Notionへの移行:Evernote・Confluence・Excelから引っ越す手順

公開 書いた人 大林 諒

社内の情報をNotion(ノーション)にまとめようと決めたあと、最初に止まるのが引っ越しです。Evernoteに何年分ものメモがあり、Confluenceにマニュアルがあり、Excelに顧客の台帳がある。全部を一度に移そうとして、途中で崩れた表や消えた画像を直しきれず、結局元の場所に戻る会社も少なくありません。この記事では、Notionが取り込めるものの一覧、Evernote・Confluence・Excel・Googleドキュメントからの移し方、移す前に捨てるものの決め方、何週間かに分けて移す計画を書きます。読み終わると、自分の会社の移行を「何を・どの順で・どこに」移すか1枚の計画にでき、最初の1つを実際に取り込めます。前提は、Notionの会社のワークスペースがすでにあり、移す人がワークスペースのオーナーかメンバーであることです。

例は、このコラムで毎回使っている、スタッフ6名ほどの予約制の小さな料理教室「サンプル料理教室」です。受付が使っているExcelの台帳と、Googleドキュメントで書いてきたマニュアルを、ワークスペース「サンプル料理教室」に移します。

この記事の内容
  1. 先に決めること
  2. Notionが取り込めるもの
  3. 段階の計画:一度にやらない
  4. Evernoteから移す
  5. Confluenceから移す
  6. Excel・スプレッドシートの台帳を移す
  7. サンプル料理教室の例:受付のExcelとGoogleドキュメントのマニュアル
  8. 移した後の置き場所
  9. 個人のアカウントから会社のワークスペースへ移す
  10. 移行の進み具合をNotionで管理する
  11. できないことと、その代わり
  12. よく詰まるところ
  13. 次にやること

先に決めること

インポートのボタンを押す前に、次の5つを決めます。ここを飛ばすと、移したあとに「どこに入ったか分からない」「古いものと新しいものが両方ある」で、移す前より探しにくくなります。

1つ目は、捨てるものです。移行は掃除の一番いい機会です。Evernoteのメモの多くは、もう誰も見ない切り抜きや、終わった案件のメモです。全部を移すと、Notionの検索に古いメモが混ざり、マニュアルの最新版が埋もれます。目安として、1年以上開いていないもの、担当者が辞めて誰も中身を説明できないもの、同じ内容の古い版は移しません。捨てるのが不安なら、元のサービスで書き出したファイルを共有ドライブに「移行前の保管」として置き、Notionには入れません。

2つ目は、移した先の置き場所です。Notionのインポートは、何も選ばなければプライベートの場所に入ります。そのままにすると、移した人しか見えないページが大量にできます。チームスペースとページの階層を先に決め、取り込んだらすぐに決めた場所へ動かします。

3つ目は、台帳かページかです。行と列がある台帳(顧客・体験申込・備品)は、Notionのデータベースにします。文章のマニュアルや議事録は、ページにします。Excelでも中身が文章のシートはページに、Wordでも中身が一覧の表はデータベースにします。

4つ目は、元をいつ止めるかです。両方で更新を続けると、どちらが新しいか分からなくなります。移し終わったものから、元の側を読み取り専用にするか、「Notionに移しました」と書いて更新を止めます。

5つ目は、誰が移すかです。インポートした人がページの作成者になり、Confluenceの場合は取り込んだ直後は取り込んだ人にしか見えません。移す人は1〜2人に決め、その人が置き場所と権限の付け直しまで責任を持ちます。

Notionが取り込めるもの

2026年10月時点のNotionのヘルプでは、次のものを取り込めます。インポートはデスクトップ版とブラウザ版で使え、スマホのアプリでは使えません。

元Notionでの形気をつけること
Evernoteノートブックがページ、ノートがリスト形式のデータベースの行標準版のEvernoteだけ。目安は5,000ノートまで
Confluenceページの階層がページの階層にZIPとAPIの2つの方法。権限は引き継がれない
Microsoft Word(.docx)1ファイルが1ページコメント・変更履歴・凝ったレイアウトは消える
Googleドキュメント1つのドキュメントが1ページ1つずつ取り込む。チェックリストは箇条書きに、コメントや色は消える
Microsoft ExcelCSVで書き出してからデータベースに通常のインポートは.xlsxを直接は読まない(ZIPの中のXLSX・XLSは読める)
CSV行がデータベースの行、列がプロパティ新しいデータベースができる。数式・リレーション・ロールアップは作られない
テキストとマークダウン(.txt・.md)1ファイルが1ページ独自のMarkdownの書き方やページ内のリンクは崩れることがある
HTML見出し・箇条書き・段落がブロックに複雑なレイアウトや埋め込みは消える
PDF1ファイルが1ページ表は簡単な表に。スキャンしただけのPDFは文字として検索できない
ZIP文書はページ、表のファイルはデータベースDOCX・CSV・XLSX・TSV・Markdown・HTMLなどをまとめて。PDFは入らない
Trello・Asana・Monday.com・Quip・Dropbox Paper・WorkFlowyそれぞれの形にTrelloはボードがデータベース、カードが行に

