Notionが使いにくいと言われる理由と、社内に定着させる運用の決まり

公開 書いた人 大林 諒

Notion(ノーション)を会社に入れて3か月たつと、使われ続けるワークスペースと、誰も開かなくなるワークスペースに分かれます。開かなくなった会社でよく聞くのは「どこに書けばいいか分からない」「探しても見つからない」「重い」「スマホで入れにくい」です。多くは、Notionの機能の問題ではなく、決まりを作らずに始めたことで起きています。この記事では、使いにくいと言われる理由を1つずつ分け、それぞれの直し方、社内の決まりの例、最初に作りすぎない始め方、定着したかを数字で確かめる方法を書きます。最後に、Notionをやめて他の道具にする判断の目安も書きます。読み終わると、自分の会社のワークスペースに「どこに何を書くか」の決まりのページを1枚作り、最初の3か月の進め方を決められます。前提は、会社のワークスペースがあり、メンバーを招待し終えている(または招待する直前である)ことです。

例は、このコラムで毎回使っている、スタッフ6名ほどの予約制の小さな料理教室「サンプル料理教室」です。代表1名・講師3名・受付2名の6名が、ワークスペース「サンプル料理教室」を使います。

この記事の内容
  1. 先に決めること
  2. 使いにくいと言われる理由と直し方
  3. 社内の決まりの例
  4. 最初に作りすぎない:3つのデータベースから始める
  5. サンプル料理教室の例:最初の3か月
  6. 定着したかを確かめる
  7. 応用
  8. できないことと、Notionをやめる判断
  9. よく詰まるところ
  10. 次にやること

先に決めること

決まりを書く前に、3つだけ決めます。

1つ目は、Notionを何のために入れたかを1行で書くことです。サンプル料理教室では「体験申込の取りこぼしをなくし、講師と受付の連絡をLINEのグループからNotionに移す」と書きました。この1行に入らない使い方(個人の手帳、レシピの思いつきのメモ帳)は、最初の3か月は勧めません。目的が広いほど、どこに書くかが散らばります。

2つ目は、決まりの持ち主です。決まりを書き、変え、守られていないときに声をかける人を1人にします。小さな会社では代表か、いちばんNotionを触る事務の人です。全員で決めると、誰も直さない決まりになります。サンプル料理教室では代表が持ち主です。

3つ目は、Notionに書かないものです。お客様との予約のやり取りは予約システム、月謝は予約システムの決済、急ぎの連絡は電話とLINE、と決めます。Notionに全部を寄せようとすると、急ぎの連絡がNotionのコメントに埋もれて気づかれない、ということが起きます。

使いにくいと言われる理由と直し方

使いにくいという声は、だいたい次の5つに分けられます。分けると、どれも直し方があります。

言われること実際に起きていること直し方
自由すぎて散らかる誰でもどこにでもページを作れるので、似たページが何か所にもできる新しいページはデータベースの中に作る決まりにし、ページを作れる場所を減らす
どこに書くか決まっていない「議事録はどこ」「この手順はどこ」が人によって違う「どこに何を書くか」の表を1枚作り、サイドバーの一番上に置く
重い・遅い1つのデータベースに行とプロパティを詰め込みすぎ、ビューで全部を一度に読み込んでいる古い行をアーカイブ用のデータベースに移す、ビューで見せるプロパティと件数を減らす
スマホで入れにくいパソコン向けの細かいデータベースを、スマホで1行ずつ入れさせているスマホで入れるものはプロパティを3〜4個に絞ったビューかフォームにする
通知が多い・見落とす全ページの更新を追う設定のまま、大事な通知が埋もれる自分に関係する通知(メンション・ユーザーのプロパティ)だけにし、毎日見る時間を決める

自由すぎて散らかる

Notionは、サイドバーのどこにでもページを作れます。これが個人には便利で、会社では散らかる原因になります。実際に運用していると、半年で「議事録」「会議メモ」「MTG」「スタッフ会議0412」という似たページがばらばらの場所にできていました。

直し方は、ページを作る場所をデータベースに寄せることです。議事録は議事録のデータベースの中に1行ずつ作り、マニュアルはマニュアルのデータベースの中に作ります。データベースの中なら、作った日・作った人・分類で並べ替えられ、似たページが別の場所にできても、すぐ見つけて1つにまとめられます。サイドバーの直下に新しいページを作るのは、代表だけにします。

