も送りません。詳細はページを開いた時点でタグを読み込み、拒否した人からもCookieを使わない計測を送りますが、それで拒否した人の分がGA4のレポートに出るわけではありません。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
CMP(同意管理ツール)
Cookieのバナーを出して、訪問者の同意を記録するツールです。GTMだけでは同意の記録は残せません。GTMではCMPのテンプレートを同意の初期化のトリガーで動かし、待機時間(wait_for_update)に500ミリ秒以上を入れます。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
Googleシグナル
Googleにログインしていて広告のパーソナライズをオンにしている人の情報を、GA4のレポートに結び付ける設定です。年齢や性別のレポートや、端末をまたいだ動きを見るときの前提になります。2026年6月15日以降、Google広告で使うCookieやIDの収集は、Googleシグナルではなく同意モードの設定で決まります。
詳しくは:GA4の初期設定:データ保持期間・内部トラフィックの除外・Googleシグナル
EU ユーザーの同意ポリシー
欧州経済領域(EEA)・英国・スイスの利用者からの同意の取得を求める、Googleのポリシーです。サンプル料理教室のような国内の小さな教室は、このポリシーのための同意取得は対象の外と考えます。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
外部送信規律
2022年6月の電気通信事業法の改正で設けられ、2023年6月16日から適用されているルールです。対象は一定の電気通信役務を提供する事業者で、小売業者が自社サイトで商品を売る、サービスの案内ページ、来店予約のページは対象外の例とされています。「Cookieを使っていないから対象外」とはなりません。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
プライバシーポリシー(計測の記載)
GA4の利用規約は、プライバシーポリシーを公開し、Cookieなどの識別子やGoogle アナリティクスを使っていることを開示するよう求めています。外部送信の一覧は、GTMのタグの一覧にあるタグを1つずつ書き出して作ります。
詳しくは:同意モードとCookieの扱い:日本の小さな会社に何が必要か
サイトへの入れ方
header.php
WordPressのテーマで、全ページの上の部分を出すファイルです。ここにGTMのコードを直接書いていると、テーマを替えたときに新しいテーマには入っていないので、計測が止まります。ブロックテーマには header.php が無く、parts/header.html というファイルで作られています。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方
Site Kit by Google
Googleが出しているWordPressの公式のプラグインです。同じプロパティのタグがすでにあれば、自動でコードを置かない設定になります。違うプロパティのタグがあると、両方にデータが送られます。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方
GTM4WP
WordPressにGTMのコードを入れるプラグインです。1つ目のコードは全ページの <head> に自動で入り、2つ目は wp_body_open に対応したテーマなら <body> の直後に入ります。GA4のタグはプラグインでは入れず、GTMの中に置きます。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方
カスタムピクセル(Shopify)
Shopifyの管理画面の顧客イベント(英語の画面では Customer events)で、GTMなどのコードを入れる仕組みです。ストアのほかの部分から切り離されたサンドボックスの中で動くので、クリックやスクロールは自動では拾えません。確認にはTag Assistantではなく、Shopify Pixel Helperを使います。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方
checkout.liquid(Shopify)
Shopifyのサンクスページと注文状況ページで、以前タグを入れていた仕組みです。追加スクリプトとともに2025年8月28日に終了し、Plus以外のストアのスクリプトタグも2026年8月26日に終了します。GA4の購入は、アプリのピクセルかカスタムピクセルで数えます。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方
Apps(STUDIO)
STUDIOでGA4やGTMをつなぐ機能で、有料プランのプロジェクトで使えます。公開済みのサイトは、公開パネルから「更新」を押すまで反映されません。GTMのコードを「Apps」と「カスタムコード」の両方に入れると、正しく動きません。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方
二重計測
同じGA4の測定IDが2か所から読み込まれ、同じページビューが2回送られる状態です。ページビューが前の週の約2倍になったら、まずこれを疑います。プラグインからGTMに移すときは、古いほうを外す作業と公開を続けて行います。
詳しくは:WordPress・Shopify・STUDIOにGA4とGTMを入れる:サービスごとの入れ方