1ファイルの大きさにも上限があります。

種類フリープラン有料プラン
Word・Googleドキュメント・HTML・テキストとマークダウン・CSV1ファイル5MB1ファイル50MB
PDF1ファイル5MB1ファイル20MB
ZIP1つ5GBまで1つ5GBまで

ZIPは、中のファイルがおよそ1万を超えると、失敗したり途中までしか入らなかったりしやすくなります。HTMLとテキストとマークダウンは、12時間におよそ120ファイルまでという回数の上限もあります。大量に移すときは、日を分けます。

取り込んだブロックはフリープランのブロック数の上限に数えられませんが、そのあと足したブロックは数えられます。

Notionのサイドバーの「設定」から「インポート」を開き、取り込める元のボタンが並んでいるところ
Notionのサイドバーの「設定」から「インポート」を開き、取り込める元のボタンが並んでいるところ

段階の計画:一度にやらない

移行で一番多い失敗は、全部を1日でやろうとすることです。崩れたところを直す時間が取れず、使い始めのNotionが崩れた表だらけになります。サンプル料理教室では、次のように4週に分けました。

週移すもの元の扱い確かめること
1週目骨組みだけ作る(チームスペース・空のデータベース)そのまま使う置き場所と名前の決まりに全員が納得したか
2週目毎日使う台帳1つ(体験申込)移した日から更新を止める受付2名がNotionだけで1週間回せたか
3週目受付対応と衛生のマニュアル「Notionに移しました」と冒頭に書く講師がスマホで探して開けたか
4週目以降レシピ・器具の手入れ・過去の議事録必要になったものから移す半年触っていないものは移さずに済んだか

ポイントは、毎日使うものを早めに移し、たまにしか見ないものは後回しにすることです。毎日使うものがNotionにあれば、スタッフは自然にNotionを開きます。たまにしか見ないものは、必要になったときに移せば足ります。結局移さなかったものは、移す必要がなかったものです。

Evernoteから移す

手順

  1. Notionのサイドバーの「設定」から「インポート」を開く
  2. 「サードパーティ製アプリのインポート」から「Evernote」を選ぶ
  3. Evernoteのログイン画面が開くので、Evernoteのアカウントでログインし、Notionからのアクセスを許可する
  4. 移すノートブックにチェックを入れる
  5. 移し先を選ぶ(チームスペース・プライベート・既存のデータベース)
  6. インポートを始め、終わるまで待つ

ノートブックは1枚のページになり、その中のノートがリスト形式のデータベースの行になります。ノートブックごとに、移し先のチームスペースを分けて選べます。

Evernoteのインポートで、移すノートブックにチェックを入れて移し先を選んでいるところ
Evernoteのインポートで、移すノートブックにチェックを入れて移し先を選んでいるところ

崩れるものと、直し方

崩れるもの起きること直し方
作成日・更新日Evernoteでの日付と違って見えることがある元の日付が要るなら、取り込んだあとに日付のプロパティを足して入れ直す
画像一部が表示されないことがある大事なノートだけ開いて確かめ、表示されない画像は貼り直す
量5,000ノートを超えると失敗しやすいノートブックごとに分けて取り込む
進み具合進捗の表示がなく、Evernote側の回数制限で長く止まることがある夜に始めて翌朝確かめる。途中で何度も押し直さない
対象外のアカウントEvernote Teamsや中国版、Businessは取り込めない1件ずつ書き出して、HTMLやテキストで取り込む

Evernoteのタグは、取り込んだあとに使い続けるかを見直します。Notionでは、タグよりも「どのデータベースに入っているか」と「セレクトのプロパティ」で分けた方が探しやすくなります。タグが何十種類もあったなら、5〜10個のセレクトの選択肢にまとめ直します。

Confluenceから移す

Confluenceからは、ZIPで書き出して取り込む方法と、APIでつないで取り込む方法があります。

ZIPAPI
向いている量スペースの一部ワークスペース全体
大きさの上限5GBまで(依頼すれば15GBまで)およそ5万ページ・30GBまで
コメント書き出しのときに外すAPIでだけ移る
対応する版書き出せればよいクラウド版と、Server・Data Center版