どこに書くか決まっていない

人によって書く場所が違うと、探す側は全部の場所を見なければなりません。決まりの表を作り、迷ったらこの表を見る、と全員に伝えます。表の例は次の節に書きます。

重い・遅い

体験申込を2年分、1つのデータベースに入れて、プロパティを30個並べたテーブルビューを毎朝開く。これでは重くなります。直し方は3つです。

  • 終わった行(入会しなかった体験申込で1年以上前のもの)を、アーカイブ用のデータベースに移す
  • ビューで見せるプロパティを、その仕事に要るものだけにする(受付のビューなら名前・体験日・入会したかの3つ)
  • ビューのフィルターで、今月分や自分の担当分だけを出す

ロールアップや数式をたくさん重ねたデータベースも重くなります。計算は本当に毎日見るものだけにします。

スマホで入れにくい

講師はレッスンの合間にスマホで日報を書きます。パソコンで作った、プロパティが15個ある日報のデータベースを、スマホで1つずつ入れるのは続きません。スマホで入れるものは、プロパティを日付・講師・ひとことの3つにした入力用のビューか、Notionのフォームにします。細かい項目は、あとで代表がパソコンで足します。

入力用のビューは次の手順で作ります。

  1. パソコンで日報のデータベースを開く
  2. データベース名か既存のビュー名の横にある「+」を押し、ビューの種類からリストを選ぶ(画面が狭いときは、ビュー名を押して「新しいビュー」から足す)
  3. ビューの名前を スマホで書く にする
  4. 「ビュー設定」の「プロパティの表示」で、日付・講師・ひとこと以外を非表示にする
  5. フィルターで、講師のプロパティを自分に絞る
  6. スマホのNotionで日報を開き、スマホで書く のビューに切り替えてから、ホーム画面やお気に入りに置く

講師はスマホでこのビューを開き、「新規」を押して3つ入れるだけになります。非表示にしたプロパティは消えていないので、代表がパソコンのテーブルビューで続きを入れられます。

スマホのNotionで日報の「スマホで書く」ビューを開き、日付・講師・ひとことの3つだけが見えているところ
スマホのNotionで日報の「スマホで書く」ビューを開き、日付・講師・ひとことの3つだけが見えているところ

通知が多い・見落とす

Notionの通知は、メンションされたとき、コメントに返信されたとき、データベースのユーザーのプロパティに入れられたとき、自分で設定したリマインダーのときに届きます。ページの通知を「すべてのコメント」にしていると、その分も届きます。

通知の届き方は、パソコンでは「設定」→「通知」で、モバイルのプッシュ通知・デスクトップのプッシュ通知・Slack通知・Microsoft Teamsの通知・メール通知を切り替えられます。スマホのアプリでは、ホーム画面上部の ••• →「設定」→「マイ通知」から変えます。サンプル料理教室では、メールの通知は切り、スマホのプッシュ通知だけにしました。そのうえで「急ぎはLINEか電話、Notionのコメントは1日1回見る」と決めています。

データベースのユーザーのプロパティに入れられたことの通知は、本人が止められません。受信トレイを通知の種類で絞り込めば見えなくはできますが、通知そのものは届き続けます。担当のプロパティにむやみに何人も入れないことが、通知を減らす一番の手です。

「設定」→「通知」を開き、モバイルのプッシュ通知とメール通知の切り替えが並んでいるところ
「設定」→「通知」を開き、モバイルのプッシュ通知とメール通知の切り替えが並んでいるところ

社内の決まりの例

サンプル料理教室では、教室全体のチームスペースの一番上に「Notionの使い方の決まり」というページを置いています。中身は次の4つです。

どこに何を書くか

書くもの書く場所書かない場所
体験の申込教室全体の体験申込データベースLINEのグループ、受付のメモ帳
やること・頼みごと教室全体のタスクデータベース(担当と期限を必ず入れる)ページのコメントだけで頼む
スタッフ会議の記録教室全体の議事録データベース個人のプライベートのページ
手順・決まりごとマニュアルデータベース議事録の中に書きっぱなし
レシピ講師のマニュアルデータベース(分類をレシピに)個人のプライベートのページ
急ぎの連絡電話・LINENotionのコメント