小さな会社で、スペースが1〜2個なら、ZIPで足ります。

ZIPで移す手順

  1. Confluenceで移すスペースを開き、「スペース設定」から「コンテンツツール」→「エクスポート」を開く
  2. 形式に「HTML」を選ぶ
  3. 「カスタムエクスポート」を選び、「コメントを含める」のチェックを外し、移すページを選ぶ
  4. 処理が終わったら「ダウンロード」を押し、Confluence-space-export-XXXXXX.html.zip のようなファイルを受け取る
  5. Notionで「設定」→「インポート」→「サードパーティのインポート」→「Confluence」を開く
  6. ZIPを解凍せずにそのまま上げる

Confluenceで「エクスポート」が出ない場合は、Confluenceの管理者に権限をもらいます。

APIで移す手順

  1. Notionで「設定」→「インポート」→「Confluence」→「API経由でインポート」を開く
  2. クラウド版か、Server・Data Center版かを選ぶ
  3. クラウド版なら、ConfluenceのメールアドレスとサイトのURLを入れ、Atlassianのアカウントで作ったAPIトークンを入れて「認証」を押す(Server・Data Center版は、バージョン7.9以降なら個人用アクセストークン、それより前ならユーザー名とパスワードで認証する)
  4. 取り込みを始め、終わりのメールを待つ(大きいスペースは数時間かかる)

APIトークンは、範囲を絞ったトークンではなく、ユーザー単位のトークンが要ります。

Notionのインポートで、Confluenceの「API経由でインポート」を選び、クラウド版の認証の欄を開いたところ
Notionのインポートで、Confluenceの「API経由でインポート」を選び、クラウド版の認証の欄を開いたところ

取り込んだあとに確かめること

  1. 取り込んだページが、プライベートか選んだチームスペースに入っていることを確かめる
  2. ページの階層が元と同じか見る(完全には保たれないことがある)
  3. 権限を付け直す(取り込んだ直後は取り込んだ人にしか見えない)
  4. 表を見る(添付ファイルのある表はデータベースに、それ以外は簡単な表になる)
  5. 画像と添付ファイルが抜けていないか見る(どのページからも参照されていない添付は移らない)
  6. マクロの変わり方を見る(多くは文字・画像・リンク、または近いブロックに変わる。展開のマクロはトグルになる)
  7. Confluenceのラベルを使っていた場合は、ラベルの扱いが公式に書かれていないので、数ページ開いて残り方を確かめる

権限を付け直すまで、ほかのスタッフを呼ばないのが安全です。プライベートのまま並べ替えて、置き場所が決まってから共有します。

Confluenceから取り込んだページの右上の「共有」を開き、取り込んだ人だけに権限が付いている状態を確かめているところ
Confluenceから取り込んだページの右上の「共有」を開き、取り込んだ人だけに権限が付いている状態を確かめているところ

Excel・スプレッドシートの台帳を移す

Excelの台帳は、CSVで書き出してから、Notionのデータベースとして取り込みます。Googleスプレッドシートも、「ファイル」→「ダウンロード」でCSVにすれば同じです。

  1. Excelで、1行目が見出し、2行目から1件ずつ、という形に整える(結合したセル・空の行・合計の行を消す)
  2. 1シートずつCSVで保存する
  3. Notionで「設定」→「インポート」から「CSV」を選ぶ
  4. CSVを選んで取り込む
  5. できたデータベースを開き、列ごとにプロパティの種類(日付・セレクト・メール・電話)を直す

取り込みで作られるのは新しいデータベースで、既存のデータベースの行は更新されません。数式・リレーション・ロールアップは取り込みでは作られないので、取り込んだあとにNotion側で作ります。Excelの数式は、計算した値だけが入ります。

列の整え方や文字化けの直し方など、CSVの細かいところは「NotionのCSVインポートとエクスポート:Excelやスプレッドシートから移す」にまとめてあります。

サンプル料理教室の例:受付のExcelとGoogleドキュメントのマニュアル

移す前の棚卸し

受付の2名は、Excelのファイル「受付台帳.xlsx」に4枚のシートを持っていました。マニュアルはGoogleドキュメントで12本です。全部を並べて、移すか捨てるかを決めました。