名前の付け方

対象決まり例
議事録日付 会議名2026-11-04 スタッフ会議
タスク動詞で終える年末のチラシを印刷会社に入稿する
マニュアル何の手順かを名詞で電話で体験の申込を受けるとき
データベース中身の名詞1つ体験申込 タスク 議事録

日付は 2026-11-04 の形に揃えると、名前で並べ替えたときに日付の順になります。

担当

データベースごとに、中身に責任を持つ人を1人決めます。体験申込は受付A、タスクは代表、議事録は書記の当番、マニュアルは分類ごとの担当(受付対応は受付B、衛生と器具は講師A、レシピは各講師)です。担当は、古くなった行やページを片づける人でもあります。

見る時間

Notionは、開かないと何も起きません。見る時間を決めます。

誰がいつ何を見るか
受付出勤してすぐ体験申込の「今日と明日の体験」のビュー、自分のタスク
講師レッスンの前今日のレッスン予定、自分のタスク
代表毎朝と、スタッフ会議の前期限切れのタスク、今週の体験申込の数
全員スタッフ会議の中議事録のページを画面に出しながら話す

スタッフ会議でNotionの画面を映しながら話すのは、定着にいちばん効きました。会議で決まったことがその場でタスクになり、担当と期限が入るので、「言った・聞いてない」が減ります。

最初の説明は30分で終える

全員を招待したあと、最初の説明に半日かける会社がありますが、覚えきれずに終わります。サンプル料理教室では、スタッフ会議の最初の30分だけを使いました。

  1. 代表が「Notionの使い方の決まり」のページを画面に出し、何のために入れたかの1行を読む
  2. どこに何を書くかの表を上から読み、書かない場所も伝える
  3. 体験申込のデータベースを開き、受付Aがその場で1件入れて見せる
  4. タスクのデータベースを開き、その会議で出た頼みごとを1つ、担当と期限を付けて作る
  5. 議事録のデータベースに、その会議のページを作り、以後は会議の中で書くと伝える
  6. スマホにNotionのアプリを入れてもらい、ログインできたかを全員分確かめる

説明しない機能(ページの公開、ボタン、オートメーション、Notion AI)は、聞かれても「あとで」と答えます。最初の1か月で覚えるのは、3つのデータベースに書くことと、自分のタスクを見ることだけで足ります。

教室全体のチームスペースの一番上に置いた「Notionの使い方の決まり」のページで、どこに何を書くかの表が見えているところ
教室全体のチームスペースの一番上に置いた「Notionの使い方の決まり」のページで、どこに何を書くかの表が見えているところ

最初に作りすぎない:3つのデータベースから始める

Notionを入れた最初の週に、データベースを10個作る会社があります。作った人は満足しますが、使う側は覚えることが10個になり、どれも半端に使われて終わります。最初は3つに絞ります。

サンプル料理教室で最初に作ったのは、体験申込・タスク・議事録の3つです。選んだ理由は次のとおりです。

データベース選んだ理由毎日使う人
体験申込取りこぼしが一番困る。毎日増える受付
タスク全員が使う。頼みごとがLINEから移る全員
議事録週1回、全員で開く場ができる全員(会議の中)

マニュアル・講師のシフト・日報・採用は、3つが回り始めてから足しました。マニュアルは最初から作りたくなりますが、書く量が多く、最初の1か月で止まりやすいものです。先に毎日開く場所を作り、開く習慣ができてからマニュアルを足すと続きます。

3つを選ぶときの目安は、毎日増えるもの・全員が使うもの・全員で開く場があるもの、の3つから1つずつ選ぶことです。

サンプル料理教室の例:最初の3か月

時期やったこと見ていた数字
1か月目の1週目代表がワークスペースを作り、3つのデータベースと決まりのページを作るなし
1か月目の2週目全員を招待し、スタッフ会議で30分だけ画面を見せて説明する全員がログインしたか
1か月目の3〜4週目体験申込をExcelからNotionに移し、Excelの更新を止める体験申込の行が毎日増えているか
2か月目頼みごとをLINEのグループからタスクに移す。LINEで頼まれたら「タスクに入れてください」と返すタスクの数と、期限切れの数
2か月目の終わり決まりのページを見直し、守られていない決まりを消すか直す決まりの表と実際のずれ
3か月目マニュアルのデータベースを足し、受付対応のマニュアルから移すマニュアルのページの閲覧数
3か月目の終わり3か月の振り返りを議事録に書く。続けるか、何を足すかを決めるページのアナリティクス