元中身決めたことNotionでの置き場所
受付台帳.xlsx「体験申込」2年分の申込直近1年分だけ移す。古い分はCSVで共有ドライブへ教室全体の体験申込データベース
受付台帳.xlsx「備品」包丁・鍋の在庫移す教室全体の備品データベース
受付台帳.xlsx「電話メモ」1行ずつの電話の記録移さない。今後はタスクに書くなし
受付台帳.xlsx「集計」月別の申込数の数式移さない。Notionのビューとグラフで出すなし
受付対応マニュアル(Googleドキュメント)電話と窓口の受け答え移す受付のマニュアルデータベース
衛生マニュアル衛生の決まり移す教室全体のマニュアルデータベース
レシピ(8本)各レッスンのレシピ移す。ただしレッスンで使うものだけ講師のマニュアルデータベース
旧メニュー案(2本)3年前のメニュー案移さないなし

4枚のシートのうち移すのは2枚、Googleドキュメント12本のうち移すのは10本になりました。集計のシートは、Notionでは表を作り直すのではなく、データベースのビューで出せます。

体験申込を移す

  1. 体験申込のシートを、直近1年分だけ残して別名で保存する
  2. 「申込経路」の列の揺れ(HP と ホームページ、LINE と ライン)を、ExcelのSUBSTITUTEや置換で1つに揃える
  3. 日付の列を 2026/04/12 の形に揃える
  4. CSVで保存し、Notionで取り込む
  5. できたデータベースを教室全体のチームスペースへ動かし、名前を「体験申込」にする
  6. 申込経路をセレクト、申込日と体験日を日付、入会したかをセレクトに直す
  7. 受付2名に、明日からはNotionに書くと伝え、Excelのファイル名の頭に 【更新停止】 を付ける
CSVから取り込んだ体験申込のデータベースで、申込経路の列の種類をセレクトに変えているところ
CSVから取り込んだ体験申込のデータベースで、申込経路の列の種類をセレクトに変えているところ

マニュアルを移す

Googleドキュメントは1本ずつ取り込みます。

  1. Notionで「設定」→「インポート」から「Googleドキュメント」を選ぶ
  2. Googleのアカウントでログインし、取り込むドキュメントを選ぶ
  3. 取り込んだページを、マニュアルのデータベースへ動かす
  4. マニュアルのデータベースのプロパティ(分類・担当・最終確認日)を入れる
  5. 見出しと箇条書きが崩れていないか、チェックリストが箇条書きになっていないかを見て直す
  6. Googleドキュメントの冒頭に「Notionのマニュアルに移しました」と書き、編集を止める

本数が多いときは、Googleドライブでフォルダごとダウンロードし、Word形式(.docx)になったファイルをZIPのままNotionに取り込む方法もあります。この場合は、取り込んだあとに1本ずつ置き場所を決める手間が増えるので、12本ほどなら1本ずつの方が早く済みます。

マニュアルのデータベースに、Googleドキュメントから取り込んだ受付対応マニュアルが入り、分類と最終確認日が入っているところ
マニュアルのデータベースに、Googleドキュメントから取り込んだ受付対応マニュアルが入り、分類と最終確認日が入っているところ

移した後の置き場所

取り込んだものは、プライベートに置いたままにしません。サンプル料理教室では、次のように動かしました。

取り込んだもの動かした先見られる人
体験申込・備品教室全体のチームスペース全員
受付対応マニュアル受付のチームスペースのマニュアルデータベース受付と代表
衛生マニュアル教室全体のマニュアルデータベース全員
レシピ講師のチームスペースのマニュアルデータベース講師と代表

マニュアルを1つのデータベースに集め、分類のプロパティで分けておくと、ビューで「受付用」「衛生」「レシピ」と切り替えられます。ページの階層を深くするより、探しやすく、古くなったものも見つけやすくなります。置き場所の決め方は「Notionのワークスペース設計:チームスペース・ページの階層・名前の決まり」に詳しく書いています。

サイドバーで、教室全体・講師・受付のチームスペースの下に、取り込んだデータベースとマニュアルが並んでいるところ
サイドバーで、教室全体・講師・受付のチームスペースの下に、取り込んだデータベースとマニュアルが並んでいるところ

個人のアカウントから会社のワークスペースへ移す

個人のNotionで試しに作ったページを、会社のワークスペースに移したいこともあります。ページの「別ページへ移動」で、別のワークスペースを選べます。

  1. 元のワークスペースのサイドバーで「+新規ページ」を押し、移したいページを全部その中にドラッグする
  2. そのページを開き、「•••」→「別ページへ移動」を選ぶ
  3. 移動先のワークスペースとして「サンプル料理教室」を選ぶ
  4. 移し先の場所を選び、複製を確定する