2か月目が一番の山です。最初の物珍しさが消え、LINEで頼む方が早い、という声が出ます。ここで代表がLINEの頼みごとに「タスクに入れてください」と返し続けたことで、3か月目にはLINEのグループは雑談と急ぎの連絡だけになりました。

決まりが効いた場面をひとつ挙げます。2か月目のある週、体験の申込者から電話で「卵のアレルギーがある」と伝えられました。以前なら受付がLINEのグループに書き、その日の担当の講師が読み落とすこともありました。この週は、受付Bが体験申込のその人の行の「問い合わせ内容」に書き、同時に「アレルギーの確認」というタスクを講師Aの担当で作りました。講師Aはレッスンの前に自分のタスクを開く決まりなので、当日の朝に気づき、卵を使わない材料を前の日のうちに用意できました。翌週のスタッフ会議でこの件を話し、決まりのページの「どこに何を書くか」に「お客様の体調やアレルギーは、体験申込の行に書き、担当の講師にタスクを作る」という1行を足しています。

決まりのページは、2か月目の終わりに一度見直しています。守られていない決まりは、決まりの方が実態に合っていないことが多いです。たとえば「日報は毎日書く」は守られず、「レッスンで何かあった日だけ書く」に変えたら書かれるようになりました。

タスクのデータベースのボードビューで、担当ごとにタスクが並び、期限の日付が見えているところ
タスクのデータベースのボードビューで、担当ごとにタスクが並び、期限の日付が見えているところ

定着したかを確かめる

感覚で「使われている気がする」と言わず、数字で確かめます。Notionで見られる数字はプランで違います。

見られるものどこでプラン(2026年10月時点)
ベーシックなページアナリティクス(閲覧者のリストと閲覧数のグラフ)ページの ••• →「更新一覧・アナリティクス」→「アナリティクス」フリー・プラス
高度なページアナリティクス(上に加えて、ページを更新した人のリスト)同じビジネス
ワークスペースアナリティクス(アクティブなメンバー・ページごとの閲覧数・検索)「設定」→「アナリティクス」エンタープライズ
データベースの行の数・更新日時データベースのビュー(作成日時・最終更新日時のプロパティ)すべてのプラン

ページのアナリティクスを見る

  1. 見たいページ(たとえば受付対応のマニュアル)を開く
  2. 右上の ••• を押す
  3. 「更新一覧・アナリティクス」を選ぶ
  4. 「アナリティクス」のタブを開く
  5. グラフの日付にカーソルを置き、その日の閲覧数を見る
  6. 下の一覧で、誰が見たかを確かめる(ビジネスなら、誰が更新したかも見られる)

ページのアナリティクスを見られるのは、そのページのオーナーか編集できる人です。閲覧の記録は、本人が「設定」→「環境設定」の「プライバシー」で「閲覧履歴の表示」を「記録しない」にすると残りません。数字は目安として使い、人を責める材料にはしません。

受付対応マニュアルのページで「更新一覧・アナリティクス」の「アナリティクス」タブを開き、閲覧数のグラフが出ているところ
受付対応マニュアルのページで「更新一覧・アナリティクス」の「アナリティクス」タブを開き、閲覧数のグラフが出ているところ

小さな会社は、データベースの数で見る

エンタープライズでなければ、ワークスペース全体の数字は出ません。小さな会社なら、データベースの数で十分に確かめられます。

  1. タスクのデータベースに「作成日時」と「最終更新日時」のプロパティを足す
  2. 「今週作られたタスク」のビューを作り、作成日時が今週のものに絞る
  3. 担当でグループ分けし、誰がどれだけ使っているかを見る
  4. 同じことを体験申込と議事録でもする

サンプル料理教室では、毎週のスタッフ会議の最初に、代表がこの3つのビューを映します。今週のタスクが0件の人がいれば、その人がどこで頼みごとをしているかを聞きます。責めるためではなく、決まりが合っていないところを見つけるためです。

定着したと言える目安は、次の3つがそろったときです。

  • 体験申込がNotionにしか書かれていない(Excelや紙に戻っていない)
  • タスクが全員から作られている(代表だけが作っていない)
  • 議事録が毎週、会議の中で書かれている
タスクのデータベースの「今週作られたタスク」のビューで、担当ごとにグループ分けされ件数が出ているところ
タスクのデータベースの「今週作られたタスク」のビューで、担当ごとにグループ分けされ件数が出ているところ

応用

新しく入ったスタッフには、決まりのページと3つのデータベースだけを最初の日に見せます。全部を説明しない方が覚えます。マニュアルのデータベースに「はじめての人が最初に読む」という分類を作り、3〜5ページだけ入れておくと、新人が自分で読み進められます。

決まりのページの最後に「変えた日と変えたこと」を1行ずつ足していくと、いつから何が変わったかを全員が追えます。決まりは、守られないものを消していくと短く強くなります。

チームスペースが増えてきたら、チームスペースごとに小さな決まりを置きます。講師のチームスペースならレシピの書き方、受付のチームスペースなら電話の記録の残し方です。全体の決まりのページには、全員に関係することだけを残します。

できないことと、Notionをやめる判断

Notionが向かない仕事もあります。決まりを作っても使いにくさが消えないなら、その仕事は他の道具に任せる方が早いです。

仕事Notionで起きること代わりの道具
承認の流れが厳しい申請(経費・休暇)承認の順番や差し戻しの履歴を固く管理しにくいkintoneのプロセス管理、ワークフローの専用の道具
何万行もある台帳絞り込みや表示が重くなるkintone、スプレッドシート、データベースの専用の道具
細かい権限(行ごと・項目ごと)ページやデータベースの単位でしか分けにくいkintone、Salesforce
帳票の印刷(請求書・見積書)決まった様式で印刷する作りではない会計ソフト、帳票の専用の道具
急ぎの連絡開かないと気づかない電話、LINE、Slack

Notionをやめる目安は、次の3つのどれかに当てはまるときです。

  • 3か月たっても、3つのデータベースのうち2つ以上が毎週更新されていない
  • 決まりを2回見直しても、同じ場所で同じ不満が出続ける
  • 主な仕事が上の表の「向かない仕事」で、Notionに置くために回り道をしている

やめるときは、全部を一度にやめなくて構いません。議事録とマニュアルはNotionに残し、台帳はkintoneに移す、のように分けるのもひとつの答えです。道具ごとの向き不向きは「Notionとkintone・Confluence・Googleドキュメントの比較:どれを選ぶか」で比べています。

よく詰まるところ

症状原因直し方
同じような議事録のページがあちこちにあるページを作る場所が決まっていない議事録のデータベースを1つにし、ほかのページを移してから消す
検索しても古いマニュアルが先に出る古い版を残したまま新しい版を作っている古い版は消すか、アーカイブ用のデータベースへ移す
毎朝開くと重い行とプロパティが多いビューを開いている見せるプロパティを減らし、フィルターで今月分だけにする
講師が日報を書かなくなったスマホで入れる項目が多い日付・講師・ひとことの3つだけの入力用ビューにする
頼みごとがLINEに戻ったLINEで頼まれても受けてしまう「タスクに入れてください」と返す決まりを代表が守る
通知が多すぎて見なくなったメール通知とプッシュ通知の両方が届いている「設定」→「通知」でどちらか1つにし、見る時間を決める
担当の通知を止めたいと言われるユーザーのプロパティの通知は本人が止められない担当は1人にし、関係者はテキストやコメントで知らせる
決まりのページを誰も読まない長すぎる表2つと箇条書きだけにし、スタッフ会議で1回画面を見せる
データベースが10個以上あり、どれも半端最初に作りすぎた毎日使う3つを残し、ほかはアーカイブして必要になったら戻す
代表しかNotionを触っていない他のスタッフが開く理由がないスタッフ会議で議事録とタスクを画面に出し、会議の中で書く

次にやること

決まりのページを置く場所と、チームスペースの分け方は「Notionのワークスペース設計:チームスペース・ページの階層・名前の決まり」にあります。まだメンバーを招待していないなら「Notionの導入手順:会社のワークスペースを作り、メンバーを招待する」から始めます。3か月目に足すマニュアルを古くならない形で置くには「Notionで社内wikiとマニュアル:探せて古くならない置き方」、Notionが自分の会社に合うか他と比べたいときは「Notionとkintone・Confluence・Googleドキュメントの比較:どれを選ぶか」に進みます。

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