これは移動ではなく複製です。元のページは元の場所に残ります。リンク・リレーション・権限・ページの履歴は引き継がれないことがあるので、移し先で確かめてから元を消します。1時間におよそ5万ブロックまでという上限があり、大きいものは分けて移します。別のアカウントへ移すときは、元のページを相手のアカウントに「フルアクセス権限」で共有し、相手のアカウントでログインして同じように複製します。

まとめたページの「•••」から「別ページへ移動」を開き、移動先のワークスペースを選んでいるところ
まとめたページの「•••」から「別ページへ移動」を開き、移動先のワークスペースを選んでいるところ

移行の進み具合をNotionで管理する

移すものが20を超えると、どれを移し終えたか分からなくなります。移行そのものを、Notionの小さなデータベースで管理すると迷いません。サンプル料理教室では、代表だけの経営メモに「移行リスト」を作りました。

プロパティ種類入れるもの
名前タイトル元のファイル名やノートブック名
元セレクトExcel・Googleドキュメント・Evernote
決めたことセレクト移す・移さない・あとで
移し先テキスト体験申込データベース、受付のマニュアル、など
状態ステータス未着手・取り込み済み・確認済み・元を停止済み
担当ユーザー移す人
予定の週セレクト1週目〜4週目

状態を「取り込み済み」と「確認済み」に分けているのが要です。取り込んだだけでは、崩れた表や欠けた画像が残っています。担当が中身を開いて直し、使える形になったところで「確認済み」にします。さらに元の側を止めたところで「元を停止済み」にします。ボードビューで状態ごとに並べると、どこで止まっているかが一目で分かります。

移行が終わったら、このデータベースは消さずに残しておきます。半年後に「あのExcelはどこに行った」と聞かれたとき、移し先と、移さなかったものの理由がすぐ答えられます。

移行リストのボードビューで、未着手・取り込み済み・確認済み・元を停止済みの列にカードが並んでいるところ
移行リストのボードビューで、未着手・取り込み済み・確認済み・元を停止済みの列にカードが並んでいるところ

できないことと、その代わり

やりたいことできないこと代わりの手
Excelの数式ごと移すCSVには計算した値しか入らないNotionの数式プロパティで作り直す。複雑な計算はスプレッドシートに残す
既存のデータベースに行を足すCSVの取り込みは新しいデータベースを作る取り込んだあと、既存のデータベースへ行を選んで動かす
Confluenceの権限をそのまま移す権限は引き継がれないチームスペースとグループで付け直す
何万行の台帳を移すNotionは大量の行を素早く絞り込む使い方に向かない大量の台帳はkintoneやスプレッドシートに残し、Notionには要点だけ置く
スマホで取り込むインポートはデスクトップ版とブラウザ版だけパソコンで取り込む
スキャンしたPDFを検索する文字として読めない文字認識をかけてから取り込む

よく詰まるところ

症状原因直し方
取り込んだページがどこにもないプライベートに入っているサイドバーのプライベートを開き、決めた場所へ動かす
ほかのスタッフに見えないプライベートのまま、またはConfluenceの取り込み直後で取り込んだ人だけが見られるチームスペースへ動かすか、権限を付け直す
CSVの日本語が文字化けする文字コードが合っていないExcelでUTF-8のCSVとして保存し直す
日付がテキストのまま日付の書き方が揃っていない列を 2026/04/12 に揃えてから取り込み、種類を日付に変える
セレクトの選択肢が何十個もできた元のデータの表記が揺れている取り込む前にExcelで置換して揃える
Evernoteの取り込みが終わらないノートが多すぎるか、Evernote側の回数制限で待っているノートブックごとに分け、時間を置いて確かめる
画像が表示されない取り込みで画像が欠けた大事なページから開き、欠けた画像を貼り直す
Excelのファイルを選べない通常のインポートは.xlsxを直接読まないCSVで書き出すか、ZIPに入れて取り込む
ファイルが大きすぎて上がらないフリープランは1ファイル5MBまでファイルを分けるか、有料プランで取り込む
移した後も元のExcelを更新している人がいる元を止めていないファイル名に【更新停止】を付け、編集の権限を外す

次にやること

Excelやスプレッドシートの台帳を移すときの細かい手順は「NotionのCSVインポートとエクスポート:Excelやスプレッドシートから移す」にあります。移した先の置き場所と名前の付け方は「Notionのワークスペース設計:チームスペース・ページの階層・名前の決まり」、マニュアルを古くならないように置く形は「Notionで社内wikiとマニュアル:探せて古くならない置き方」で書いています。移したのにスタッフが使ってくれないときは「Notionが使いにくいと言われる理由と、社内に定着させる運用の決まり」に進みます。

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